完結お疲れ様でした。これはモヤモヤしますねぇw 僕の意見を言わせてもらうと、美波を男にしてゲイカップルと舞さんとで絡ませたストーリーの方が、全く同じ話を展開しても自然で無理の無い流れになると思いました。何と言うか美波の性格が異質なので、1人で引っ掻き回しているイメージでしたね。
作者からの返信
最後まで読んでくださって、コメントもたくさんありがとうございました!
ゲイカップルでやるの、おもしろそうです。さすがちありやさん、アイデアすばらしいです〜。
美波さんの性格、異質でしたかね。確かに、ちょっとズレている人ではありますが、書き方をもっと工夫したら印象が変わるかもしれません。
女性だったらみんな子どもがほしい、なんてことはないわけですが、女性(特に既婚女性)が「子どもほしくない」と言うのはなかなかハードルが高いなと感じます。自分の正直な気持ちが、世間の「みんながこうだ」というものと違う場合、何かしらの負荷がかかるな〜と思ったりします。
みなさんのコメントをみると、「えー! 離婚なの?」というものが多かったのですが、わたしは「当然離婚だろう」と思って読んでいたので、ある意味ほっとしました。まりこさんが主人公を離婚させたがっているのが、びんびん伝わってきてましたからね。ただ、とてもきれいに離婚してしまったのには少し心残りがあります。もう少しお互いに揉めたり、心の隅にはどす黒いものが残るような気がするからです。主人公視点の一人称で書かれた文体はとてもよかったので、もう少し嫌な感情触れてもよかったかもしれません。
作者からの返信
さすが藤光さん、私の思惑を完全に把握していらっしゃったんですね。そうなんですよ〜。「離婚」というゴールに向かって、主人公ががんばって突き進む中、いろいろな障害が立ちはだかる……という構図で書きました。
離婚って、おっしゃる通り、きれいにスッキリ成立するものではないですよね。もう少し、心の傷を掘り下げて改稿したら、よくなるかもしれません。ヒントをありがとうございます。
最後まで読んでくださって、暖かいコメントをありがとうございます!
この短編は、久しぶりに書くのが楽しかった作品なのですが、いろんなご意見をいただけことも、本当に良い経験になりました。
今日、我が家は肉じゃがです。こういう選択になったんですね。いまは、結婚にとらわれないカップルが増えてますよね。海外だと事実婚カップルばっかりだとか。
日本で増えないのは、法整備が遅れてるからでしょう。
ふたりの未来は明るいと思います。
作者からの返信
肉じゃが、何気に家庭によってレシピが違いますよね。こころさんの肉じゃが、すごくおいしそうだな〜と勝手に想像してます。
ふたりの未来が明るいと言ってくださって、嬉しいです! 私もそう思っています。結婚や性別から解放されたソウルメイトのような存在に戻れるのではないかと。元夫が親友というパターン、珍しいですけど、チラホラ耳にします。
オーストラリアの私のまわりでは、子どもの親が事実婚カップルのところ、珍しくないですね。と結婚しているカップルの方がはるかに多いですが。フランスでは事実婚のほうが多いと聞きました。婚姻制度のアレコレ、時代や文化で大きく違うのがおもしろいですよね。
最後まで読んでくださって、すてきなコメントをありがとうございました。
編集済
私も美波は幼いと思いました。
自分が好きになった相手(=哲夫)に美波さんみたいな存在がいるのは嫌だな、って思う女性は多いかも……? また、哲夫が本気で誰かを愛するようになったら、美波が思うような二人の関係ではなくなる可能性もあるのではないかな。
作者からの返信
あ〜、確かに、哲夫が美波と離婚した後、誰かと恋人になったら、新しい恋人にとって美波の存在は嫌かもですね! おっしゃる通りだと思います。
哲夫と美波の関係は、時とともにいろんな形になっていくと思いますが、どんな形でもつながっているのではないかな、と作者としては思っています。
ものすごく個人的な話なのですが、私はあまり嫉妬を感じないタイプなんです。もし私が哲夫の次のお相手だとしたら、美波さんとは案外仲良くできる気がします。最愛の人は一人でなくてもいいし、最愛の人と結婚しなくてもいいのではないかなぁと思ったり。誰か『一番』を決めてその人と結婚するのが、一番揉め事は少ないのかもしれませんが。
最後まで読んでくださって、コメントありがとうございました!
2人の選んだ決着は離婚だったのですね。
う~ん.....美波さんだけが納得出来る結末のような.......。
でも、結婚生活は2人のものなので、どちらかが別れたいと思った時点で、維持するのは難しいのかもしれませんね。
次も楽しみにしています♪
作者からの返信
そうですね〜。哲夫が不憫とのご意見が多く、ごもっともだなぁと思います。
ただ、家庭を持ちたかった哲夫がセックスレスの結婚をずっと維持していたのも、だいぶ辛かったのではないかと。離婚することで、哲夫も自由になれたのだと作者としては願いたいです。
最後まで読んでくださって、数々の暖かいコメントありがとうございました。
次も楽しみだと言ってくださって、本当にうれしいです!
まさか、離婚というラストになるとは思ってもいませんでした……っ!Σ( ゚Д゚)
3人のこれからがわからないままのラストが、いままでで一番文芸寄りな感じがしました(*´▽`*)
作者からの返信
ふふふ。
プロットの段階から、離婚がゴールのハッピーエンド(自分基準)を書こうと思って書いた物語でした。
食堂『まどか』は未婚、結婚、離婚、と結婚制度にまつわる短編連作なのですが、書いているうちに、結婚に関しての自分の価値観が保守的だなと気づき、そんな自分の常識がひっくり返るようなお話を書いてみたい、と思ったのがきっかけです。
そのへんが文芸寄りなのかもしれませんね(クオリティはさておき)。
最後まで読んでくださって、すてきなコメントの数々をありがとうございました!
美波さんはよくも悪くも繊細でかたくなで身勝手で、ひとことでいってしまうと『幼い人』なんだろうな〜と思いました。哲夫さんが気の毒( ˊᵕˋ ;;;)
舞さんサイドのお話もふくめてモヤモヤが残る、いい人間ドラマでした。あ、皮肉じゃないですよ。ほめてます。ここまでの三作の中ではいちばん好きです(*´ω`*)
次のお話もたのしみにしてます✧(⑉' ▿ '⑉)✧
作者からの返信
え〜! いちばん好きだなんて、うれしいです♡
離婚がゴールのハッピーエンド(自分基準)を書きたくて書いた物語なのですが、スカッとはしないラストですよね(笑)
モヤモヤも含めて好きと言っていただけてうれしいです。
次の話がいつになるかわかりませんが(汗)、楽しみと言っていただけて本当に感謝です〜。ぼちぼちがんばります。
なんと離婚ということで決着がつけたんですね。
でも、この二人、これからも仲良くしていくんでしょうね。舞さんとも。ほのぼのと。
「肉じゃが」完結、本当にお疲れさまでした。
作者からの返信
そうなんです〜!
この話は、離婚がゴールのハッピーエンドにしたくて書きました。幸せな離婚というものもあるんじゃなかろうかと。今の結婚制度にうまく収まるものだけが、最高の愛ではないんじゃないかという、自分の中の常識への挑戦でもありました。
哲夫と美波は、離婚してさらに自由に愛せるようになるんじゃないかなと、私的には思っています。そこに舞さん一家もいたらいいなぁと思います。
いろんなご意見をいただいて、美波への不信感もチラホラみられたので、常識に挑戦すると、読者様のいろんな気持ちを引き出すのかなぁと興味深くもありました。私の筆力不足ももちろんありますし、いろんな解釈をしていただけるのが小説の醍醐味だとも思いますが。
最後まで読んでくださって、すてきなコメントの数々をありがとうございました。
お久し振りです。そしてお疲れ様でした。
これは最後まで読んでからコメントした方が良いなと思って一気読みしました。
結婚という制度に囚われる、という点に関しては、そもそも国も法律も無かった時代から人間の男女はつがっていた訳で、国や法律ができるときに改めて名前と制度を用意しただけとも言えます。
つまり、役所で紙に書いてどうのとしたところで、お互いを想っている以上ヒトの生態的にはふたりはまだつがいですし、舞さんとたっちゃんにも言えることだと思います。
別居してるくらいが丁度よい距離感っていう(元)夫婦は実際居ますよね。当事者が納得しているなら部外者が口出すことではありません。
たっちゃん問題が未解決なのでちょっと物足りないのですが、コメント欄見る限りそれが文学的で「そういうもの」なのでしょう。
たっちゃん……。
作者からの返信
弓チョコさん、お久しぶりです。一気読みしてくださってありがとうございます! 弓チョコさんらしい、すてきなコメントうれしいです〜。
結婚制度って、もともと恋愛成就のために作られた制度ではないですし、「一番好きな人と恋愛して結婚する」のが王道という感覚も、ある時代と文化に限られたものだと思うのです。でも、愛情の形ってもっと多種多様で、結婚に向いていないつがいの形もあるだろうなと思って書いた短編でした。
たっちゃん問題未解決事件(笑)は、いつかスピンオフで書いてみたいと思っています。
最後まで丁寧に読んでくださって、すてきなコメントありがとうございました。