第13話 ?の武器
?の武器
要するに装着してみないとどんな武器になるのか分からないと言う武器。
善行LV20だからこその悩みだが、ここでうまく選択しておかないと後で後悔することになる。
「これは試しに装着できるの?」
「できません」
「うわーケチくさ」
「2つとも手に入れると言う事も可能ですが?」
「貴重なインベントリーに最初から使えない物を入れておくとか、究極の選択だな…」
「市場で売ることも可能ですが」
「そうなんだ…」
ちなみにエクスカリバー、売ると白金貨千枚(大金貨1万枚・普通の金貨で100万枚)
「マジか!」
「どうなさいます?」
「そうするとストレージ8に減るのか」
「能力数値倍加の指輪も選択なさるおつもりですか?」
「AT37だろ、クエストをクリアしたり戦士LV上げて行けばすぐにストレージも増えるだろうし…」
「…」
「あ!見つけた収納カバン、魔法の巾着も」
「目ざといですね」
ストレージには入れられなくとも外部収納ができない訳がない、多分家を購入すれば家自体にも収納スペースがあるはず。
「フムフム、色で変わるのか…」
黒い袋、もしくは黒いカバンが10点収納。
次は灰色の袋で30個、そして白いカバンが50個、その上が青いカバンで100個。
これらもバージョンアップが可能で、一番上がゴールドと言う無制限収納カバン。
収納カバン又は収納袋は大きさも形も色々あるがプレゼント用で選択可能なのは10種類までらしい。
その中で一番多く収納できるのが青いカバンの100個収納。
(どこかのRPGゲームアプリと同じだな…)
「選択なさいますか?」
「もちろん」
これで6つ選んだことになる、勇者セットは7点で1つと言う形らしい、中々ゲームとしてはよくできている。
「それじゃ7つ目の?武器を…」
Sクラスの武器エクスカリバーと同列に表示されたはてなマークがついていた武器。
手に取ると光り出し形が徐々に変化していく、光が収まるとそこには刀のような武器が現れた。
「おめでとうございます魔法刀を手に入れたようです」
スペックを見てみると。
魔法刀:名称(甚平刀)・同時に2発切り込みを入れることができる、成長可能・現在の攻撃力AT50。
※初期スペック刃渡り80センチ、幅5センチ厚み6ミリ、赤い鞘付き、自動修復機能付き。
「これって、当りなのか?」
「この武器は成長もしますし、職業を変えても使えます」
「フーン」
そうやって手に入れたのは以下の20個。
魔法の道具:
1・?の武器(甚平刀に変身、一度切りで2度おいしい持ち主の成長で変化する、変化する度合いは?)
2・エクスカリバー(使用資格AT/DF共に100以上、聖属性AT+100×LV、自動修復機能)
3・イージスの盾(使用資格DF100どんな攻撃も受けきる、自動修復機能)
4・正義のマント(使用資格善行LV10・DF+20、悪い奴はこのマントを見るとビビる、LVアップ可能)
5・能力数値倍加の指輪(使用資格ストレージ50以上)
6・戦士の指輪(使用資格戦士全ての数値に+10)
7・経験値倍加の腕輪(使用資格なし、他のアイテムで上がった能力数値を倍加する)
8・魔法のカバン青(100個収納)
9・勇者セット(勇者の7つ道具・ジャケット、パンツ、インナーパンツ、インナーシャツ、グローブ、ブーツ、冠)
10・生活道具一式(魔法の鍋、魔法の包丁、魔法のかまど、魔法のざる、魔法の釣り竿、魔法のスコップ、魔法のつるはし、魔法の眼鏡、魔法の望遠鏡)
11・ケミカル用具(魔法の顕微鏡、魔法のフラスコ、魔法の試験管、魔法の鑑定書)
12・魔法の家(LV1、平屋一戸建て、成長するとお城になる)
スキル:
1・スキル習得MAX(スキルの習得が無限になる)
2・オートリペア(※初期回復値:5秒+1)
3・言語理解(LV1・初期設定は人族のみ対象、LVが上がると他の動物の言葉も分かるようになる)
4・瞬歩(LV1※歩行及び駆け足が2倍になる・初期値)
5・オートマッピング(LV1・一度訪れた場所が自動で地図に記憶される・ダンジョンも含まれる、LVが上がると地名に説明がつく)
6・鑑定(初期値LV1:レベル以下の品物や人物は全て鑑定可能※ヘブンスバースに降り立った後から適用、現在は全て鑑定可能)
7・話術のスキル(LV1、どんな人とも理解し合える、LVが上がると異性を楽に口説くことも可能になる)
8・幸運(初期値LV1、クエストや職業LVを上げることで成長する)
魔法具が12個になり、やや道具任せになりそうだが、これだけあればこの世界で何とか生きて行けるだろう。
魔法のカバンも使用すればかなりの物を持ち運ぶことが可能になる、一応この世界のお金は今の時点では選択できないらしい。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます