第二章 退魔師編

プロローグ


 それは幼い日の記憶。少女は泣いていた。何も悪いことはしていないのに。


「お前、火野の人間なのに、そんな金髪なんだな!」

「染めてんじゃないの?」

「ええっー! マジで! しかも宗家のくせに、たいした霊術が使えないんだってな!」

「そうそう! なんでも失敗して爆発すんだって!」


 周囲を同年代の少年少女に囲まれ、少女は必死に耐える。


 この髪の毛を馬鹿にするな! 大好きなお母さんとお揃いなんだぞ!


 そう叫びたかったが、言えなかった。ただ悔しくて、辛くて、黙り込んでしまう。


 心の中で、好きでこんな髪の毛になったんじゃない。そういった思いまで生まれる。それは大好きな母への侮辱に他ならない。なのに……。


 霊術が不得意なことも、同じくらい辛かった。従姉妹は自分とは比べものにならないくらい優秀で、どんどんと新しい霊術を覚えていく。扱いも上手く他の六家の大人や同年代からも一目置かれている。


 翻って、自分はどうだろうか。自分も霊力は高く、宗家の一員として恥じないものではあったが、制御は下手ですぐに暴発してしまった。


 分家や一部の大人達が宝の持ち腐れだの、これだから異人の血が混じった子はと言う陰口も耳にしたことがある。


 反論したかった。声を大にして叫びたかった。


 でも大勢に囲まれて怖くて……。それにまた霊術を発動させて暴走させたら。


 こんなところで暴走させ、目の前の相手を傷つけてしまったら……。


 それに目の前にいるのは、六家の会合に出席できるだけの血筋の人間だ。また母や父に迷惑をかけたら……。


「なんとか言えよ!」


 キッと少女は涙目で彼らを睨んだ。もう限界だった。悔しさのあまり、霊力が高まり、暴発しようとしている。と、そんな時だった。


「寄って集って、女の子をいじめてんじゃねぇ!」


 彼らの中の一番体格が良い少年に、横合いから誰かが飛びかかり、その顔面を思いっきり殴り飛ばした。


「がっ!?」

「光太郎さん!?」


 少女を庇うように、その少年は立ちはだかった。


「て、てめぇ!」

「六家の一員のくせに、みみっちい真似すんな! 俺が相手になってやる!」

「こ、こいつ!」

「光太郎さん! こいつ、あの星守の無能で落ちこぼれの欠陥品ですよ!」

「なにっ!? こいつが!?」


 取り巻きの一人が、指を指し少年のことを殴られた少年に告げる。


「てめぇ! いきなり出てきて、正義の味方面か! このくそがぁっ! 星守の出来損ないのくせに、調子に乗ってんじゃねぇ!」

「調子に乗ってんのは、お前だろうが! お前なんか、俺がボコボコにしてやる!」


 光太郎と呼ばれた少年は、少女を庇った乱入者――星守真夜に向かい襲いかかる。


 ただ悲しいかな、霊力も平均以下であり、扱いも未熟、体格差は歴然で、体術に関しても極端な差が無かったため、真夜はボコボコにしてやると息巻いたが、反対にボコボコに殴られる始末だった。


 たまたま真夜の双子の兄がこの場に通りかからなかったら、真夜はもっと酷い目に遭っていただろう。


 助けに入って逆に助けられる。しかもあちこち傷だらけになり、情けない姿をさらす羽目になった。


 真夜にしてみれば、情けなく恥ずかしい思い出だろう。


 けれども、少女――幼い頃の火野朱音は、この時のことをいつまでも鮮明に覚えている。


 どこにでもありそうで、単純で、それでいて当人にしてみれば、それだけで救われるような誰かの助け。


 それが彼女の初恋の始まりだった。



 ◆◆◆


「さてと。尋問を始めるか」


 何とか少しだけ身体を回復させた真夜は、未だにルフの拘束が効いている理人を起こすことにした。


 霊符を理人の額に張り、少しだけ回復させる。


「んっ、ううっ……」


 微かなうめき声を上げ、理人はゆっくり意識を覚醒させていく。


「よう、目が覚めたか?」


 真夜は地面に倒れ込む理人に屈んで顔を近づけると、彼に話しかける。仰向けに寝かされ、身体を未だにルフの鎖に巻かれて身動きが取れない。


「……お前は。俺は、生きとんのか?」

「ああ。俺があえて生かした。その意味は分かるか? お前にはいくつか聞きたいことがある。ああ、あとお前らの首魁の匿名希望も倒したぞ」

「なんやて!?」


 思わず理人が驚愕に声を張り上げる。六道幻那の強さを理人は誰よりも知ってる。それを倒したと真夜は言う。


「ああ。俺達が無事なのがその証拠だろ? でだ、もうお前を助けてくれる奴はいない。いや、それともまだ仲間がいるのか? だったらそれも含めてきりきり吐いてもらおうか」


 尋問の経験もあるし、勇者パーティーの尋問係である武王や剣聖、大魔導師の薫陶も受けているので、この手のことはお手の物である。


「そうだ。あの匿名希望のことも含めて、お前らはどういう集団なのか? なんで俺達を襲ったのか。他にも目的があったのか、まあ諸々だな」


 殺気を放ち、理人を脅す。並の退魔師なら、それだけで恐怖に身を縮こませるだろう。


(なんや、こいつは……。俺と同じくらいの歳やのに、六道並の威圧感やないか!?)


「言っておくが、拒否権は無い。黙秘しても良いが、その場合は指の一本一本を端から折って、手足の関節を潰す。それでも言いたくないなら、黙っててもいいが、その後は指を切って、手足を削いで、耳を削ぎ、目を抉り、痛めつけるからそのつもりで」

「ちょっ! ちょっと!? まさか本当に拷問みたいなことするつもりなの!?」


 完全に悪役の台詞を吐く真夜に朱音が声を上げた。隣の渚もまさかそんなことを星守君はするつもりですか? と顔を青ざめさせながら、無言で訴えている。


「俺もできればしたくないが、情報を引き出せないんだったら、仕方が無いだろ? 心配するな。手足を削ぐは言い過ぎた」


 はははっと笑いながら言う真夜だが目が笑っていない。


「それに俺は治癒霊術が使えるからな。致命傷じゃない傷はほぼ癒やせるからな。流石に欠損した部位は無理だが、綺麗なまま切断したって言うのなら、繋げて元通りにできるぞ。つまり何度でも指や手足を折ったり爪を剥いだりできるわけだ」


 どん引きするような台詞である。朱音も渚もどこか真夜に怯えている。理人も冷や汗を流し、顔を引き攣らせている。


(こ、こいつ、目がマジや。ほんまにするつもりや……)

(いや、俺もそこまではしないから、マジで。そんなにどん引きするなよ。いや、多少はするけど……)


 真夜も流石に朱音と渚にここまで怯えられるとは思っていなかった。交渉を含め、こういった尋問にはブラフが付き物である。


 真夜としても穏便にできればしたいが、無理な場合はこういう手法を使う。


「二人は少し見ていてくれ。ここは俺が仕切る。とは言え、女の子二人がいる前ではそういうことはしたくはないんだよな。それでも情報が引き出せないんだったら、仕方が無いだろ? ああ、質問に答えろってのは無しだ。知っていることを片っ端から喋れ」

「……俺がほんまのことを言わんかったら?」

「嘘だって分かった場合は、そうだな。どうされたい?」


 底冷えするような声だった。何をするのか、全く分からない恐怖が理人に生まれる。


「お前は俺がどんなことができるのか知らないだろ? ちなみにそこの二人も知らない。お前はあの堕天使を見ただろ? あいつは色々なことができるぞ」

「……ほな、堕天使を呼んで俺の記憶でも覗けばええんちゃうか?」


 理人はそれでも強気な態度を取る。この状況ではあまり良いことではないだろうが、主導権を与え続ける状況はまずいと考えたからだ。


「それもいいな。じゃあそうするか。ああ、その場合、お前はもう終わりだがそれでも良いんだな? お前自身、どうしても成さないといけないことがあるんじゃないのか?」

「っ!?」


 真夜の言葉に、理人は思わず表情を変えた。


(当たりだな。簡単に尻尾を見せてくれた)


 内心でほくそ笑む。交渉事の基本も教えてもらっている。本当に異世界での四年間は色々な経験をした。実戦だけではなく、それ以外の能力も磨くことができた。


(本当に異世界での四年は濃密で、良い経験になったな)


 死と隣り合わせの世界での充実した四年間とかと思わなくもないが、どんなことでも経験であると実感させられる。


「それを成す前に死んでも良いっていうのなら、俺は止めないぞ? このまま俺の力を知られたお前を無理に生かしておく必要も無いからな」


 真夜は相手にプレッシャーをかける。実力差は明白。あとはこちらがどんなことも行う、ある意味で情け容赦の無い存在だと知らしめればいい。


「それにあいつらの仲間だったって言っても、本当の意味で仲間じゃなかったんじゃないのか? 無理矢理とは違うが、自分の目的のために行動を共にしていた。あるいは利用していたか? どっちにしろ、あいつが死んだんなら、もう義理立てする必要もないだろ?」


 真夜はどこまでも理人を言葉で追い詰める。


「それと俺も内容によっては協力してやらなくもないぞ。お前が知っていることを全部喋って、素直にこちらの言うことに従うのならな」


 同時に希望も相手に提示する。真夜自身はあまり面倒事に関わりたくはないが、それでも話を聞くくらいはタダである。その後に協力できそうならば協力する。無理ならばはっきりと断る。ただそれだけだ。


 理人の顔に苦悩の表情が浮かぶ。必死に何かを考えているようだ。


「……ほんまに、話によっては協力してくれるんか?」

「それはお前の態度と内容次第だ。あいにくと俺はあの匿名希望みたいな反社会的な奴でもないし、危険人物でもないからな」


 ここまで脅しておいて、よくもまあそんなことが口にできるなと理人は思う。真夜の後ろの朱音と渚もえっ、さっきまでの言葉で、それを言っても説得力無くない? というような顔をしている。


「とにかく、まずは知っていることを話せ。話はそれからだ」

「……わかった。俺の知ってること全部話すわ」


 理人は観念した。どの道、この状況では選択肢は無い。ならば少しでも自らの目的のために、相手の心証を良くして協力してもらうようにした方が良い。


「まずは俺の名前や。俺は八城理人。で、俺らのボスの名前は六道幻那。側近であんたが殺った人狼の名前は銀牙。あの堕天使に消滅させられた牛鬼の名前は弥勒狂司や」


 四人の名前を聞かされ、真夜はあまり聞かない名前ばかりだと思った。


「聞いたことあるか?」

「……いいえ。私はありません」

「私も無いわね」

「そうか」


 渚と朱音に聞いた真夜だが、二人とも聞き覚えはないようだ。尤も真夜は朱音にはこの手のことはあまり期待していなかったので、知らないだろうとは思っていたが。


「ねえ、ちょっと? 今、何か失礼なこと思ってなかった?」

「気のせいだろ? それよりも続けろ。他の仲間や何が目的なのかもな」

「他の仲間は知らん。俺が知ってるメンバーは、それだけや。他にも仲間はおるみたいやったけど、俺には知らされとらん。俺は仲間やったけど、下っ端と言うよりも協力する代わりに俺の望みを叶えてくれるようにしてもらう立場やった」

「なるほどね。で、あいつらは何が目的だったんだ? それに今回の襲撃もあらかじめ計画されてたのか?」


 まずはそこを確かめなければならないと、真夜は理人に問いただす。


「ボスの望みは京極一族への復讐とか言うとったわ。それと今回の襲撃はそこの京極のお嬢さんが弥勒がペットにしていた土蜘蛛のつがいを退治したお仕置きとか言うとったわ」

「昨日の一件の!? あれはあの牛鬼が仕組んでいたことだったんですか? それに京極への復讐ですか?」

「昨日の一件かどうかは知らんけど、本人はそう言っとったわ。さっきの土蜘蛛もあの弥勒のペットの妖魔らしいで。あとボスの京極への復讐はマジや。本人がそう言っとったで。京極を根絶やしにするってな」


 理人の言葉に渚はまさかという思いだ。あの土蜘蛛の一件が今回の一件に繋がっているなど、思いもしなかった。


 また匿名希望……理人の話から六道幻那と言うらしいが、まさかそんな大それた事を計画していたとは。


「京極を根絶やしにって、過激すぎる内容ね。でもそんなことできるの……って、あいつらなら可能性は無くは無いか」


 朱音も理人の言葉に驚きを隠せない。さらに京極一族を根絶やしにするという内容に関しては、衝撃的であった。六家の中では最大派閥であり、一流の退魔師を多数抱える名門。数、質共に他の六家を上回っており、その一族を滅ぼすなど、正気の沙汰ではないと思った。


 しかし朱音も渚も、幻那の力を目の当たりにした今ならば、それも可能であったかもしれないと考える。


「超級クラスの妖術師に特級クラスの妖魔が二体。さらには多数の土蜘蛛。おそらく他にも手駒がありそうですね」


 渚も嫌な汗が流れる。もし彼らが京極へと強襲してきた場合、対処ができたかどうか。いや、間違いなく一族存亡の機に陥っていたのは間違いない。


 真夜があそこまであっさりと倒していたが、普通であるならば超級クラスの妖魔など京極一族でもかなりの大規模な準備を行い、討伐部隊を組織せねば対処できないであろう。


 残念ながら、今の京極に一対一で超級を相手取れる術者は存在しない。さらにそこに二体の特級妖魔クラスが加わり、大量の土蜘蛛が同時に攻勢をかければ……。


「もしその目的が事実なら、あの存在をここで倒せなかったら、京極は滅亡していたかも知れませんね。いえ、滅亡していなくても、尋常ならざる被害が出ていたのは間違いないでしょう」

「たぶん、他の六家も似たようなものでしょ? うちだってやばかったはずよ。あれ、これってもしかして、それを防いだのって、もの凄い功績なんじゃないの?」

「かもな。でもそれを大々的に喧伝するつもりも無いし、しても誰も信じないだろ?」

「そうですね。少なくとも京極は認めないでしょうね」


 プライドの高い一族である京極に話したところで、愚かな妄想だと鼻で笑われるだろう。真夜としても喧伝するつもりは無い。朱音だけは不満そうだったが。


「話を戻すで。そっちの予想通り、俺はある目的のためにボスに協力しとった。俺の仕事は百八人の人間を生け贄として連れてくることやった」

「っ!? あんた、無関係な人間を攫ってたって言うの!? しかも百八人も!?」

「……そうや。言い訳にはなるやろうけど、俺も人は選んどった。主に裏社会、やくざとか反グレ集団とか犯罪者組織の人間を襲って、ボスの所に連れてってた。まあ人数は百人で止まっとったけどな」


 苦々しい顔をしながら答える理人だったが、それでも朱音は彼に怒りを向ける。


「それでもよ! 犯罪者だからって、生け贄にするってわかってて、あいつの下に連れていくって何考えてんのよ! どう考えても、碌でもないことじゃないの!」

「ああ、そうや。けどな、それでも俺にはやらなあかんことがあるんや。そのためやったら、どんなことでもする。たとえ犯罪であろうがな」


 強い意志でにらみ返すように朱音を見る理人。そこには確固たる決意が込められていた。


「……もしや、最近の神隠し事件は貴方達の仕業ですか?」

「神隠し事件? 何それ?」

「私の方に来た新しい仕事の依頼で、この近辺の街で起こった人が忽然と消える事件のことです。今日、本家の方と会っていたと言いましたが、この件の引き継ぎだったんです」

「えっ? そんな事件あったの? ニュースとかじゃ全然騒がれてなかったけど」

「警察の方で止めていたみたいです。行方不明になったのも、犯罪者や反社会勢力の人間ばかりでしたし」


 渚は朱音の問いかけに答えると、事の詳細を述べた。普通の人間では到底考えられない大規模神隠し事件。その調査と解決の依頼が京極に入った。それを解決しろと渚の方に白羽の矢が立ったらしい。


「ですが、まさか、あなた方が関わっていたとは」

「なんや。もう京極の方に話が行ってたんか。まあ二ヶ月ほどかけて、ゆっくりと集めてたからな」

「なるほどな。じゃあこれでその事件も解決だな。で、その生け贄は何に使うつもりだったんだ?」

「そこは知らん。流石に俺には目的を教えてくれんかった。ただ俺は集めろとしか言われとらん。向こうも俺を完全に信用しとらんかったからな」

「慎重なタイプだったからな。納得だ。他には?」

「ほかはいくつかの拠点なら知っとるけど、本拠地は知らん。教えてもらってないからな」

「使えないわね」

「しゃーないやろ。俺はあくまでボスにとって、使いやすい駒でしかなかったやろうしな」


 朱音のちゃちゃに、理人は軽く肩をすくめる。真夜もあまりそこは期待していなかった。


「で、その拠点の場所は? あと攫った人間は生きてんのか?」

「悪いけど、それは知らん。俺は攫った人間を連れていくだけやったからな。運が良ければ、生きてるんやないか?」

「そうか。で、この案件は任せて良いか?」

「はい。私が引き受けた事件ですので。上手く事を運びます」


 渚は真夜に任せてくださいと自信を持って言う。こういう面では渚は朱音より何倍も頼りになるという印象だ。渚への期待と評価に、若干朱音がむくれて頬を膨らましていたが、真夜はあえてスルーする。


 真夜としても一般人ならば即座に助けに行くだろうが、犯罪者や反社会勢力の人間ならば、そこまでしてやる義務も義理も無い。朱音もそのあたりは真夜と同じ考えなのか、強くは言ってこない。


「これでまた事件は一つ解決したな。他にも知っていることがあれば、答えろ」


 真夜はいくつかの質問を新たに理人に投げかけ、理人もそれに正直に答えていく。


「さて、それじゃあお前の目的も聞こうか」


 聞くべきことをおおよそ聞いた真夜は、理人に彼自身の目的を聞く。真夜の問いかけに、理人は苦々しげに表情を歪める。


「……助けたい奴がおるんや。でもそれにはどうしても、強い術者の協力が必要なんや」


 理人は真夜の目を真っ直ぐに見ながら、彼の目的を告げる。


「妖魔の生け贄にされた俺の幼馴染みを助けたい。こないなことを言うのは、筋違いやって分かっとる。けどな、強いあんたに頼みがある。俺はどうなってもええ! あいつが助かるんなら、俺の命なんてどうでもええ! せやからあいつを、志乃を助けるために力を貸してほしいんや! 頼む!」


 血を吐くかのように、理人は真夜に対してそう懇願するのだった。


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