第24話 花梨の選択

花梨の選択


ほぼノブユキと同じと言った所だがいくつかは彼女の選択の方が戦闘的ではないだろうか。

ノブユキはどちらかと言うとオールラウンドを目指し、花梨は戦闘を中心に彼女のスタイルを生かす武器をチョイスした。

その違いはそれほどないが、ある意味 性格の違いのようなものだ。


魔法の道具(武器含む):

1・ゴッドブレイカー(使用資格DF100、+AT100どんなに硬い岩も打ち砕く、雷属性、自動修復)

2・如意棒(使用資格IT100、+AT50長さ太さ共に自由自在に変化させることができる、自動修復、成長可能)

3・紅の籠手(使用資格HP100AT100、+DF100危険を自動で察知し小型のバリアを展開する、火属性、成長可能)

4・知恵のリボン(使用資格善行LV10、IT+30各種成長にプラス加点現在はLV1に対し+0,5)

5・能力数値倍加の指輪(使用資格ストレージ50以上)

6・戦士の指輪(使用資格戦士全ての数値に+10)

7・経験値倍加の腕輪(使用資格なし、他のアイテムで上がった能力数値を倍加する)

8・魔法のポーチ青(100個収納)

9・勇者セット(勇者の7つ道具・ジャケット、ドレス、インナーパンツ、ブラ、ブーツ、ティアラ、手袋)

10・生活道具一式(魔法の鍋、魔法の包丁、魔法のかまど、魔法の笊、魔法の釣り竿、魔法のスコップ、魔法のつるはし、魔法の眼鏡、魔法の望遠鏡)

11・魔法の家(LV1、平屋一戸建て、成長するとお城になる)


スキル:

1・スキル習得MAX(スキルの習得が無限になる)

2・防御スキル(LV1・防御に+30、LVが上がると様々なダメージに対して加点が付く)

3・オートリペア(※初期回復値:5秒+1)

4・言語理解(LV1・初期設定は人族のみ対象、LVが上がると他の動物の言葉も分かるようになる)

5・瞬歩(LV1※歩行及び駆け足が2倍になる・初期値)

6・オートマッピング(LV1・一度訪れた場所が自動で地図に記憶される・ダンジョンも含まれる、LVが上がると地名に説明がつく)

7・鑑定(初期値LV1:レベル以下の品物や人物は全て鑑定可能※ヘブンスバースに降り立った後から適用、現在は全て鑑定可能)

8・話術のスキル(LV1、どんな人とも理解し合える、LVが上がると異性を楽に口説くことも可能になる)

9・幸運(初期値LV1、クエストや職業LVを上げることで成長する)

選んだのはこの20組、後はLVアップしてみないと分からないが、戦闘に支障はなさそうだ。

だが花梨はノブユキとは違う場所へとこの後転送されるのだが。


「これでよろしかったでしょうか?」

「何か文句あんの?」

「いいえございません」

「じゃいくか~」


花梨はかなり昔にポータブルゲームをしたことも有るがそれは小学生の時だ。

中学に入ってからは習い事が多くなり真面目な彼女にはそんな暇など無かった。

それがこのヘブンスバースに置いて、プラスになるか又はマイナスになるかは、今の所分からない。

だが信之は次々と難題に見舞われて行くことを見ると、花梨が簡単にクエストをこなせるとは思わないだろう。

しかし本当にこんなシステムを考えたのはいったい誰なのか、まずはゲームを攻略して現世に戻ることが出来なければその理由さえ分からない。

それに戻れたとして誰がこんな事を信じてくれると言うのだろうか?全てはこれから先彼らがクエストを攻略し終えることで少しは解明できると信じることにしよう。

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