沼に毬 ☆☆☆

【沼に毬】https://kakuyomu.jp/works/16817330652396799039

(総文字数5000字程度)


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あらすじ

 共通の知人であるユージへの思いを語る依子。それを呆れながら聞いていたのがこの物語の主人公のアリコ。友達の惚気とも愚痴ともとれる話を聞いた日の翌日、アリコはユージにたまたま会う。そして、「ちょっと付き合いなさいよ」とユージを誘い、アリコはパブへ向かう。

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 これは、【沼らせ男 沼らせ女】というテーマで書かれた小説をカクヨムが募集していた時に書いたものです。私はこの時まで【沼らせ男 沼らせ女】というワードが一般名詞になっている事を知りませんでした。(現在においても一般名詞と言うにはちょっと弱いような気がしますが)

 でも、アイドルとかアニメとかスポーツ観戦だとかに【沼る】という言い方でハマった事を自ら言う人は増えていましたし、この言葉の概念は割とスッと飲み込めたように思います。


 ただ、沼らせる男と沼らせる女。これらをどんな切り口でどんな風に表現しようとなった時、アタマを捻った事を覚えています。

 そこで、生まれたのがユージという男性キャラクター。沼のように魅了された女を取り込んで翻弄してしまう天性のモテ男です。依子とアリコはその沼の周囲にいる女性、あるいは沼にハマってしまった女性として描きました。


 腹立ちますね、こういう天性のモテ男って。私は非モテ人生を半世紀歩んできたものですから、本当に腹が立ちます。ムカつくし、けしからんし、羨ましい。


 ま、自身がモテ街道を歩んできたならこのような物語は書けなかったでしょうから、結果オーライっちゃ結果オーライなんですけども。


 ほんでもって、ナチュラルボーンモテ男への私の僻みはもう一つの沼らせ男テーマの物語【A glass of water】において、ユージーンという男を生み出しています。コイツは別の機会に取り上げますけど、私にはユージという友人がいないのに、なんでこんなにもモテ男にユージという音を当てたがるのでしょうか。


 おっと、そんな事はどうでもいいですね。

 失礼しました。


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それでは聴いてください。

Creepy Nutsで【阿婆擦れ】

(良かったら、YOUTUBE等で【Creepy Nuts - 阿婆擦れ】と検索してみてください)

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