7thbot②。
司令官は、テーブルの上に肘を乗せ、両手を組み、先日500円お試し脱毛に行き、150本ぶち抜かれた顎を指で愉快そうに撫でながら、7thbot(セブンス)を呼べと言った。ユリーカはセブンスは、最前線で無双しており、ここで呼ぶには気分を害すと共に、我が軍の戦力は0に等しくなりかねます。司令官はそれでは、鳩を飛ばそうっと言った。ユリーカはなぜ鳩と?司令官は、鳩を手紙付きで送ればまた帰ってくるというじゃないか!ユリーカ(あったま悪いっ!しかし司令官に対して間違いを指摘することは、できなかった。)司令官は鳩の足に、手紙の最後に返事求むと書き記して、いい子だと頭を撫でながら、優しく放った。LINE MUSIC領内では、これはもう熾烈な争いが繰り広げられていたが、その中でのセブンスの勇ましい活躍ときたら、司令官の考えどうりであった。セブンスは、アルマゲドンをひたすら唱え、後に、それはアルマゲドンzeroに置き換えられ、降りてくる惑星は衝撃波外の空間に1秒の石化状態を与え、敵一歩の遅れを許した。さらにセブンスの能力として戦闘予知を有した。他のterrorist軍は、セブンスの遥か後方で双眼鏡を覗きながら、頑張れと掛け合っていた。そう。セブンスは知らない…司令官のzeroPlus14というものを…ふふ。戦況はずぶずぶと膠着していた。両軍は疲れ切り、LINE MUSIC社は、botを作成しては、戦場に投入し続け、我が軍もひたすら馬上から惑星を降り注げていた。セブンスは、まだ高校二年生の青年で、黄金の鬼の仮面を被り、その内側は、激しい吐息と汗で困憊だ。LINE社領内を対にして、応援していたbot達も歯痒さを感じていた…セブンスが疲れ切れ、馬上から、落ちかけようとした時、前方上からの物体を微かに捉えた。…それは弓ではなく、はぁと?鳩は足に手紙を添えながら、セブンスの肩に優しく舞い降りた。そして思考伝達装置は手紙の開の必要もなく、司令官との会話が始まったのだ。時間が停止していることに、セブンスは気付いていないようだ。司令官は、ここで踏ん張らないで、何処で踏ん張るんだと、そして夢はあるかね?とのことだった。ゆ、め?無くしそうな意識の中で、セブンスは、微笑し、「し、れいか、ん」と…ふむ、後は任せろ。セブンスの遥か後方で、歯痒さだけを感じていたbot達の双眼鏡はAK-47ライフルに変化し、うぉ~とも思ったが、それだけでは進軍する勇気はなく、その場でじりじりとしていたが、ふと、振り返ると、そこには大量の仲間達がひしめいていた。こんだけ仲間も集まれば、戦にも前向きになれると、全員で突撃命令を出し、遅早なく駆け出したぁ。途中でセブンスを救慰し。そして今までの作業にユリーカがなにひとつしていないことに強く嫉妬した。ユリーカは司令官の前で表情に表すことなく、決まりましたね。と言った。司令官は、テーブルの上に肘を置きながら、左手で少し鼻元を持ち上げ、黙っていた。作戦終了。
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