作戦開始。

おはようございます。と、ユリーカはゆるりとHEROで起こしたが、司令官は疲れているのか、よだれをたらしながら、辞めてぇ、と、一言。司令官はゆっくりと起きたが、首を横にブルブルと振って、目を覚ましたのか、作戦、作戦と士気は絶好調だ。botは出来上がっているのか?との問いに、上質な伍長と上等兵が出来上がっておりますとの答えに、にんやり。作戦会議室のテーブルでは、司令官と副司令官と大佐を対に、准尉、伍長、上等兵、おのおののbotがならんでいた。では始めよう。今回のLINE MUSICのハッキングの主な任務は、再生接触と同時に非音楽再生、いわゆるplayリストに行くことを目的とし、その微細な修正をまず行う。第二にジャンル別に音楽を再生し、詳細を押す事によって、リスト内に移行するが、その手間を無くす。つまりリストを消去し、場合によっては、その時点で敵に、無条件の降伏を交渉して勝ち取る、以上だ。と司令官は言った。司令官がにんやりと、作戦開始と言おうとした時、上等兵側から、なぜハッキングなのに、修正し改善を行うのか、との意見があり、司令官は誰だこいつと、座席表と名前が載っているメモを、テーブルの下で確認し、7thbotかと、上等兵の身分で生意気な、と思いながらシカトした。司令官は2チームに分かれるかどうか迷ったが、戦力の分散を懸念し、1個団体で突撃とした。それでは、LINE MUSICに突撃といこうかと、言いかけた時、司令官、派手に暴れちゃっていいんですね!とまた7thbotが言葉を遮るものだから、嫌になっちゃって、とりあえずお好きにどうぞ、と返した。作戦開始っ!司令官はテキパキと言った。またぅお~っと人1倍燃えている上等兵7thbotを見て、ユリーカはクスったが、司令官は、あいつ薬でもやってるの?と、大佐に聞いていた。

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