墜死体とブルー

墜死体とブルー

作者 見咲影弥

https://kakuyomu.jp/works/16817330662699361512


 九月十九日午後二時三十分ごろ、**県**高校文化祭中で三年五組の水向晴が北校舎の屋上から転落死した事件は、茅野彩雨と揉めた際、足を滑らせて転落したためだと自首により明らかとなった話。


 疑問符感嘆符のあとはひとマスあける云々は気にしない。

 ミステリーもの。

 実にいたたまれない。

 本作の事件の火種は、どこにでもありそうに思えるからこそ、悲しさに誘われてしまう。

 青春の青とは、まるで血の色だ。

 本作と同じような形式の作品が、二年前のカクヨム甲子園のときにあった『とある少年の話』を思い出す。


 主人公は、各証言者。一人称は、私、僕、俺で書かれた文体。証言者の録音のため、質問に対しての返答、自分語りで綴られている。最後の『終、希望の青』は水向晴。一人称、俺で書かれた文体。

 各証言者の名前の頭を読んでいくと、「かきごおり」になっている


 それぞれの人物の思いを知りながら結ばれない状況にもどかしさを感じることで共感するタイプの中心軌道に沿って書かれている。

 また、三幕八場の構成に準じて作られている。


・一幕一場のはじまり。

 九月十九日午後二時三十分ごろ、**県**高校にて、文化祭中に三年五組の水向晴、十七歳が北校舎の屋上から転落死した。非常階段のフェンスを通り越して墜落しているため、事故ではなく自殺の線も浮上したことから、当該生徒と関係があった人物と後日面談し、真相究明に有力な証言となったため、証言者の許可を得て録音した音声を書き起こしたものである。

・二場の主人公の目的。

 三年五組の茅野彩雨の証言。

 五組は難関校志望の子が集まるクラスで、彼とは初めて同じクラスになった。印象は明るい子。仲良くしていた。

 当日は、二時から一時間のシフトが入っていたが演劇部の後輩がスツ園する舞台を見に行きたくて、水向は他の人にもシフトを頼まれていたが、いいよと交代してくれたという。

 文化祭の委員をしていた彼女、三年五組の出し物はかき氷に決まったときは天気に左右されるため、不満だったという。当日は薄曇りで気温もいつものように上がらず、赤字にするのが嫌だったのでクラス全員、一人一個は買うようお願いした。彼が買ったかどうかはしらない。不慮の事故だったと思っている。「彼のような優秀でその上思いやりのある人がこんな形でいなくなってしまうなんて、本当に悲しいです」

・二幕一場の最初の課題。

 三年五組の桐生零士の証言。

 彼とは一年からずっと同じクラス。聖人みたいな人で、コミュ力のない桐生にとっては学校で唯一心を許せる人だった。体育のとき、組んでくれるペアもなく一人でいると、水向には先約があったにもかかわらず組んでくれた。理由を聞いたら「静かそうだから」と言われて自然にツッコめた。以来、事あるごとに話しかけてくれるようになったという。文化祭のとき、午後からフリーだったのに一緒に回らないかと彼を誘うと、「他の奴に頼まれちゃってさ、ごめん」と済まなそうに断ってきた。水向きがかき氷を買ったかはわからない。午前のシフトが終わった後は教室でずっと本を読んでいた。

 同じクラスの女子の五反田が毛嫌いしていた。

・四場の重い課題。

 三年五組の五反田蜜果の証言。

 水向晴を殺したいほど大嫌いだった。人格者はムカつくから。いつでもヘラヘラ笑って、渡り鳥のようにグループを行き来し、どこからも認められる。スカしてる感じ。勉強も人望も、何もかもが一番で五反田は万年二位。クラス委員長を決めるときも、多数決で彼が決まったのに席に戻ろうとした彼女を呼び止め「やっぱり、重役は僕には向いてないよ」と委員長の座を譲ってきた。彼から役を奪った悪人のレッテルを貼られた五反田にとって、苦手で大嫌いな人。

 二時前、校舎の方へ向かって歩いているのを目撃している。シフト表には二時からの枠に名前があるのに苛つきながら。彼女だろうと推測している。当日五反田はメガネを忘れ、誰だったかはっきりしない。男が水向きとわかったのは、シルエットでもわかってしまうから。

 保健室の先生とで来ている、という噂があるという。

・五場の状況の再整備、転換点。

 養護教諭の緒賀沢真唯の証言。

 水向晴は弱い子だった。ニ年のとき体育のリレーで五周走った後、自分で引き受けて代走で五周走って熱中症になって運ばれてきたことがある。

 彼と同じ年に弟を熱中症で亡くしている彼女は、生徒を弟のように思っているのだからと話してから、水向は友達のところを訪れる感覚で保健室に来るようになった。事務仕事をする傍らで、彼はベッドに寝転んではときどき友達の話をする。名前が上がるのは二人だけ。

 三年五組の担任が話した、クラス委員長に推薦されるも謙虚なことに自分から譲った彼の勇姿と、いままで見てきた彼の姿が重ならなかったことに驚いたという。彼女には、水向がいじられキャラに

思えていたという。保健室に来るのも、助けを求めていたのではと考えていたという。

 文化祭当日、十一時すぎにかき氷を持って保健室を訪ねてきている。ため息を付いて入ってきたので理由を聞けば、シフトを沢山押し付けられた、と。寒い日にかき氷をよく食べるなと思い聞くと、クラスの人は一人一個強制だからと苦笑。二個目は無理とぼやいていた。彼はメロンのかき氷を食べていた。

 彼の恋人は知らない。自分でもない。彼女の見解としては、行き過ぎたイジりが辛くなって文化祭という一番楽しい思い出を最悪の思い出にしてやろうと自ら命を絶ったと考えている。ひょっとしたら、もっとはやく彼の痛みに気づいていたら良かったのではと思い、これからも誠心誠意生徒と向き合っていくとする。

・六場の最大の課題。

 三年一組の陸本瑠々子の証言。

 水向晴はどことなく翳りのある人。話題に上がると、友達との意見が食い違う。友達はいつも明るくってヘラヘラしてるというが、彼女は会う度にいつも陰鬱そうな顔をしている水向をみている。

 一年の頃から面識があり、図書委員で放課後にはカウンター当番をしていたので、彼が図書館のヘビーユーザーだということを知っている。彼は無表情で感情を読み取れない。

 ニ年のとき、声をかけると読書中にちょっかいかけられるのは好きじゃないと言われる。読み終わるまで待っていると観念して、変わった人だって彼に言われたので言い返し、その後は二人でカフェでとりとめのない話をしたという。以来、親睦を深めてきた。といっても、図書館で生産性のない会話を指摘tだけ。

 全部を自分一人で受け入れようとする優しい性格だったので、保健室にいくのを提案する。が、養護の緒賀沢先生にも話せなかったとしり、そうだと思うと納得。

 少しだけ良い変化は起きていた。クラスに一人、本当の友達がいると教えられた。大人しく静かで、一緒にいると落ち着くし、ちゃんと友達として見てくれてる優しい子。その友達のことを「レイちゃん」と呼んでいた。

 事件当日、一組はかき氷の屋台の真正面で焼きそばを売っていた。

 彼は朝から一時間以上屋台にいた。彼女が一時半前にテントに戻ってくると受付に彼がいた。今日は遊べたのか聞くと、彼は悲しげに首を振り「レイちゃんと回りたかったけれど、三人にシフトを頼まれてしまった」と嘆いた。断ればよかったのにと言うと、彼は「断るのも悪いかと思って」と弱気なことを口にしたので、「いい人って言葉に惑わされちゃ駄目。皆あなたのことを都合よく使っているだけなんだから。あなたはあなたの意志で動かないと。本当は友達と回りたかったんじゃないの」「シフトを断るのが悪いと思うんなら、親友の誘いを断るのも悪いと思いなさいよ!」と大きな声で言ってしまった。

 彼は真剣な顔で「わかった」と頷いてテントから出ていった。

「あんたもアオハル楽しみなさいよ」とおどけて言ってみたら、嘘偽りのない、本当の笑顔がみえた。それが彼女が最後に見た彼の姿だった。

 自殺説を否定する彼女。おそらく、彼は第三者と北校舎の階段に登った。第三者が名乗り出ないのは彼を突き落としたから、と考えている。

・三幕七場の最後の課題、どんでん返し。

 *の告白。

 先輩はブルーハワイみたいだと、後輩くんに言われた。

 昨年、部活メンバーと地元の夏祭りにでかけた際、男女にわかれデートみたいなことをしようとなり、彼とペアとなる。

 ベンチで待っててと言われ、彼はブルーハワイのかき氷を買ってきた。人工物っぽい色が好きではなかったので、選んだ理由を尋ねると、「ブルーハワイってミステリアスでしょう。だから、食べるまで全く予想がつかない」といわれ、「オレ、先輩が好きです」と続けた。演じているときより練習している何気ない姿に胸の高鳴りを感じたという。両片想いだった二人は、互いの味を確かめあった。以来、ブルーハワイが好きになったが、その青が彼女を追い詰めたという。

 文化祭当日の朝、「今日の文化祭の劇は自分が主演をやってるから見に来てほしい」と後輩が伝えに来る。重要なことをもっと早く教えてくれないのか聞くと、忙しそうにしていたので邪魔したら悪いと思って、とのことだった。

 彼のクラスの劇は二時から。丁度シフトと被っていた。困っていたところに水向が通りかかり、彼とシフトを交代してもらった。

 午前中は後輩くんと屋台や展示を巡り昼を過ぎると、彼は劇の準備があるからと控室へ。劇を見る前にブルーハワイを食べようとおもって買いに行き、劇が始まるまで体育館前で待っていた。すると、水向に肩を叩かれる。お祭り騒ぎで聞こえなくて、北校舎の方へ行くもうるさかったので四階くらいまで上がればと踊り場まで移動した。彼は、シフトを代われないといい今日に限ってどうして酷いことするのといったら、いつも笑っている彼が別人になったような顔で「もう俺はおまえらにとって都合がいいだけの人間にはならないから」と背を向けて階段を降りようとする。

 待ってよと腕を掴むと、勢いよく振り払ってきた。はずみでブルーハワイが踊り場に散乱したとき、形容詞が対怒りが込み上がってきた。

 みんなして自分ばかりに責任を押し付け、あんただって頼りにされてまんざらでもなさそうな顔をしてたじゃない、と叫びながらありったけの力を込めて彼を押した。彼はよろめき、フェンスに寄りかかろうとしたとき、不幸なことに溶けたかき氷で足元が濡れていたためバランスを崩し、のけぞる世に後ろへ倒れていった。真っ先に後悔したのは床に落ちたブルーハワイ。愛しき人との思い出の味を汚したことに。

 自首した理由は、劇を見た後、控室で後輩くんに会いに行ったとき、真っ白なソックスに青い水玉模様がついていた。屋台でシロップを落としてと誤魔化して履き替え、誰にもバレなかった。が、後輩くんに「先輩が、水向さんを殺したんですか」とファミレスで聞かれたという。五組に行ってどこのシフトにも入っていないことがバレてしまうも、彼には殺人を告白することはできなかった。

 青い汚れが落ちないソックスを洗う度に、彼の血を洗い落としている気がしてなんてことをしたのだと思ったとき、「先輩はブルーハワイみたい」と言われたことを思い出し、感情を制御することができずに自分が壊れたときの血だと気づく。

 こんな自分は後輩くんにはふさわしくない。自ら幕を下ろそうと思い自首したという。

・八場のエピローグ

 終、希望の青。

 陸本瑠々子に背中を押された水向は、今日こそは断って最後の文化祭を楽しむんだと中庭を走り抜けていく。体育館の近くで、ブルーハワイ味のかき氷をもった茅野彩雨をみつける。これが終わったら、青いTシャツを着たみんなと同じように桐生零士を誘って文化祭をまわろうと思うのだった。

 

 登場する人物の、立場や性格が、よく描きわけられているところが良かった。とくに、証言を聞くことにとって水向晴の印象がどんどん変わっていくところが面白い。

 しかも、屋上へと通じる階段を女生徒と一緒に昇っていう姿を目撃されつつ、仲の良かった二人の生徒のうち、一人をレイちゃんと呼んでいたことが明かされ、一緒にいたのはレイちゃんという人物なのかと思いながら真相に迫っていくと、どんでん返しが起きて真相が明らかになる。

 この展開がすごく良かった。


 序で、事故ではなく自殺であるという線も浮上したため、「生徒と関係があった人物と後日面談し、生徒の人物像を探ることにした。なかでも真相を究明する為に有力な証言となったものをここに記載する。以下の記録は証言者の許可を得て録音した音声を書き起こしたものである」とあるのだけれども、誰が証言者の記録を取り、録音音声から書き起こしたのかが、明記されていないのでモヤッとした。

『*、告白』をしている茅野彩雨の証言の中に「どうして自首してきたのか?」という問いかけがある。

 このことから、おそらく証言の記録を取って、音声から文章に書き起こしたのは警察だと推測が成り立つ。

 だけれども、他の人物からの証言には聞き手側の存在がカットされているので、誰が記録しているのか、警察なのだろうけれども、新聞記者とかジャーナリストとかの可能性も若干捨てきれない。


 綿矢りさがある小説を書こうとして色んな人にインタビューをした際、相手の話の二割が質問に対するもので、残り八割は質問とは関係ない、相手が話したいことだった、と書かれた記事を読んだおぼえがあるのを思い出す。

 質問に対して、証言者自身の話も良くしているところは現実味を感じる。

 とくに、男子と女子の考え方の違いもよく現れている。

 グループを梯子してることに対して「男子ならではの感覚でしょ。多分私が五組の女子にそれやったら総スカン食らいますね」と茅野彩雨がいっていて、五反田蜜果が「渡り鳥のようにグループを行き来し、どこからも認められる。一見素晴らしい人のように見えるかも知れませんが。彼が内心あたしたちを馬鹿にしてるような気がしてならないんです」と、僻まれている。

 同じクラスの他の女子から話を聞いたら、似たような意見が出てきたかもしれない。

 男子の証言は、友達がいなくてもいいと思っている桐生零士しかいないけれど、「グループを渡り歩く時の繋ぎ、ある種休憩みたいな、そんな感じだったんでしょうね。今となっては彼の腹の内は分かりませんけど」「ほんと。あっちからしたら、僕は二番目、いや、それ以下だったのかも」と思っていたことが伺える。

 

「僕は悲しくなんかないですから。そんな、友達っていうほどの関係じゃないですし。目が赤いのはさっき痒くて擦ったせいですから」と桐生零士は泣いていた様子が書かれている。

 きっと、五組で彼が亡くなって本当に悲しんでいるのは彼だけかもしれない。


 犯人は最初に登場させるというセオリーどおり、茅野彩雨が最初の証言者として登場している。

 改めて読めばわかるとおり、基本的に彼女は嘘はいっていない。

 しかも、すごいことに本当のことしか言っていない。

「演劇部の後輩くんが主演をするらしくって、絶対見に来てねって当日の朝に言われたものですから。それがどうしても、何としてでも見たかったんです」と答えて、見に行く理由を秘密にしているのは、好きだし恋人だからもあるだろう。

 けれども、「ふふ、ヒミツでーす。それで、ですよ」と話題を変えて隠そうと思った一番の理由は、茅野彩雨にとって後輩くんは大切で守りたいし、巻き込みたくなかった。なにより彼に犯人だと知られたくなかったから、秘密にしたのだと考える。

 

「今年のTシャツのデザインを考えたのも私です。正確には文化委員会で決めたんですけど。青色、私好きなんです。だからカラーはそれがいいってゴリ推したらすんなり青になっちゃいました」とある。

 後輩くんとのブルハワイのエピソードが出てくる。

 ブルーハワイは好きではなかったけど好きになったところから、Tシャツの色を青にしたのだろう。

 彼女にとって、それほど後輩くんのことがとても好きだったのだ。

 

「最後に」といって、「一部では自殺説なんて出てますが、私は信じません。底抜けに明るかった彼が、そんな行為に及ぶはずがない。運悪くバランスを崩して転落してしまった、不慮の事故だったんじゃないかって、私はそう思ってます」と答えている。

「運悪くバランスを崩して転落してしまった」なんて、犯人にしか知り得ないことを正直に答えている。自殺説まで否定して。

 彼女は何も嘘をついていない。

 こういうとこに彼女の真面目さがあり、だから文化祭の委員も任されてしまって、楽しみだけはしっかり奪っていくようなクラスの連中にイライラが募っていったのがわかる。


 陸本瑠々子が、水向が満面の笑みを浮かべて笑っているのをみて、「引き攣ったような笑い方というか。本心では絶対笑ってないってことが分かるような」と表現しているように、クラスの連中に気を使う振る舞いをしなければならなかった彼自身の弱さも問題なのだろうけれども、そうせざる得ない状況を作り出しているクラスメイトにこそ、今回の事件が起きる一番の原因がある気がする。


 陸本瑠々子が仲を深めて、会話ができるようになってきたのなら、「保健室に行ってみるよう提案」するよりも先に、「いい人って言葉に惑わされちゃ駄目。皆あなたのことを都合よく使っているだけなんだから。あなたはあなたの意志で動かないと」ということを伝えなくてはいけなかったと思う。

 なかなか言い出せない彼の性格を知っているのに、彼女は大人に力を借りようと後を任せたのがいけない。

 保健室に一緒に行って、彼女も同席しながら事情を説明して協力するようにすれば、今回の事件は起きなかったかもしれない。

 

 陸本瑠々子が、「その人物が晴くんを突き落とした、つまり――晴くんを殺したんです」と、屋上に一緒に登っていく第三者を犯人だと語っている。

 彼女は「疑わしき人物は誰か? もう分かるでしょう」と自信満々にいっているけれども、同じクラスはないから茅野彩雨と会っていないし、犯人だとはわからないはず。

 彼女が訴えているのは「私は、晴くんを利用した人たちを、そして彼を突き落とした犯人を絶対に赦しません」なので、そもそも五組全員が共犯だといいたのだ。

 たしかに、そのとおりには違いない。


 水向は、桐生零士をレイちゃんと呼んでいる。どうして同級生の同性にレイちゃんと呼ぶのかしらん。呼び方は自由なのでいいのだけれども、友達以上に彼が好きだったのかしらん。

  

 読み終わって改めて読み直すと、よく考えられて書かれていて、すごいなと感服する。タイトルも、なるほどねと納得する。

 いい出来である。

 青春の青が血の色に思えてくる。

 どこにでも起きそうな、実に痛ましくも悲しい事件だ。


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