第26話 ついに
起き上がらせられたのは良かった
そのままなにか起きても困るというか流されてる?と思いホッとしていた
その後はバイオハザードをやってるのを見てた
ゲームは嫌いじゃないがホラー?スプラッタは苦手な私は見るだけでいい
ゲームに飽きたらまた話してお菓子食べて…
ピロピロ🎶ピッチ…また!?
西川はなんともなく電話に出て会話をしてる
若干聞こえてきたのは女の子だった
え、私いるのに?
こないだ帰ってっていうより酷くない…?
と思いながら私はもう冷静な考えが出来なくなってた
ベッドに乗り上げて壁に寄りかかってケラケラ笑いながら話す西川にキスをした
1回目は驚いた顔してたけど私は止めずに続けた
もしかしたら水音か相手に聞こえていたかもしれない
それでもいいと思った
そうしたら電話が終わったらしい
よし、また話が出来ると思った私は甘かった
腕引かれそのままベッドに押し倒される
なにが起きての?と思う時間もなく西川はピッチも投げ捨てるように投げ上に着ていた服も脱いで私に覆いかぶさってきた
多少の知識はあるけど私は人より遅れていたらしくこういう時どうしたらいいのか分からなくてとりあえず好きにさせた
学校でたまにそういう話が出てたけど縁もなく興味もなくふーんと話を聞いていただけだった
(感じる)ということがわからなかった
そう処女だった
そこに恥ずかしさはなかったが経験あったら良かったのかなは思った
西川が経験済みなのかは知らない
そんな会話はしかったから
感じるも分からなく身体中晒していざ、という時
死ぬかと思った
無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理!
何回言ったかわからない
こんな行為誰がいいものと考えたのか!
と思うほど激痛で結局出来なかった
気づいたら夜だった
身体のあちこちが痛かったけど帰らなきゃ怒られると思って帰るねと服を着て西川も上着を取りに行ってその時にその高さが気になって急いでそばに行って
「かなり背が伸びたんだね」と
中学の頃は多分少しだけ私より大きいくらいだったのにその時は立つと見上げる程だった
西川は赤いコート着ててかっこよかった
思わず抱きしめていた
あー、西川がいるって幸せとじーんと感じてた
歩道橋まで送って貰って
「電車8本見送ってそれくらい待ったんだよ」と
少し意地悪を言うと
「じゃあ8本分ここにいるから話そう」と
待ち合わせより電車のダイヤは少なくなってるから8本はなかなか長かった
それでも話せるだけ私は幸せだった
この日が最後になるとも知らず浮かれていた
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