第6話 学年が上がる
同級生の死を目の当たりにしても私達残された人間には日々同じ生活が待ってる
嫌なほど過去のことのようにされていく
だから部室のロッカーにチョークで書かれてあるあの子のイラストを見に早く来る。
部活は割とすきだ
先輩も可愛がってくれてるし。
でももう先輩がいなくなる…
時が経つのは早い、同級生が亡くなったのは1年の冬、そのあと3年生は卒業。
私達が2年になって新入生が入ってまた1年
1番距離の近い先輩が卒業するのは寂しかった
笑顔がとても素敵で可愛くて。
そして私達が3年になって新入部員が7人くらい?入ってきたような。
楽と思ったのかな?わからないけど発生やランニングは私たちが先輩から教えられたことだから続ける。
私はクラスではほぼ話さない、話せない
話す友達がいない
休憩時間もトイレ行くか次の教科書出したりそんなつまんないこと。
時は遡り私が2年の時、クラスは班制度だった。
だいたいの授業が班の机をくっつけるんじゃなく1列に並ぶ、
給食やクラス会などだと班体制になる
2年になってすぐリーダーが決められてそこから自分の班に誰が欲しいかを決めてたらしく私は1つの班に属していた(みんながなんだがね笑)
クラス替えしてすぐの班だからぎこちなくて。
でも他の班は仲良くやってたり。私のいる班だけはめちゃくちゃだった、日々言い争い…
また登校拒否しそうになってた。
保健室で話しても次の授業はでれる?って聞かれちゃうし。
クラスの前半はこんな上手くいかない感じで学校が更に嫌になっていた頃、私が体調不良で保健室にいる時に新しい班決めが行われていたらしい。
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