涼香の誕生日会にて 19
「はい、ということで結果発表でーす」
ショックを受けていても、司会を変わると言った
「一位は満点の服飾部でーす……ごめん
そのぞんざいさに自覚はあったらしく、せっかくのイベントが台無しになると考え、すぐさま紗里に変わってもらうことにした。
悔しさが消えない若菜の肩を叩いた紗里が変わって進める。
「一位は満点を取った服飾部。それと同時に、ドレス姿の
実は、結果発表と同時に二人はドレスに着替えることになっていたのだ。
服飾部に着替えさせてもらうため、涼香はスキップを止められながら、涼音は無言で別室に移動していた。
「……まだかかりそうね、それでは先に二位の発表ね。二位は四百二十点でバスケ部。そして三位は四百三点の絵画部。それ以降は一覧にして二学期に配布らしいわ」
とりあえずこれで結果発表は終わったが、まだ着替えには時間がかかるようだった。
「これで結果発表は終わりなんだけれど………………先に片付けておく?」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます