第11話 職業試験10

「お帰りなさいませ。貴方の選択できるジョブ・サブジョブ・種族・スキル等々が表示されています。このタブレット端末を操作して選択してください。ステータスは選択済みです」

「了解、ありがとう」

直様端末を操作する。完成したステータスはこのようなものになった。


<名前> 時鳥 Lv1(+99)

<種族> 人間

<職業> 魔導暗殺帝

<サブ> 魔王見習い

<称号> <暗殺帝><魔導帝><蹂躪者><魔力強化を修めた者><新進気鋭の規格外><魔王>

<スキル>

    上級暗殺術・特殊

    上級魔法・特殊

    魔力超強化・全

    魔力飽和

    体力自然回復量超上昇

<ステータス>

HP :37500

MP :Unlimited

STR:100

INT:40

MND:40

AGI:100

DEX:40

残SP 0

<所持金>

10000G


「...確認完了。これで設定は終了です!それでは、良いWBOライフを!」


そして俺は、2時間半もの時間をかけてWBOの世界に降り立った。

______________________________________


<運営インフォメーションが一件届いています>

<職業試験の録画動画 ダウンロードしますか? yes or no>


直様yesをタップし、海鳥からのフレンド申請を承諾する。フレンド転移を使用すると、そこは冒険者ギルドであった。そこには<戦帝>と<死神>が座っていたが、他には誰もいなかったため少し驚く。

「なんか人少な「急にブラックアウトしたから皆騒然。チート使ってるのバレたんだーってなってもう大騒ぎ。なんかあったの?」あ、ああ。選定者がポップして..「「「はあ!?」」」...なんだ急に」

「選定者でしょ!? 絶対ファルがキーだと思ってたのに...まあ私達が手に入れられただけよしとする、か。じゃ、鍵も持ってんの?というかインベントリの中見せてよ」


勿論と返し、インベントリの中身を机の上に出していく。

「いやいやいやいやどんだけ魔石持ってたんだお前、そんなに稼いでたのかよ...」

「あ、魔王印のナイフと毒瓶と刀...あ、選定者クエストの報酬かな?」

「え、白紙のスキルブック(品質 神)って...なんでも手に入るの!?」

「あ、あとこれが鍵な。選定の鍵って書いてある」


取り敢えず三人が言いたいことは一つだけだった。

「やらかしすぎだっつーの!!!!!!!!!!」

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