第二怪火葬が終えたら名無し②
陸軍中野学校のスパイ養成学校、そして
南京虐殺の時、一体の死神が現出した。
「んーん?なるほど日本人による大量殺人について調べてくれ?大正浪漫からもうこんな狂った時代になってしまったか」
死体を数える、死体を数える、死体を数える、そして、一つの恋愛が始まる。
「……日本の死神さん?」
金色の瞳、魔性の類いの末裔の証しともされていて、不吉の一言で片付けられる。
「なんだね、君は邪魔だよ」
ノーネームがその死神と会話する。
「助けて死神さん、鬼の仮面の集団に狙われているの!」
空虚なまでに人間を演じる者がいたが、そんなのは、その死神には通用しない。
「ん?あの鬼面の馬鹿達とは違うよ、自分は江戸時代、無残絵師だったからね、幕末の裏事情にも精通しているんだよね、新撰組とか坂本龍馬暗殺事件の真相も知っている」
と、死神は彼女をどうするか迷う。
「………第三者?つまり中立の立場?つまりオーディンのように味方も敵も皆殺しにするべきだと常日頃から思っている狂人?」
死神はそれすら否定する。
「んー、一応、北山村の北山宮の管理を任されてるから見廻りに来ているんだよ、それはともかく、君、
死神は誤魔化されなかった。
それはもはや魔物ですらない。あらゆるモンスターと言えど、死が
知らない。こんな生命体など知らない。
ならば、この彼女を
「私は沢山、死んだ、では貴方は?私の死体をいつか、見たいと思っているの?」
そこに黒い手袋をした男が現れた。京都には八咫烏の元老院の立場のような京都の街を支配して寺神社をまとめる
「………一応、お前、そいつの仲間かどうかを聞く前にお前が誰か殺人をしたか?」
と、その
それに彼は答える。
「君達も殺人をする。これからの時代はどんどん変な殺人や常識外れの殺人や物凄いほど理解しがたい死体がどんどん生まれるけどさ、まずは自分は死体を見たいし、目の前で死んだ人間を生で見たいんだよ、だから俺は
ノーネームは頷く。
「はい、彼は私の結婚相手です」
それにその
「まぁ、とりあえずお前からまず殺そうか、戦国時代、北山村で反魂の術を使って、魔女と呼ばれた禁断のデュラハンよ」
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