第3話 断罪之焔
「桃、1000も待たせてすまなかった、、、。扉の形成と展開に1000年も
かかってしまった。私が愚痴を言うべきではないが、、。もっと、もっとはやく、
形成と展開をできていれば桃が拷問とも言える苦しみを少しでも軽減できたのだが」
そう言って迎えに来てくれた鬼の女王は桃の魂を抱え、包み込むように
から受け取った神気を流し、体を形成する。するとそこには16歳のような背丈で、
純白の髪が長い中性的な見た目をした少年、、、
「いいんだ、リン。むしろ俺のために助けに来てくれてありがとう、、、。
本当に感謝しか無い。」
「いや、いいのだ。私を感謝する筋合いはない。桃が感謝するのはお前を
生み出した神達だ。神達のおかげで扉を開けたしお前を助けに来れたのだ。」
【あいつらか、あいつら僕が作ったシステムの裏を利用してこの女をココに
送り込んだのか、。うまく立ち回れたはずなのにイレギュラーが起きてたのかよ、
ちぇっ、、、あと少しで<
まぁいいよ。お前もココに閉じ込めて傀儡にしてやるよ。】
そう脳に語りかかれられると扉がどんどん閉まってさらなる暗闇になっていき、、
「それはさせない。お前は”まだ”一気にはやらないがココで少し削らせてもらう。」
【は?何いってんの?たかが一匹の鬼だって言うのに神をナめるなよ?】
「ははっそれを言うのは此方だ。見ていろ、私が得た1000年の一部を。
術式開放、
【は、なにっ!?いだい”ッ、なに”ごれッ、やめろっやめてっで!!いだいッッ、
アアアアアアアアアアアッッッッッッ。】
「コレは私が認識した眼の前全ての愚かなモノに断罪を与える、まさに
今のお前にとってもぴったしな技だ。」
「すごいな、リン。あのクソみたいな神が一瞬で、、、。すごいしか声が出ないな。」
【ぎっっっくそがぁっ、、、あがいてやるっ、僕の世界に囚われとけっ!!
絶対にお前らを潰してやるっっっっっ!!!!】
「まさに小物の代名詞のような言葉を吐くなぁ、、?とてつもないほどに
無様に見えないか?桃よ。、、、、ん?転移陣か、、、少し楽しみだな。
さて愚神よ、あちらの世界を楽しんだあとに、、、」
「まぁそうだが、、、、。自業自得ではあるな。、、、そうだ。
お前の囚われてる世界で仲間を増やして、、、、」
「「絶対にお前を倒す。待ってろ。」」
最後に二人一緒にそう言うと光に包まれ魔王がいるという愚神の世界に転移して、
眼の前には争う魔族と人族が戦場で争っていた。
「「ココがスタートだなんておかしいよ(ぞ)」」
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