(総文字数2000字)

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あらすじ

　特別な矢を扱う仕事を生業としている主人公は、昨日無駄打ちしてしまった特別な矢を回収する為に現地へ向かう。

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　こちらは【昨日失くした涙】というお題に応えて二千文字以内で物語を書き切るという自主企画に応えて書いたものです。

　昨日 ― 失くした ― 涙、と分解すると、三題噺のお題になりそうなお題でしたね。お話を思いつくのにそこそこ時間がかかったものかも知れません。

　そして、今読み返すと、説明の不足がありますね。でも、レギュレーションの2000文字以下に抑えるならば、ある程度は仕方がなかったのかも知れませんが。

　さて、私はヒトの可能性を描いた人間賛歌を書きたいと願っています。でも、それと同時に、ヒトの弱さや醜さへのネガティブな視点も持っているのでしょう。久しぶりにこの物語を読み返してみましたが、この物語の結びは『ヒトなんて弱く、くだらないものだ』と、ヒトを否定しているようにも思えます。

　どうですかね。

　そんな事はないのかな。

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　それでは聴いてください。

　Faye Wongで【Eyes On Me】

(良かったら、YOUTUBE等で【Eyes On Me - Faye Wong】と検索してみてください)

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