第3話 これは、夢か幻か?

俺「いやいや、、どうなってん?」


女の人「チコちゃんとばあやさんの間に橋渡ししている人がいるんです。」


俺「は?」


なんか、ホンマにわからない俺は、とにかくチコと会話してみた。


すると、糸電話から曇った声がやたらとクリアになる。


まるで生きている時とあんまり変わらない感じ。


チコに聞いても説明に困る感じ。


(て言うか、、誰? 橋渡ししていると言う人は。。男なん、女なん?)


そんで、結局、俺と余り変わらない年齢の女の人だとわかり、チコだけじゃなく、この人とも話すことに。


チコとは、懐かしい気持ちと何か複雑な心境になる。


でも、、、驚いたのは、俺の話す言葉が一字一句綺麗にこの人には伝わるようだ。


その人と話すと今度はまた、外人が・・・それに、風貌も・・・


もう、驚かないけど、


何か、この男女、見れば見る程、

美男美女・・・


俺のブサイクさが極まる・・・


何か、、羨ましくなってきたぞ。


で、、男性が俺に話かけてきた。


「俺、シヴァな。 そんで今、橋渡ししてんのが、リオンだ。」


しれっと言われても全く理解できん。。


「シヴァとは、ヒンズーのシヴァ神の事だ。」


別の誰かが話しかけてくる。


「あ、俺はジャンだ。」


俺「あぁ、、、誰やねん?!

俺の先祖さんは、外人なんか??、、」


女の人「シヴァ様は神様です。」


俺「神様?」


頭を整理する。

ヒンズー教はわかる。

そんで『シヴァ神』も名は知っている。


で?、、『ジャン』?って、、?


結局、橋渡しのリオンちゃんがある程度説明してくれて、何となく理解し、


また女の人は女神様とわかった。



それから、理解しやすいようにと、シヴァ神様が俺に何か施してくれたらしく、死んだらどうだと言う話しも理解しやすくなったのだ。



いやぁ、、死んだらびっくりな話しやわ。。


でも、この出会いが俺を救ってくれた。


なぜなら、あんなに明るい俺が、暗くなり、気持ちも家族に向けて、、

辛かったから。。。


ありがとう! チコ!


そう言いたい。


これで、そのうちに成仏できるやろ。


そんな風に考えていた。。


シヴァ神様はチコと、リオンちゃんの俺にしてくれている事が


『供養』になると言ってた。


ここに文章で書かせてもらう事で、俺自身も気持ちの整理がつくわ。。


皆様に感謝したい!


ありがとう!!



明るくなれそうだ!!




・・・・・・・・・・・


ジャンだ。

如何だったかな。


これは、一人の男性がこの世を去ったばかりのお話し。


リオンの元へと来たこの男性は、全くの無縁ではないわけだ。


リオンとではなく、俺達とも言うべく

繋がりがあるわけだ。


人との縁とは、無縁などないとも言える


偶然に出会い等もなく。。。


世間は広いようで、実は狹きものなのかもしれない・・・



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ご霊界のドアの前 中筒ユリナ @ariosu-siva

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