第16話 現代その10
触るだけ…。
今度は手なのか…。
私は聞いた話をまたブログにそのままあげた。
そして、保土ケ谷へ集まる目、耳足、手について考える。
関連性…。
何々してるだけ…。
そして、体験者に着いて来て…いや、憑いてきて保土ケ谷へ集まる。
「やっと辿り着けた…」
みな、そう告げた…。
気づいた?
まだ、何も判らない…。
このコメントは誰が書いた?
この一連性を持つ事柄を最初から知っている人がいる。
その人がこのコメントで、私を煽り、深みに嵌らせる…。
ブログの読者達に知恵を借りよう。
私は気づけ無くても、読者の誰かなら気づけるやも知れない。
ちょっとした推理ゲーム感覚で皆の考え、意見を参考にしたいと、皆に募った。
コメントに、そしてブログのメッセージに投稿がある。
目、耳、これらは首から離れたものだと思います。
これに手と足で胴体がありません。
触るだけの人の話だと「後は私を探すだけ」と言っています。
おそらく、首、手足が胴体を探して手から想像するにひとりの女性?または、一体の魔体になり、誰かに取り憑きたいか、復讐の為に殺したいのかと思いました。
僕は何故保土ケ谷へ集結するのか考えました。
保土ケ谷の名前の由来は女陰が谷。
女陰が谷より産み出された魔ものが、バラバラになった目、耳、足、手…それに未だ現れていない単体か又は複数体の胴体に取り憑き、母たる女陰が谷へ戻って来たのではないか?
そして、全てが集まり一個体になると、それは魔王となり、人類に災いをもたらす…。
そして、きっとそれを阻止出来る人物がブログの主さんの近くにいるのではないかと思います。
だから、気づいた?と何者かが…おそらく未来を予知できる賢者の様な人だと考えました。
色々な意見や考えが集まり、私はひとつひとつの意見にお礼をのべた。
そんな折、こんなコメントも投稿された…。
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