第14話 テスト結果とお願い事

今日はテストの結果がわかる日です 

僕は朝からドキドキです 

皆さんなぜドキドキしているかわかりますよね? 

そうです愛梨に勝ちたいからです


五教科のテスト結果トップ30は朝に見ることができるので四人で見に行くことになっていた


「春翔、中川さんテストの結果見に行くぞ」

「はーい」

「わかりました今行きます」


と和哉の呼びかけに僕と愛梨は返事をして和哉のところへ向かうとクラスからはまた中川さんとと声が聞こえたが無視をした


「おはよう春くん、愛ちゃん、和くん」

「おはよう」

「おはようございます」

「おうおはよう」

「みんな心の準備は大丈夫?」

「俺は問題なしとまでは言い切れないがまぁ今までより点が上がっていれば問題なしだな」

「和哉らしいな 僕は少し緊張してるよ せっかくみんなで勉強会をしたんだからその分取れてないとね」

「山本くんは真面目ですね まぁ私も同じ気持ちですしドキドキですよ」

「みんな緊張してんだね 私はまぁそこそこかな」


和哉たちの結果は

8位日川和哉 点数487点

5位川谷結奈 点数495点


そして僕と愛梨はなんと

1位山本春翔 点数500点

1位中川愛梨 点数500点


なんと僕と愛梨は同点だった 


「二人とも満点とかすごいおめでとう」

「本当にすげぇーわ」

「ありがとう 頑張った甲斐があるよ」


と僕は少し恥ずかしくなりながらも言う


「そうですね 私も頑張った甲斐があります」

「それに和哉も結奈も前回より上がってるじゃんすごいよ」

「えぇ私も思いました 結奈も日川くんもおめでとうございます」

「春くん、愛ちゃんありがとう」

「俺からもありがとう」

「どういたしまして」

「僕もどういたしまして」


※天の作者

[もちろんありがとうと言われている為顔は少し赤くなり照れています]


うん? なんか聞こえたような気にしなくていいよね 僕のこと言ってたような気がするけど


※天の作者

[はい 気にしなくて大丈夫ですよ]


やっぱり聞こえる 今日は疲れてるのかな?まだ一時間目も始まってないのに


そして各々のクラスへ戻った



☆★☆

放課後になり図書室に向かう 

愛梨と約束をしてた もちろんについてだ


「山本くんお持たせ」

「大丈夫だよ 僕もさっき来たところだから」


そして席に付くと愛梨から口にする


「お願い事の件だけどふたりとも同点の場合どうしようか?」

「それな もういっそのことお互いにお願いすればいいじゃないか」

「そうだね お互い頑張ったんだからそうしよう」


僕からお願い事をきいてもらうことになった


「お願いはもっと仲良くなりたいなぁと思っいまして 名前で呼び会う事にしてもいいかな?」

「えっ 本当 いいの?」

「もちろん だめかな?」

「うん私はいいよ」

「じゃあ愛梨よろしくな」


というと愛梨は少し顔を赤くして答える


「よろしく春翔くん」


と愛梨に言われ僕も顔を赤らめた


「これ意外と恥ずいな」

「えぇ普段名字で呼んでいた分恥ずかしさが増すね」


とお互いに気まずくなりながらも次に愛梨のお願い事を聞くことになった


「私からのお願い事は春翔くんがつくったご飯が食べてみたいです」

「えっ僕のなんで?」

「いえこの間結奈がこれ春くんが作ったんだよ~とLAEMが来まして美味しそうだったので食べてみたいと思ったんです」

「なるほど 結奈のやつ好きだもんな僕が作った飯は」

「そうなんですか?」

「だって保育園の時からの幼馴染だよ」

「まぁそうですよね 結奈と日川くんは料理できるんですか?」

「できると思うぞ まぁ和哉のやつはめったに作らないがな」

「そうなんですね 皆さんすごい」

「愛梨は作ったりしないのか?」

「もちろん一通りできるけど基本母が作ってくれるから」

「まぁそんなもんよな それで明日弁当作ってこればいいか?」

「えっいいんですか?」

「まぁ和哉たちも誘って四人で食えばいいだろ別に」

「ではお願いしてもいいですか?」

「あぁわかった」


そして二人で勉強道具を広げて勉強せずに他愛のない話をして今日は解散をした



☆★☆

愛梨side

春翔くん呼びと明日弁当を作ってくれると言うので私は嬉しくなった

家に帰りお母さんに言う


「ねぇお母さん明日弁当要らないから」

「あらどうして?」

「友達が作ってくれるって言うから」

「そんなの申し訳ないじゃないのなんでそんな話になったのかしら」

「ま まぁ色々あって」


と私は誤魔化しながら言うと


「まぁいいでしょう その作ってくれるのは男子かな?」

「う うん」

「まじで 愛梨が学校の男子に弁当を作ってもらうの いやぁ春ですね~」

「そ そんなんじゃないから」

「じゃあこの間の休みに可愛い格好して言ったのは何かな? 綺麗に見てもらいたくていつもしない化粧もしたのでしょ」

「うっ バレてた」

「そりゃ母ですからそのくらいは でどうなのよ」

「秘密です」


と私は答える


(まだ私だけっぽいし好きなのここで話したらなんか負けみたいな感じで嫌だ)


と私のどうでもいい意地が出た


「ふふ まぁいいわ でも何回もはだめよ」

「うん わかってる」

「そうならいいわ 青春を楽しんで」

「もうそんなんじゃないって」


とこんな感じでお母さんとお話をして今日は寝た 


(明日楽しみだなぁ~)

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る