届かない私の想い
君がショートカットが好きだと言っていたから、私は髪を切った。
2年間伸ばした髪だった。
君がワンピースが好きだと言っていたから、私は青空色の華やかなワンピースを買った。
今までの服は捨てた。
必要なかった。
全ては君を振り返らせるため。
でもあなたは振り向いてくれない。
ねえ、教えてよ。
君はどんな服を着たら私のことを「好き」って言ってくれるの?
私は君と出会ってから映画を見るのが好きになったの。
なぜなら君が映画を見るのが好きだったから。
君が興味ありそうな映画を私は片っ端から鑑賞したんだからね。
君と話がしたくて。
君と出会ってから、変わり果てた自分だけが残ったの。
空っぽのこころ。
自分を見失った愛だけが、取り残された
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます