友の会 ☆☆☆

【友の会】https://kakuyomu.jp/works/16816927861690528087

(総文字数3751字)


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あらすじ

 年老いた晴子は長年連れ添って生きて来た洋介に看取られその生涯を閉じた。まるで孫のような瑞々しい洋介のその手で、枯れ木みたいな自分の手を握られながら。

 そして、気が付くと晴子はおかしな空間にいた。そこには何人もの若く美しい女性がいて、皆が晴子を歓迎してくれている。戸惑いの中、晴子はそこに少しずつ馴染んでいく。

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 この物語も随分前に書いたものですが、設定が気に入っているので私の中で内容が古くなっていないものです。読み返しても『あぁ、この感じ、やっぱり好きだな』と思います。


 さて、大麻が合法な国が増えている昨今、大麻ってそんなに安全なの?という疑問があります。まぁ、私は酒もタバコもやりますから、健康志向の人間ではないのですが、違法薬物が脳に強力な快楽経路を拵えてしまうという情報を得てからは、違法薬物への大きな恐怖を持っています。


 その違法薬物というのはコカインやヘロインや覚せい剤等であって、大麻はそこに並ぶものではないのかも知れませんし、依存性ではタバコやアルコールの方が大麻よりもよほど危険だという話もあります。


 でも、日本においての違法薬物を摂取して、取り返しのつかないダメージを脳に負ってしまっては、完全な自己責任になりますから、どれだけ安全だと言われても日本で違法である以上、大麻に手を出したりしませんが。


 普通の病気やケガで内臓や骨にダメージを喰らう事も怖いものですが、何より脳へのダメージってめっちゃ怖いですよね。病気やケガでも脳へのダメージってめっちゃ怖いのに、訳の分からない違法薬物によって作られた脳の中の快楽経路に抗えないというのはそれにも増して本当に怖い。


 そういう恐怖をこの物語の中に書こうと思ったのかどうか、それはもう覚えていませんが、そういう恐怖は昔から持っていましたから、この物語の展開にそれが影響しているのはおそらく間違いありません。


 と、いう訳で、この物語は是非読んで頂きたいものです。

 短いものなので、良かったら、空き時間のお供にでもして頂けたなら幸いにございます。


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 それでは聴いてください。

 柴田淳で【紅蓮の月】

(良かったら、YOUTUBE等で【柴田淳 - 紅蓮の月】と検索してみてください)

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