惑星生態と社会形態2074年惑星調査員

人類惑星管理機構からは、「N-1119」と呼ばれている。


この惑星ではn物質という、この惑星のみに存在する物質があり、地中海中に多く存在する。N物質は、この惑星の一億年以上前の特定の微生物の死骸が蓄積され高い圧力によって発生する。


この物質は高い山であれば、あるほどに多く存在し、山、海岸、川に分布する。土壌や海、川に溶け込み植生や生態系が特殊になっている。音波の攻撃で狩りするイルカや、動物の脳をバグらせ肥料にする花など、多岐にわたる。

 

 社会形態と事情

この惑星特有の役職が存在し、大きく「植物魔女」「動物魔女」「空間魔女」から「軍事魔道師」「薬草魔道師」「生活魔道師」「精神魔道師」と、我々の社会で例えるなら、医者、学者、軍人にあたる。


知的生命体は三種存在するとされていたが

追加調査で二種であることが確認された。一種は耳の先が尖っていることから、エルフ又は耳長種と命名、個体差があり短い者も多く確認された。


二種目は、耳が猫に似ていることから獣人又は猫耳種と命名、誤解されていた三種目は、前述した二つの種族の間で交配された子であった。

別種であるほどに見間違える外見をしており、背骨に沿って厚い毛皮が存在したり、蛇のような舌や、目を持っていたりと、二種間の外見的特徴を引き継がない個体が多く散見される。

 この二種はn物質を間接的、直接的に操作することが可能で、魔法のような術を使い生活から戦争まで広く使用されている。体内にN物質を受容、操作する器官が存在すると考えられ、体外に存在するN物質の操作、受容には個体差が見受けられる。


仮説では全身の皮膚から物質を吸収し、それを貯めておく器官を通り、全身の生命維持を助け、使用時に貯めている器官から思念を通り性質を変化させ放出されると推測される。

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