異世界帰りの主人公ですが、濃密な戦いに身を置き読み応えあります

異世界帰りの主人公ですが、帰ってきてからの家族関係や他者との関係、ライバルや敵の内情がきちんと描かれ、しかも個性的な登場人物が多く、その性格の描写も精緻です。
異世界帰りの主人公の場合、ともすれば自分中心な世界と描写が多いですが、この小説では主人公の他、準主役級の人たちの活躍も濃密に描かれてます。
今後、異世界での修行やその成果や、よくある主人公属性を断ち切るかのような、傍らの女性(魅力的な)との進展を期待してます。