第2話 配属
東京に来たのも何年ぶりか、子供の時1度行ったが何をしたかは覚えていない。なに?僕がなんで東京に来たって?部隊の配属が決まったからね。日本本部機関ラフティーは日本の軍隊の全てを管理している。そして、ラフティーによって配属が決まる。
ラフティーの本部の建物はとても高かった。しかも、怖い、建物からオーラが出ている。
中に入るとみんな忙しそうだった。なんだなんだ、ふとあったテレビに人が集まっている中を見ると、
「神風銃撃特攻部隊、岩手への露国侵攻を防ぐ。」
神風?特攻部隊?なんだそれ?そんなことを考えていると、「白神風磨!」と叫ばれた。配属先が決まったのかな。
なんだろうな、僕の部隊。1人高身長のサングラス姿のラフティーの1人が言った。
「お前たちは配属しても1週間は戦場に出れない。その間に各部隊で鍛えられるからな。かくごしとけ。」
この場には僕だけではなく、他の人もいた。若々しい都会っ子、50歳ほどのおじさん、僕より強そうな低身長の人、他にも数人いた。その中の1人が言った。
「僕らの配属はどうなったんですか?」
さっきの人とは違う人が出てきた。
「これにお前達の配属先が書いてある。それぞれ指定の場所に行け。」
白神、白神、白神、あった!なんだ、なんだ。神風銃撃特攻部隊。細字でそう書いてあった。僕はまだその部隊のことについてなんも知らなかった。が、ニュースで見たことを思い出した。自分がこの部隊に入るのか。なんて思っていたら、「早く行け!」とサングラスの人に言われ、僕は足早に建物から出ていった。
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