第13話 イビルブラックウルフ戦1
「ギャアアアアアアアアアアアオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!」
...状態異常<畏怖>、か。新進気鋭の規格外の状態異常無効の対象内だな。
新進気鋭の規格外のスペックはこちらのようなものになっている。
<新進気鋭の規格外・常時発動型・原初>
「その者、原初の者なり」
・原初称号効果により全ての効果が1.5倍の性能になる。
・基本状態異常無効
・格上との戦闘時全ステータス10倍
・鑑定・上位の取得に必要なSP免除
・自分の職業・称号によるデメリット効果無効(ダブってる)
「神と魔王に見初められし暗殺者」
原初というのは全プレイヤーの中で初めてその基本称号を手に入れた者に送られるもの。全てのスペックが1.5倍になる。特殊な称号(<暗殺帝><魔導帝><魔王>など。魔王は魔王見習いのレベルを上げることで原初の魔王という称号を手に入れることができる...かもしれないと俺は予想している)には原初はつかない。それらは
そう、俺は気づいていなかったんだ。鑑定取れるじゃねえか!
直様鑑定を取り、ヤツを鑑定した。すると...
種族名 イビルブラックウルフキング Lv.238
ステータス不明(鑑定不能)
スキル <狼の王>
眷属のブラックウルフを召喚できる。??????できるようになる。
<王の威光>
全ステータスが相手の二倍になる。又、言語が理解できるようになる。
<野生の勘>
?%の確率で未来予知ができる。
<覚醒>
体力が??%以下になったときに覚醒する。ステータスさらに2倍。
<魔王の傀儡>
撃破されたとき、現魔王???に通信が入る。ステータス?????。
二倍かあ...まあそんくらいならいけるか?
そんな甘いことを考えながら、時鳥は刀を抜き、毒を散布した。
時鳥はこんな事を言っているが、実際はそんなことはない。
ステータスが二倍ということは、自分自身より全てが優れているということである。
このボスはバフを積み、ステータス強化を盛り盛りにした上での攻略が推奨されている。
最も、それでも勝てる確率は0%に近いのだが。
「<混合魔刀・毒毒万衰・無間乱閃>」
刀を振るう。動物である上で、身体能力が低下することは危険なことである。
自分自身の経験が、その瞬間敵に変わってしまうのだから。このくらいの力を出せば避けることができる、が避けることができないに変わってしまう。だからこそ、毒というものは強いのだ。
その後も、時鳥は刀を振るい続けた。すべての攻撃をいなし、受け止め、魔法を放ち...
「これで9割くらいかね?<混合魔法・旋風・斬>」
「規格外め!グハッ!?
...運営は、呆れている。
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