第4話

「はぁ…」

 今日は月曜日。日本中の学生が一番鬱になる曜日。

「学校に通うくらいなら、情報提供屋の仕事をしていた方が楽しい」

そんなことを言いながら、家のドアを開けた。

 僕はすでに高校卒業レベルまでの学習を終えているので、学校に行く意味がなかった。


 家を出て数分後。

 ダウンのような姿の小学生が見えた。というか、ダウンだった。

「は!?」

僕は声を出して驚いてしまった。どうやら、ダウンの方も驚いているらしい。


「まさか、同じ小学校だったとは…」

 ダウンは僕以上に驚いていた。

「まあ、お互い頑張ろうな」

「そうだな」

見ない顔だと思ったら、今年に転校してきたらしい。


「えっ!?」

 ダウンが急に大きな声を出した。僕はびっくりした。

「なあ、あいつって…」

ダウンが僕の後ろを指さしたので、後ろを振り向いたら、

「アクセル!?」

アクセルがいた。


「なんで二人がいるの!?」

 アクセルが一番驚いていた。まさか三人全員同じ学校だとは思わなかった。


 今までこんなに学校が楽しく感じたことはなかった。


 するとその時、後ろから声をかけられた。


「始めまして、チームクライムさん」

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チーム クライム タコミミ @takomimi

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