第17話 現代その11

私は良く街道巡りの旅をします。

仮に胴体がみな集結する保土ケ谷にあるとし、では他の目、耳、足、手はどこから保土ケ谷へ来たのかという事です。

目は磐田市の女性について、保土ケ谷へきました。

しかし、それ以前に十年、二十年前に目と出会い、お前は違うと言われた女性がいます。

この事から、目は、長い間磐田市に存在していたのでしょう。

耳は、実際には、耳は現れる事無く、ただ聞いてるだけと囁やくのですが、聞いてるだけは耳、または、顔、しいては首の部分と思われます。

そして、現れた場所は掛川でした。

ついてくる足は小田原。

触る手は平塚。

仮定ですが胴体は保土ケ谷。

この地名でピンときたのは、これは全て、東海道の宿場のあった場所です。

保土ケ谷宿か、またはそれより前の品川宿か川崎宿で人を殺め、バラバラにし東海道を西へ向かいながらひとつひとつを捨てたか埋めたかと…そう思います。

ちなみに、磐田にある宿場は見附宿です。

重い胴体を保土ケ谷に隠し、平塚で足を埋め、小田原で手を捨て、掛川で首を…掛川にはあの将門公の首塚があります…そして、ここまで辿り着くには首は腐ってきているはずです。

首塚に埋める前に、将門公の首も洗ったと言う掛川で首を洗らい、その時に目を流したか、野犬かカラスにでも見附宿まで運ばれたのだと考えます。

もしかしたら、見附と言う名前なので目は見附宿まで犯人か運んだのかもしれませんね。

どうでしょうか?

参考になりますでしょうか?


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る