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     切れ味衰えぬささやか節にゾクゾクしますな(^^)始まりが「己の激痛を伴う死を回避するためならば他者の命を苦痛無く刈り取ることが許容される社会」は現在の殺人犯が法廷で罪の情状酌量をされる際の「被害者はその時いかほどの恐怖と苦痛を伴ったのか(実際放火犯の火事による死亡者への判例として苦痛を伴っていないために複数人死んでいるにも関わらずその件に関しては極刑を回避してる例がある)」をカリカチュア化したようで本当に全身から血を噴き出し苦痛と苦悶の果てに絶死するキルキル病が存在したとするとAIなどの超理性による思考実験上ならば充分にあり得る事なんだろうと頷きながらも人で有る金具素屯の脳裏には「ワシならキルキル病を発症した人を簡殺器で“楽に殺して差し上げる”マナーが人々の間で結構なお点前になると思うんだけどなー」などと不遜な事が浮かびました( ̄∀ ̄)ところでラストの海散の主人公へのセリフ「生まれ変わってみたいと思う?」これ殺しの選別なんじゃないっすかね?主人公がYESと答えていたら「次はどこかのお姫さまかもね」と笑顔の海散から簡殺器を押し付けられてこの世からグッバイしてたんではなかろーかなと想像してしまいました(まあ愛する海散の手で葬送される主人公的には幸せすぎて別の意味でハートが昇天する気もしますけど)

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。
    おっしゃるとおりキルキル病罹患者が少数派に留まる場合には、むしろ彼らの排除において、苦痛なき死を与えるために殺人器を用いるという流れになってもおかしくないと思います。
    今作ではキルキル病罹患者が多数派を占める(ないしは権力者層に多くある)ために、キルキル病罹患者に都合よく倫理が変節していったのでしょう。

    あーちゃんにとって海散は絶対なので、まあ絶対です。