ごきげんよう、ああ、本当に、なんでこの人が死ななければならなかったのか。
命名の由来からして、きっと素敵なお父様だったのでしょうし、その後のお母様の育て方でも愛情をたっぷりと泰三さんに注いだ、優しくて大きな愛を持ったお母さまだったのでしょう、泰三さんが真っ直ぐで優しくて素敵な人に育つはずです。
しかも人生年表が、本当にリアルで、まるで実在の人物の人生を眺めているようで、いっそう彼の死が悔やまれてなりません。
早苗さん、なんだか可愛い奥様を彷彿とさせる素敵な女性、泰三さん、なんでこんな素敵な女性を残して亡くなってしまったの。
しかも飛行機事故、娘さんの誕生日に間に合わせたいと前倒しした結果だとは。
本当に涙が出てきてしまいました。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
ごきげんよう、いらっしゃいまし。
短く淡々とまとめた年表でしたが、何かしら伝わったなら
嬉しいことです。両親から真っ直ぐに愛を注がれて、
自身もひた向きな人間に育った間島泰造。
そんな実直な男によく似合う、ちょっとふわっとした
奥さんと、たっぷり愛を注いできた娘。
彼は多くの愛を受け、与え、幸せでした。
辺理可付加
恋愛歴のコミカルさにクスッとしつつも、淡々と綴られた或る一人の男の人生の記録がとても涙を誘います……。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
平凡かもしれませんが、それでも人が必死に
生きてきた足跡というのは、何か人の心を
打つものがあるかもしれません。
辺理可付加