きみの胸ポケット

きみの胸ポケット

作者 松越衣那

https://kakuyomu.jp/works/16817330663198118603


 学年一位を譲らないほど成績の良い坂東碧生と夏休みの図書室の水曜日担当となり、自分が知らないことや違う考え方をする彼に惹かれていくも、彼はシャーペンの茉凜が好きだった。そのままの彼が好きだと伝えて夏休みが終わり、友達として彼に会えなくなるのが寂しい話。

 

 多様性とは何かを考えさせられる作品。

 読む前は、きみの胸ポケットには何が入っているのだろうかと興味が引かれた。想像の斜め上いく展開は面白かった。


 主人公は、中学三年生の図書委員をしている井上ひかり。一人称、私で描かれた文体。自分語りの実況中継で綴られている。

 恋愛ものなので、出会い→深め合い→不安→トラブル→ライバル→別れ→結末の流れで描かれている。


 女性神話の中心軌道に沿って描かれている。

 かつては図書委員で夏休みの担当日を受け持っていたが、誰も利用に来ないので、現在は三年生の図書委員が自習勉強をかねて担当することになっていた。

 小学五年生から図書委員をしている井上ひかりは、夏休みの図書室担当日を決めるとき、冷房がよく効く席から移動するのが面倒だからと水曜日の席に座っていると、一年くらい前から学年一位を譲らないほど成績が良くなった坂東碧生と組むことになる。これまで話したこともない彼に、「おれ図書委員になってまだ四か月くらいで、慣れてないところもある。迷惑かけたらごめん」と挨拶される。

 第一週目。朝のシャワーを浴びていたら担当日だと思い出し慌てて図書室へ向かうと、彼はすでにカウンターにいた。冷房好きじゃなくてといわれ、いまだ暑さの中にいることに衝撃を受ける。

 返却日カレンダーを変えてから、英語の問題集に取り組む。隣の彼はペンを動かし数学を勉強していた。さすが学年一位とおもっていると「どうした?」と声をかけられる。とっさに「そのペン、書きやすそうだね」と当たり障りのないことをいう。昨年カア使っているお気に入りで、水色が綺麗だという。シャーペンの名前を聞くと「え、一応、マリン」と返事。「マリンか。海っぽいもんね」と返すと困惑されてしまう。シャーペンにはBAEと文字が彫られていた。どんな意味があるのか考えながら彼と距離が縮まった気がした。

 第二週目。カウンターに座って麦茶で一息つく。物理、化学、地学が苦手であり、今日は理科を勉強する。冷房のついていない室内に常温の風が首筋に触れ、蝉の声が大きくなる。一気に集中が切れると、消しゴムが床に落ちる。だるさから机にうつ伏せて休憩すると、彼が拾ってくれた。物は大事にしたほうがいいと言われ、問題集を見られる。井上ひかりなのに鏡の問題が苦手なことをいわれ驚くも、怒ったのではなくフルネームを覚えられていることにびっくりしたのだ。彼にどうしてそんなに勉強を頑張れるのか尋ねると、相棒を見つければやる気が出るかもとシャーペンを見せられる。

「マリンは相棒というよりも、なんていうか、こう……パートナーかな」「世界一だと、思ってる」告白みたいに生真面目な声だった。家に帰ったら、マリンを調べてみようと思うのだった。

 第三週目。暑さで勉強に集中できなかったので、今日は暑すぎるからと声をかけると「エアコンつける? いいよ」といわれ、普段家では二十六度だけど、二十八度に設定し電源を押す。彼は「地球温暖化問題ってさ、なんか、不思議だよね」「人間って、エゴのかたまりなんだなって、つくづく思わされる」「そうそう。でもさ、温暖化対策って何なのかなあっていうの、ずっと思ってるんだよね」と話してきた。いろいろ反論し、温暖化の原因は人間にあるからと話すと、「そう。人間が人間のために始めて、人間のために終わらそうとしてるのってなんか、すごいよね。結局自分勝手だなあって。不思議。こんなことを思うのは反社会的かな」言い返せない。

「生物が生き残ろうとするのは当然のことだから、そういうもんなのかもしれないけどね」彼のつぶやきにいつもそんなことを考えているのか尋ねると、いろいろとと言われてしまう。同い年の彼には見えている世界が違い、彼の向かう世界へ踏み出してみたいと思った。

 第四週目。お盆の時期は図書委員の当番はない。お盆くらいは休みにしてもらわないとねと祖父母に声をかけられ、自室へ行く。理科のワークをとき始めようとして、シャーペンのマリンをまだ調べていないことを思い出す。マリンという種類のシャーペンはなかった。彼とは良く話すようになったが、ふいに口から出た寂しいの言葉から、彼が好きなことに気づく。互いに顔を合わせてから一カ月も経っていないけれど惹かれ、会いたいと思い、来週は早めに行こうかと考えると大きなため息が出た。勉強は一回止めにしようとキッチンへ向かい、お昼の用意をしている母と祖母に「何か手伝えることある?」と声をかけた。

 第五週目。図書室に八時半につくように出ると、彼はもう来ていて、冷房を二十九度に設定していた。帰省したおみやげのクッキーを渡される。お返しするものがないといえば、そんなの大丈夫というので遠慮なくもらう。彼はお盆に、父方が住んでいる富山に帰省したという。井上は一歳のときに親が離婚してからは母の実家で暮らしていることを遠回りに伝える。帰省したいって思ったことはなくて、むしろ毎日会えて嬉しいって思ってる」

 彼は胸ポケットに手を当てながら、正月と盆にしか会えないから羨ましいと言った。お土産のクッキーは富山で有名なことも教えてもらう。おいしくいただくと伝えてから「あと、エアコンつけておいてくれてありがとう。そういう気遣いありがたい」と彼にお礼を言う。

 他の人に父がいないと話すと、大変だね」「何かあったら頼ってね」といわれたが、別に大変ではないし普通に暮らしている。彼は大変だねといわなかった。話を聞いて受け止めてくれたのが嬉しかった。そんな彼で良かったと思うと、やっぱり好きだなと思った。

 最終週。夏休み最終日。自習していると、この前のお菓子はどうだったか聞かれ、美味しかったと変えず。アキずに食べられそうな優しい甘さがとても美味しかった。

 彼は「ちょっと大事な話してもいいかな」前置きし、「井上って、恋愛したことある?」「いや、井上が好きな子がいてもいなくても、それが誰でも何でもいいんだけど」話してくる。うなずくと、「おれ、まりんが好きなんだよ」「そう、真凛。真実に凛としているで真凛」といわれる。だれのことだと考えていると、「よく、井上話聞いてくれたじゃん? で真凛の名前まで聞いてくれたじゃん。めちゃくちゃ嬉しかったし、何よりびっくりしたんだよ。ほんとに井上っていいやつだなって思って」と言われてシャーペンのことだと気づく。予想の斜め上を行く展開に体のほてりが静まっていく。

「こういうのを対物性恋愛って呼ぶのね。LGBTQIA+の中だと+だね。物が好きっていう。初恋の、一目惚れの相手なんだ、真凛は」そう話した彼に影が差し、「この前教室で、『エッフェル塔とかアニメキャラとかが本気で好きで付き合ってる人とかいるんでしょ』とかって言ってたクラスメートがいてさ。でそれを聞いたそいつの友達、なんていったと思う?」「『多様性とかっていうけど、そこまでいくともう何でもありだよね。ちょっと怖い』って言ったんだよ。ああ、おれはあいつにとっては怖いやつなんだなって思ったよ」「多様性って何なんだろうね」

人すら好きになったことがなかった自分にペンへの思いなんてわからないし、多様性をほんきでかんがえたことがないからわからないけれども、「真凛ちゃんのことを愛する坂東碧生のままでいいと思う」と答えるとと同時に、失恋したなと思い、なんとなく切なくて寂しくなる。自分の知らないことを知っていて、違う見方や考え方を持っている彼が好きだったから、「共感は難しいけど、理解することも難しいけど、でもそのままでいいと思う。坂東碧生くんは怖くなんてないし、そのままでいいよ」「そのままの坂東碧生が、私は好きだよ」と気持ちを伝えた。

 初めて伝えたのが井上で良かったと言った彼は、BAEは英語スラングで誰よりも大事な人みたいな意味だと教えてくれた。

 夏休みが明け、三年生の図書委員は昼休みに図書室に集まる。彼の胸ポケットには真凛が可愛らしさを振りまいていた。今日もご一緒ですかと声をかけると、うるさいと一蹴されてしまう。互いのことを伝えあったいま、委員会のときに顔を合わせるくらいで、友達として会えなくなることが寂しかった。

「今日もお綺麗ですよ」

「うるさいって言ってるだろ」

 真凛ちゃんはこれからも、彼の胸ポケットにいるだろう。


 三幕八場の構成で描かれている。

 一幕一場のはじまりは、三年生の図書委員による自習を兼ねた夏休み当番を決める際、水曜日担当になった井上ひかりは、昨年から学年一位をとるほど勉強ができる坂東碧生と組むことになる。

 二場の主人公の目的は、彼みたいに勉強ができたらと考えていたとき話しかけられ、とっさにシャーペンの書きやすさに触れ、名前を聞くとマリンと教えられ、ペンに掘られたBAEが気になりつつ彼との距離が縮まった気になる。

 二幕三場の最初の課題では、マリンはパートナーであり世界一だと思っていると教えられ、相棒をさがしてみれば勉強がはかどるか彼にいわれ、相棒を探してみると答えつつ、マリンについて調べようと思う。

 四場の重い課題では、エアコンから地球温暖化の話となり、人間が自分たちのためにはじめたことを自分たちのために終わらそうとしているのが凄くて、結局自分勝手で不思議だと話す彼。どんな世界が見えているのか、未知なる世界へ自分も踏み出したいと思う。

 五場の状況の再整備、転換点では、お盆は委員会の仕事もお休み。自室でマリンを調べるもそんな種類のシャーペンは見つからなかった。彼に会えないことに寂しさを覚え、好きな気持ちに気づく。来週は早めに図書室に行こうと思うと勉強に集中できず、お昼の用意をする祖母と母の手伝いに向かう。

 六場の最大の課題では、彼が父方の富山の実家に帰省し、お土産にクッキーをくれる。井上は一歳のときに両親が離婚し母の実家で生活してきたことを話すと、彼は大変だねとはいわず、受け止めてくれたことが嬉しくて彼が好きだと思った。

 三幕七場の最後の課題、どんでん返しでは、夏休みの最終日、彼はシャーペンの真凛が好きだと打ち明けられ失恋した気持ちになりながらも、そのままの彼が好きだと伝えると、BAEの意味を教えてもらう。照れる彼に可愛いじゃんというと無視されたけど、彼と話せてよかったと思う。

 八場のエピローグは、夏休み明け、昼休みに三年生の図書委員が集められたとき、クラスの違う彼に「今日もご一緒ですか?」「今日もお綺麗ですよ」と声をかける。高校も同じところへ行かない出そうし、友達として会えなくなるのは寂しく思うのだった。

 構成はいいし、良い意味で裏切ってくれる展開も面白かった。


 冒頭、《お知らせ》から始まっている。

 ただ、集まる場所が書かれていない。

 図書室なのか、空き教室なのか。

 冷房が効いている場所から動かずにいたら、坂東碧生と一緒になるのだから、ひょっとしたら図書室だったかもしれない。

 けれども、昼休みは図書室を利用する生徒もいるので、担当日を決めるだけなら違う場所だった可能性もある。

 ちなみに、彼は冷房は好きではないといっている。

 冷房が当たる場所の水曜日を選んだのは、冷房とは別に水曜日を選びたい理由があったのだろう。

 多様性の件で、「『エッフェル塔とかアニメキャラとかが本気で好きで付き合ってる人とかいるんでしょ』『多様性とかっていうけど、そこまでいくともう何でもありだよね。ちょっと怖い』って言ったんだよ」という友達が、図書委員にいたのかもしれない。

 その友達とは一緒の担当になりたくないと思ったから、逃げるようにして来たのが水曜日だったのではと邪推する。


 小学五年生から図書委員を続けて入っているのはすごい。

 何度か経験あるけれども、意外と人気がある委員会なので、決めるときは是が非でも委員になるという気迫と熱意にあふれていたのだろう。

 

 夏休みに部活以外で学校へ行くのも大変だ。だけど、自主勉強させる名目で三年生に担当させるのは、いいアイデアかもしれない。

 塾に通っていたり学校から遠方に住んでいたりする人にとっては、億劫に感じるかもしれないけれども。


「おれの? 去年から使っているお気に入りなんだ。この水色が綺麗なんだよねすごく」「まあ、そうだね。マリンは相棒というよりも、なんていうか、こう……パートナーかな」

 このペンのおかげで、彼は学年一位といわれるまでの成績がとれるようになったことがわかる。

 ペンの描写がよく書けているし、「BAEなんてかっこいい文字が藍色で彫られている」というところまで良く見ている。

 英語スラングの意味を後に語るところから考えて、彼が掘ったと思われる。

 意味は何かを考えているところが面白い。

「もしかして、ばんどう、あお、いー?」

 いーにしても、EではなくIだと思う。

 まさに「しょうもないな」である。


 主人公の井上は、「いいね。私も相棒、探してみる」といったのだけれども、相棒はみつかったのかしらん。相棒になりそうだった坂東碧生とは友達にはなれたけれども、関わる機会がなくなってしまうから相棒になれなかった。


 冷房いらないというけれども、今年の夏も暑かった。

 せめて扇風機を回して風を送らないと、室内でも熱中症になると思う。しかも、暑いと能率が上がらない。

 好きなシャーペンと一緒ならば、坂東碧生は暑さなんて関係ないのだろう。


 中盤、地球温暖化に話から人間がルールを決めてはじめたり終わらせたりする身勝手さをエゴといい、不思議といい、反社会的なのかなとまで口にする。

 あたりまえを疑う視点というのは、いつの世にも大事で、自分の中にある固定概念だけでものを見ていては斬新なデザインや発想は生まれてこない。

 凡庸な人達から見れば、奇抜でルール破りにみえるほど自由に行動したからこそ、いままでになかった新しい形で世の中をかえていくのだ。

 新しさと生み出す力のある人は、普段から理解されないだろう。奇異な目で見られ、反撥を食らい、嫌な思いを嫌というほど経験しているだろう。

 坂東碧生もまたそうに違いない。

 ホライゾンという言葉がある。

 視野という意味も持ち、地平線のようにはるか彼方までの広がりを持って、相手と行きていきたい願望が生じる言葉である。

「彼の向かう未知の世界に、足を踏み出してみたいと思った。進んでいく彼の腕を、摑んでみたいと思った」と井上が抱いたことはまさに、自分の視野を広げて相手を理解しようとしたのである。

 このとき、彼への淡い思いを抱いたといえるであろう。


 会えないときに会いたいと思うのは恋である。

 惚れて通えば千里も一里も広い田んぼもひとまたぎ、といった心境だっただろう。だから「来週は、早めに行ってみようか」と彼への想いにあふれてしまう。勉強どころではない。


 坂東は冷房をつけて先にいるところが、彼のいいところ。

 富山のお土産を買ってきて渡すのも、気遣いができている。

 彼には愛するパートナーであるシャーペンのマリンがいるので、井上に対して下心があるから冷房をつけたり、クッキーを持ってきたりしたわけではない。

 彼の優しさ、善意である。

 こういうところもまた、惹かれてしまう要因であろう。


 富山県産小麦粉と卵を一〇〇パーセント使用して、富山の名産品を練り込んだ 富山の『きときとクッキー』を買ってきたのかもしれない。


「二世帯住宅……というよりも同居かな。私一歳の頃に名字変えて、お母さんの実家にお母さんと引っ越してきたの」

 すごい回りくど言い方をしている。

 嘘はついていないし、事実を説明しているだけである。

 彼の反応、「そっか。確かに毎日会えるのはいいよね」が素敵である。くわえて「おれは正月とお盆にしか会えないから、羨ましいわ」「そのお菓子さ、富山で有名なんだ。おれの家でもめちゃくちゃ人気だし、おいしいと思う。何箱か買ったから、母さんが一つ持ってけって」

 受け止めて、感想をそえて、話題を変える。

 相手への配慮を怠らず、気配りも忘れない。

 実に、できる大人の対応だ。

 彼のような対応力を見習いたいものである。

 

 彼からお菓子の感想を聞いている。

 井上は前回、クッキーを頂いたのだから、聞かれる前に答えなければならないのだけれども、こういう経験を経て、できるようになっていけばいい。


「確かに何箱か買っても飽きずに食べられそうな優しい甘さで、とてもおいしかった」くどくない甘さだったのだろう。


 彼が自分の秘密を打ち明けたのは、井上の親が離婚して実家で祖父母と生活している話をきいたからかもしれない。それ以前に話をしてきて、互いに距離感を詰められてきたからもあるだろう。

 なにより、シャーペンの名前を聞いてくれたことが、嬉しかったらしい。

 井上自身、とくに意味があって聞いたわけではなかったのだけれども。

 恋人がくれたお気に入りの品を褒められて嬉しくなる感覚に近いのかもしれない。


 淡い恋心を抱いていた主人公は、「失恋したな。別に告白する予定もなかったし、淡い淡い恋心だったから失恋のショックなんてのはないけれど、何となく切なくて寂しい。でも私は、坂東碧生のこういうところが好きだったんだ。素っ気なく見えるけど実は優しくて、私の知らないことを知っていて、私とは違う見方と考え方を持っていて。そんな坂東碧生が私は好きだったんだ」ショックを受けながらも受け止めて、距離を取りながらも冷静に、彼のことが好きだったんだと思えていく流れが、実に冷静である。

 先に、親が離婚したときに彼が撮った大人な対応を学んでいるから、「共感は難しいけど、理解することも難しいけど、でもそのままでいいと思う。坂東碧生くんは怖くなんてないし、そのままでいいよ」自分お気持ちを素直に伝え、「そのままの坂東碧生が、私は好きだよ」ラブではなくライクだよと言えたのだろう。

 これで彼女の初恋は終わったのだ。


 夏休みの終わりとともに一つの恋が終わり、友達としての関係性が生まれるも、クラスは違うし高校も一緒になることはないから、寂しさを感じつつ湿っぽくならないように、「今日もご一緒ですか?」「今日もお綺麗ですよ」と茶化すわけではないけれども、笑って終わっていくのが素敵だと思う。

 ラストの「真凛ちゃんはきっとこれからも、きみの胸ポケットにいるのだろう」この一文で、彼の胸ポケットがクローズアップされて終わっていく感じがして、上手くまとまっている。


 読み終えて、タイトルが良かったと思う。中学生の初恋が上手く描かれていたし、多様性を取り入れていて、時代性も感じられた。余韻もいい。

 相棒を見つけることが集中できる要因になることも描かれていて、全体的に上手くまとまっていて面白かった。 

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