第18話 告白→終了?

話は前後するが入学してまもなく同じ最後尾に並んでいる男の子が家に電話してきた

学校で話したこともないのに

しかも駅を指定されて駅まで来て欲しい、と

???なんで?と聞いても来てくれたら話すからの一点張り

仕方ないから支度して電車乗っていったら改札の向こう側にいる……


え?自分は電車も向かわずどこに住んでるか分からないけど徒歩もしくは自転車だろう


「おまたせ、はなしって?」

と境目の柵越しに話す

「入学式に見て同じクラスってわかって好きになりました、付き合ってください」


あーーーーー、こういうことか

嬉しくもなく舞い上がるわけでもなく

だって知らないもんこの人の性格

「返事後でもいい?」

仮にでもあやふやな彼氏がいる私には動くに話た方がいいと思って


「は、はい、学校でもいいから待ってる」と言って来てくれてありがとうと言って帰って行った


さて、どうしよう

これは西川に話す前に友達に話そうと決めて

受験一緒に行った友達がなにより私と西川の関係知ってたから家行っていい?と聞いたらほぼ隣の家の同級生の家にいるけど来ていいよってことで行くことに

その同級生も同じ中学なので知らない人では無いから助かる


高校入って1度だけまた原宿に行った

季節は覚えてないけど西川は疲れてしまったのか私の肩に頭を乗せて寝てた

一般的にはこれを可愛いや幸せを感じるとこなんだろうけど恋愛経験のない私はぞわわわととにかく起こさないようにじっとして地元の駅に着かないか必死に待った

きっと恋に恋してた時と言うかスキンシップに慣れなくてなんで肩に!?という脳内パニック


同級生の家には友達だけじゃなく中学のころのクラスメイトが数人…確かに他に誰かいる?と聞かなかった私も悪いけど……


とりあえず友達と二人になってこなことがあって西川と付き合ってるか分からない関係続けるか中身はこれから知るとして身近にある人にするかだよねって話で終わり西川の家に電話をすることに

そこで実はこういうことがあって西川とは会ってもいないでしょ、電話もこれ用事あってかけてるわけで普段から話してないよねと軽く?攻めた感情にかなりながら告白されたのと私はどうしたらいい?と


返ってきた言葉「好きにしたら?」


入学式前日の自転車こいで来たあの勢いはあの場だけだったのか?とまた悲しくなって

わかった、クラスの子と付き合うよ

と言って電話を切った


西川はなんのために入学式前日来たんだろう

しかもその後何も無く生活しているようで


原宿行った帰りは西川なりの愛情表現だったのかな、それともなにかを狙ってた?(可愛さとか)


まあ、好きにしたらで全てがわかったから

次の日クラスメイトにまだお互い知らないこと多いけどよろしくと返事をした

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