第18話 現代その12
読者達より、色々な考え、意見が寄せられた。
中には異世界もの、RPGの物語の様な意見もあったが、だいたいまとめると、胴体、首、手足がバラバラにされ各地、おそらく、東海道の宿場町に埋め隠されたのだろう。
本体?または、胴体は保土ケ谷にあり、集結し、何かを成し遂げたいとその霊?か魔物?かが保土ケ谷へ集まったと言う事である。
ここで私はみっつの疑問が浮かんでくる。
ひとつめは、連れて来た人が何故皆保土ケ谷へ移住をしているのか?
保土ケ谷へ移住を決めたのは、偶然とは考えにくい。
取り憑いた霊?がそう仕向けたのか?
ふたつめは、連れて来た人々には危害は加えていないが、取り憑いて?殺されてまたは、自殺に追い込まれた人がいる。
また、霊?にお前は違うと言われて、その後は霊?に接触も無く、現在も生存している。
殺された人、殺されなかった人の違いはなんだろう?
お前は違うと明確に告げている事より、取り憑き、保土ケ谷へ移住をさせる人々は決まっていたのか?
そしてみっつめは、霊達?はいつも最後にこう言っていた。
「今はね…」
これは今は何もしない、何も起きない、これから何やら不幸が災難が起こるのか、はたまた、逆に幸せな未来が訪れるのか?
そして、それはいつの事なのか…。
私はまた、以前話を聞いた保土ケ谷在住の体験者に連絡をし、また、話を訊く事にした。
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