第二話 修行の地

 

 地獄の期末試験の結果も良好な形で終える事が出来た真夜達は、何の憂いも無く学生達の大きな楽しみの一つである夏休みに入ることが出来た。


 真夜、渚、朱音の三人は私服姿で旅行用の鞄やキャリーバッグを持って、電車やバスを乗り継ぎ、目的地へ到着した。


 紀伊半島和歌山県にある霊地・高野山。


 日本における三大霊地である恐山、比叡山に連なる修業場でもある。この三大霊地は国主導の下、六家や星守が共同で管理しており、他の多くの退魔師達にも開放されている。


 これは下手にどこかの家が独占してしまうと問題になるのと、霊地であるために妖魔が自然発生する確率が高かったり、余所から妖魔がこの地へとやって来ることが多いため、どうしても手が回らなくなるからである。


 だから六家や星守はこの三大霊地にそれぞれ人員を派遣して、お互いに牽制しながらも共同で霊地を守護してきた。


 そんな中で明乃や朝陽が選んだのが高野山である。真夜達が今住んでいる所から移動などが無理のないところで、なおかつこの周辺地域に影響力が一番強い一族が氷室家であったからだ。


 六家や星守にはそれぞれに影響力が強い地域が存在する。


 京極一族――京都を拠点とした滋賀と中部地方。

 氷室一族――奈良を中心とした大阪、和歌山、兵庫、三重、岡山などの関西圏。

 水波一族――中国・四国地方。

 風間一族――九州・沖縄地方。

 火野一族――関東の一部と東北地方の南。

 雷坂一族――北海道と東北地方の北。

 星守一族――関東周辺。


 完全に棲み分けがなされているわけではないが、概ねこのようになっている。


 比叡山は京極の影響力の強い地域であり、恐山も雷坂の影響力が強い地域だ。


 三大霊地は共同管理になっているが、どうしても地域によってそれぞれの家の影響力が絡んでくる。


 そのため朝陽も明乃も星守一族とは比較的折り合いが悪い、京極や雷坂と面倒事が起きないように高野山を選択した。


 別段、三大霊地に足を運んだり修業したりすることをそれぞれの影響力の強い一族に伝える必要はないのだが、今回は明乃や真昼が参加することと氷室との今後との協力関係も考慮して、朝陽は予め話を通しており、向こうからもわざわざ申し訳ないと恐縮の言葉を頂いた様だ。


「へえ。結構賑わってるわね」


 朱音はバスから降りた後、周囲を観察しながらそんな事を呟いた。


 高野山は退魔師達の修業場としてもだが、観光地としても有名である。毎年国内外から大勢の観光客が訪れ賑わいを見せている。


「そりゃ観光資源で稼いでる面もあるからな。祈祷やお祓いをしてくれるところも多いし、実際に退魔師が祓ってるんだからそりゃ効果があるだろうよ」


 現在、退魔師や妖魔の存在は公になっている。第二次世界大戦後にGHQにより、それまで表舞台に立つことが無かった退魔師達は公式に認められることとなった。


 第二次大戦中や終戦直後は国内は荒れに荒れていた。近代的な戦争が始まると、多くの死者や負の念により世界的に妖魔の発生が多発。しかもその強さも平時とは比べものにならないレベルだった。また異界からもこちらの世界に来やすくなっており、退魔師達はその対処を余儀なくされた。


 戦地においても同様で、各国の退魔師達は自国の兵士達を守るために、他国の兵士を相手取るよりもそちらの対処に当たることになった。日本に於いても日露戦争の頃から顕著になっていただけでなく、更に第二次世界大戦後半になると空襲や二度の原爆の投下により国内で多くの人間が犠牲となったことで、その怨念などが多数の妖魔を生み出すことになったり、異界より怨念に呼び寄せられた妖魔が無数に出現したために国内の対処すら間に合わなくなっていた。


 妖魔には霊力が籠もっていない武器では効果が薄く、また通常兵器では仮にかなりのダメージを与えても完全に消滅させることが出来ず、時間をおけば復活されてしまう。だからこそどれだけ兵器が発展しようも退魔師が不要となることはなかった。


 この現象はどの国でも発生したことで、各国の退魔師達はそれらの対処に追われることになったため、その殆どは戦争には直接参加することは出来なかった。


 終戦後、優秀な退魔師やその家系が多く存続していた日本は、GHQの思惑により彼らを表舞台に立たせるために法を制定し、彼らの行動を抑制し縛るために一般市民にまでその存在を認知させた。


 こうすることで、日本の優秀な退魔師達が裏に潜み力を蓄え、アメリカに反抗する事を抑止する目的があった。


 無論、終戦後も頻繁に発生した日本国内の妖魔の相手をさせるために彼らを利用したのは言うまでもない。占領地で自国の退魔師(アメリカでは祓魔師(エクソシスト))の損耗を減らすためや、アメリカの祓魔師は日本に比べ全体的な実力は下だった事も影響した。


 このため日本は国軍こそ解体されたが、六家や星守は存続することが出来、現在までその地位を確保し続けることとなった。


 今では六家や星守などを含めた退魔師達は、民間軍事会社(PMSC)の武力行使員や警護員のような位置づけとして扱われている。


 そのため法律などで厳しい規制や規律に縛られ、SCDなどの当局の厳しい管理監督を受けるのだが、その事が逆に異能の力を持つ彼らに対しての抑止力となり、一般市民などの恐怖は薄れ安心感と信頼感を持たれることに繋がった。


 退魔師などの能力者が一般人などに対して犯罪行為を行った場合、同じ犯行でもその刑罰はかなり重くなる。


 八城理人の場合も、一般人よりも罪が重くなっていたのだが、司法取引や様々な理由による減刑、執行猶予つきで行動制限を受けたり、数年のボランティア活動や国やSCDの依頼を無報酬で受けるなどの条件がついた上で氷室家の監視下に置かれるという名目で実刑を免れている。


 妖術師への生殺与奪権に関しても、退魔師への特権というよりは退魔師への制限がより厳しく妖術師へ適用されており、取り締まることができるのが退魔師だけであるために結果として付与される形になっているといったほうが正しい。


「まあ修業風景は非公開だが、修業場は条件次第じゃ開放されてるからな。物珍しいのもあって、三大霊地はどこも人気スポットになってるし、高野山は特に人気が高いみたいだな」


 真夜はようこそ高野山へと書かれたパンフレットを読みながら、ここが見所とパンフレットに記されている寺院や神社、墓地や温泉施設や食べ歩きの食事処などを吟味していた。修業もだが観光する気満々である。


「私もここには初めて来ました。やはり霊地だけあって、霊気が満ちていますし空気や雰囲気も違いますね。それに強固な結界も張られています」


 渚は周囲を観察しながら、物珍しそうに呟く。結界は余所から来る妖魔などの侵入をさせない物と、その力を弱体化させる物が展開されていた。六家や星守が施したもので、並の妖魔ならば触れるだけで消滅しかねないものになっている。


「観光地で何かあったら大問題だものね。それにしても観光客の中にもそこそこの霊力持ちとか、退魔師っぽい奴がいるみたいね」


 朱音が周囲を見て取った通り、霊力が一般人よりも高い者がいたり、退魔師と思しき山伏が着る鈴懸(すずかけ)を纏った者もいる。


「ここでは六家や星守が門戸を開いて霊障に悩んだり、門下生になりたいと言う方を受け入れる仲介所のような所でもありますからね。そう言った方なのかも知れません」


 地方に分散している六家はお膝元以外からも、門下生を得るためにこうして共同管理地である三大霊地で霊力の高い者などを勧誘したりしている。


 中にはそれまでは霊力に覚醒していなかったが、霊地に来た影響で霊力に目覚める者も少なからずいる。そう言った者をスカウトする意味もあった。


「毎年何人かは火野にも来てたっけ。でも中には腕試しの武芸者もいるのよね」


 渚の説明に朱音は火野にいた時の事を思い出す。門下生として来る者はまだいいのだが、中には独学で強くなり、噂の六家を倒して箔を付けようと道場破りのような腕試しの術者が来ることもあった。


「どこの家にもそんな馬鹿は来るんだな。星守でも偶にあったな、そんな事」


 だが独学では限界があり、永い年月をかけて積み上げられてきたノウハウを持つ六家や星守に勝てるはずも無く、あっさりと敗北して世界の広さを知るパターンしか結末がなかったりする。


「そのまま弟子入りって事もあるのよね」

「正直なところ、そう言った方はほとんど大成しないのですが」


 思いあがった出鼻をくじかれた上に、六家の上位者の実力を見せつけられて、そのまま心までへし折られてしまう。そこから這い上がれればまた違うのだが、思い上がった道場破りの武芸者あがりは精神的に弱い者が多いようで、大成するものは弟子入りした中でもごく一部しかいない。


「まっ、今の俺達には関係ないだろ。こんなところで絡んでくる馬鹿はいないだろうし、いたとしても大したことねえ奴ばかりだろうからな」

「真夜から見たら、六家や星守でも殆どの相手が大した事ないんじゃないの?」

「そうかも知れないが、だからって見下す気もないぞ」


 昔の自分がそうだったのだ。されたことを仕返す気は無い。


「俺だって昔は弱かったんだ。色々あって強くなったが、強くなる可能性は誰にでもある。兄貴だって親父だって俺よりも強くなるかも知れない」


 真夜は自分が最強などとは思っていない。異世界の勇者パーティーの仲間達の中でも自分などよくて中間くらいの強さだと思っている。それに今の真夜は異世界の時よりも弱体化している。


「俺は自分が最強なんて思っちゃいねえし、上には上がいる。俺より凄い奴がゴロゴロいるとは思わないが、全くいないなんてことはねえだろうからな」

「真夜君はどうしてそこまでの力を得ながら、まだ強くなりたいんですか?」

「やっぱり昔の反動とか?」

「いや、何というか四年間修業と実戦の毎日だっただろ? 強くならないと死ぬって言う極限状況の連続だったから、脅迫観念みたいなもんが出来ててな……。修業して強くなっていかないと不安になってくるんだよな」


 何とも情けない理由だが、切実な話であった。


「あとはそうだな。強くなってどんな相手からでも、大切な人達を守れるようになりたいってのが一番の理由だろうな」


 異世界に召喚されてからかなりの時間、真夜は仲間の足を引っ張っていた。仲間に庇われ、助けられたことも一度や二度ではなかった。そして弱い自分のせいで、仲間を危険にさらした事も何度もあった。


「向こうでの最初のうちは情けないことばっかりだった。仲間にも迷惑をかけた。その反動もあるんだろうな。誰よりも強くなって皆を守りたいって想いが強くなっていったし、仲間を失いたくなかった。死んで欲しくなかった。それもあって死に物狂いで強くなった」


 あの時の自分は今よりもさらに強かった。だからこそ今の自分に物足りなさを感じていた。


「弱体化した今の自分じゃ足りない。あの時の俺でもまだ足りない。だから強くなりたいって思ってるんだ」


 魔王との戦いはまさに死闘だった。真夜を含めて七人のパーティーでもなおも劣勢に追い込まれた最終決戦。全滅寸前まで追い詰められ、それでも何とか勝利を収めたものの、紙一重の、まさに奇跡の勝利であった。


 あんな化け物が再び真夜の前に現れないとも限らない。その時、自分は何が出来るのか。一人では倒すことは出来ないかも知れない。だがそれでもあの時よりも強くなっていれば、何かしらの手段を得られているかも知れない。


「だから強くなりたい。それに自分がどこまで強くなれるのか、男だったら気になるところなんだよ。 昔なら想像も出来なかったけど、今の自分はどこまでやれるのかそれを確かめたい」


 大人びた雰囲気の真夜だが、妙なところで子供っぽくなることがある。今の真夜も強さに憧れる少年のように朱音や渚には思えた。


「今回の兄貴や婆さんとの修業でどれだけ成長できるか、今から楽しみだ」

「真夜君って本当にストイックですよね。私も負けてられませんね」

「ほんと。先に行かれすぎるのも癪だから、何とか追いつくようにしないと」

「あんまり気を張り詰めて、無茶はするなよ」

「四年もあっちで無茶してた真夜に言われたくないわよ」


 朱音の言葉に真夜は肩をすくめ、渚はクスッと笑みを浮かべた。


「真夜!」


 と、そんな彼らに声がかけられた。


「よう、兄貴。この間ぶりだな」


 真夜達が視線を向けると、そこにはシャツにジーンズというラフな格好の彼の兄の真昼がいた。その後ろには耳を隠すような麦わら帽子と白いワンピースを着た楓が付き添っていた。


「うん。この間ぶりだね、真夜」

「お久しぶりです、皆さん」

「久しぶり。真昼も楓さんも元気にしてた?」

「お陰様で今はとても充実していて元気だよ。朱音さんも渚さんも元気そうで何よりだね。真夜と一緒に二人が今回の合宿に参加してくれて僕も嬉しいよ」

「はい。先日は真夜殿を始め、皆様にお世話になりました。今回も何卒宜しくお願い致します」


 朱音の言葉に真昼も楓も笑みを浮かべながら返す。二人も今回の合宿を楽しみにしているようだ。


「俺としても兄貴や婆さんと手合わせできるのを楽しみにしてるぜ」

「それは僕もだよ、真夜。情けないところを見せないようにするから、楽しみにしてて」


 柔和な笑みを浮かべているが、今までに見たこともないような闘志を真夜は真昼から感じた。静かでいて、それでいて燃えさかるような気配。


 強くなっている。それも段違いに。真夜だけでなく朱音も渚もそれを感じ取った。真夜も真昼に対して不敵な笑みを浮かべる。


「期待してるぜ、兄貴」


 何てことのない兄弟の会話。だがかつてでは考えられなかった光景。朱音や渚、楓はそんな光景に満足しながら優しく見守り続ける。


「っと、そう言えば婆さんはどうしたんだ?」

「お祖母様なら先に旅館に行ってチェックインしてくるって。僕達は三人の迎えに来たんだ。お祖母様も今回の件は大分気合いが入ってるよ」

「あんな明乃様を見たのは初めてです」


 真昼も楓も今回の明乃の気合いたっぷりの姿を思い出し苦笑してる。


「そりゃ楽しみだ。まあこんなところで立ち話も何だから、先に旅館に荷物置きに行こうぜ」

「あっ、ごめんごめん。そうだね、三人は今着いたところだし……」

「てめぇ、もう一回言ってみろ!」


 だがその時、近くから男の怒鳴り声が聞こえた。真夜達が何事かと周囲を見渡すと、一人の男が真夜達と似たような年頃の少女に絡んでいる光景が目に飛び込んできた。


 男の方は三十代くらいで袈裟を着た僧侶のようだった。だが人相が悪く顔がほのかに赤みを帯びており、酒に酔っているように見える。


 少女の方は美少女とも言って差し支えない容姿だった。長い栗色の髪に豊満な胸。手足も長く、身長も百七十近くありそうで、ジャケットにスカート、そして黒いニーソックスとスニーカーに身を包んでいた。


「何度でも言うけど、悪いのはあんたの方だろ? 見てたけど、先にぶつかったのはあんたの方だ。それを一方的に絡んでたろ」


 少女の後ろには彼女よりも年下の中学生くらいの少女と少年がいた。男の剣幕に怯えているようで、心配そうに二人を見ている。


「お前、俺が誰だか知らないのか! 俺はかの有名な退魔六家にも認められた大僧侶最海様だぞ!」

「聞いてねえんだけどな、そんな事。それに六家に認められた? こんな真っ昼間の往来で酒を飲んで子供に絡むおっさんが、そんな偉いとは思えねな。つうか息が酒臭ぇぞ、おっさん」


 美少女だがどこかヤンキー口調で話す少女。見た目とのギャップが激しい。


「なんだ、その口の利き方は! 生意気な奴め! 俺がしっかりと手取り足取り教育してやる!」


 少女の肢体をなめ回すように嫌らしい目を向ける男に、少女は嫌悪感で顔をしかめる。さらに男は少女の右腕を掴んだ。


「ちょっと! あれやばくない!? 止めに行かないと!」


 そんな光景を遠巻きに見ていた朱音が止めに向かおうとするが、その行動を真夜は彼女の肩を掴んで止めた。


「真夜!? 何で止めるのよ!?」

「放っておけって。どうせすぐに終わる」

「そうですね。あの方があの程度の方にどうこうされるとは思いませんね」


 真夜も渚も少女が何者かに気づいていた。だから朱音の行動は必要ないと思ったようだ。


「そうだね。僕達がすべきことは、警察とかへの説明だね。彼女に非がないように言うだけで良いと思うよ。それにたぶん僕達が手を出したら彼女も怒ると思うから」

「……あの方なら大丈夫だと思います」

「えっ? 誰なのよ? あの子って……ってもしかして!?」


 似たような真昼や楓の反応に、朱音もようやく少女の正体に思い至ったようだが、その間にも事態は進んでいく。


「おい、おっさん。気持ち悪いんだよ。素直にこの二人に謝罪するなら見逃してやるつもりだったが、気が変わった。幸い、ギャラリーも多いし、正当防衛だよな?」


 どう猛な笑みを浮かべた少女が、男にそう宣言する。


「何を言って……ぴぎゃぁっ!」


 だが男が疑問に思った瞬間、見えない何かに顔面を殴られたように、きりもみしながら吹き飛ばされ、地面に叩きつけられる。そのまま男はピクピクと痙攣を続けるが起き上がろうとはしない。完全に意識を刈り取られたようだ。


「安心しなおっさん。きちんと救急車は呼んでやるよ。っと、悪かったな怖がらせて。大丈夫だったか?」

「あ、あのその……」

「あ、ありがとうございます。でもお姉さんが……」

「いいからいいから。アタシの事は気にしなくて。これでも警察には顔が利くし、擁護してくれる奴もいるから」


 そう言うと少女は真夜達の方に視線を向ける。


「僕達が擁護するから、二人は心配しないで」


 少女の方に近づいてきた真夜達を代表して、真昼が少女に告げると少女は笑みを浮かべた。


「おう、頼むな、真昼。それにしても久しぶりだな」

「相変わらず君も無茶をするね。けどどうして君がここに?」

「ババアの付き添いだよ。ついでに修業をして来いっておばさんがな」


 面倒で嫌だったんだけどなと少女は言うが、すぐに楽しそうな笑みに変わった。


「けどお前がいるんならちょっとは愉しめそうだ」

「相変わらずだね、凜は」


 苦笑する真昼を横に、朱音はこそこそと真夜と渚に訪ねる。


「ねえ彼女ってやっぱり六家の……」

「はい。六家の一つ風間家のご息女、風間凜(かざま りん)様です」

「んで、兄貴の幼馴染みだな」


 二人の言葉に朱音は自分の記憶が間違っていなかったと安堵すると同時に、面倒な事が起きそうだと霊感が告げている事に辟易するのだった。

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