灰の山 ☆☆
【灰の山】https://kakuyomu.jp/works/16817139556426035259
(総文字数1900字程度)
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あらすじ
男の目の前にある札束は紛れもなく現実で、それが自宅のテーブルの上に無造作に積まれているのは、確かに依頼を請け、それに応えたからこその報酬である事は間違いない。しかし、これで良かったのだろうか。医者である主人公は同じような考えを悶々と繰り返す。
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KACのお題に応えて物語を書くという事はそれまでにもやっていたのですが、見ず知らずのカクヨム作家さんの自主企画のお題に応えて書いたのはコレが初めてでした。クロノヒョウさんが主催されている2000字以内でお題に沿った物語を書き上げろという自主企画に初めて参加したのがこの物語でした。
これ以降、私はKAC以外のお題企画にちょくちょく参加するようになります。2000字以内に収めるというのは中々難しいものですが、小説版の大喜利といった感じで、脳の瞬発力を鍛える感じがとても楽しいです。
私が他者の作品を読む時に求めるのは意外性だったり、どんでん返しだったり、伏線に見えない伏線をキレイに回収する様だったりします。小説って、もちろん、それが必須ではありませんし、読者の想像どおりに進んでいく物語の良さというのもあるのでしょう。
でも、私が敬愛して止まない作家は星新一と伊坂幸太郎ですので、私は彼らに憧れて、物語の中に読者を驚かせるようなアイディアを入れ込みたいという欲があるんですね。
私が今までに書いた物語の全てがそうとは言えませんが、読んでいる方に
「ふんふん。なるほどそういう導入ね。ふんふん」
↓
「あー、うん。自然な物語構成で読みやすいし共感も出来るね」
↓
「え、そういう事? マジか。そう来るとは思わなかった。ビックリだ」
みたいな体験をして欲しいと思って書いてるんですね。
まだまだですけどね。
その欲を満たすには2000文字ってのは本当に少なくて、いつも頭を悩ませられます。
でも、2000文字の中に過不足なく上記の私の企みが全て入ったと思えた時は凄く興奮しますね。
と、いう訳で、この物語は2000文字お題チャレンジという合法ドラッグに出会った記念すべきもの、なんです。
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それでは聴いてください。
BLUE ENCOUNTで【FREEDOM】
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