第4話 異界

「何だココは、、、」


そう言いながら状況を確認しながら、崖の上で俺と鈴は目の前に広がる争いの光景を見てぐったりとしていた。


「あぁ...本当に何なんだろうな、ココ。あの愚神クソ野郎の世界か?」


「多分な、、、これからどうする?俺ら。」


「そう言いながらお前は自分の体を撫で回すな、はたから見たら気色悪いぞ。桃」


「仕方ないだろう?1000年ぶりの体だ、少しだけでも生を味わいたい。」


ニヤニヤと少し笑いながら体を眺め、撫で回すのは確かに気色悪いと思うが、

仕方がないのだ。


「まぁ取り敢えず、ココでの身分を手に入れるためにはどうしたらいいと思う?鈴」


「そりゃぁ、、、戦績をあげたりじゃないか?」


「あぁ、それらは全世界共通だ、国というのは異様に力を持つもの才能の塊とかを利益として囲むものだからな、、、。」


「たしかにな、私も鬼千国を統治していたときに強いものを見つけては囲っていたから分かる。だからこそ愚滅のような力を持つ小物が入ってしまったが。」


「だから、俺らはソレを利用して国に入る。どうだ?」


「いいのではないか、、、桃、その案で」


「じゃあ決定。で、あの神は俺等で魔王を屠ろうとしてた。 だから、、、」


「魔王側につくということだな?」


「そういうことだ。まぁどんな王なのかは判断してから決めるが。」


「よし!じゃあ会いに行ってみるか。」


「そうしようか、行こう。」


「だがその前に!桃、裸のままで行こうとするな!」


「確かに、どうしようか、、、」


「ほら、これ、神達からだ。」


「ありがたいな、、、主神様たちには感謝だな。」


ニッコリと微笑みながら俺は神様たちからいただいた服に身を包み、

神刀【椿】と神刀【羽衣】を腰に差し、髪を束ねて、、、、。


「改めて、行こうか。」


「あぁ、行こう!」


そう言って俺達は鬼闘術と風術を使って空を翔んで魔王城に向かうのだった。



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こちらでプロローグ、終了です。

次回から本格的に始まりますので楽しんでください。

不定期ですが。Vます。も見てくださったらありがたいです。

まぁご都合満載ですが。ハーレムものって案外むずいんだなぁ、、。

ハーレムもの書く人まじ尊敬。

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