生活のために小説を置き去りにしたひとへ

この間、療育中のお子さんのお父さんが小説を削除した件がバズっていた。
かくいう私も育児中で、文芸と生活というのはある種、交換制であるようだ。

この物語は、生活のために小説を置き去りにした者と、小説のために生活を棄てている者の物語だ。

読んで、なにくそと思った。
生活があろうと書きたいと思ってしまった。
触発されて長編を書き始めた。

一人の作家を殺すには満足な生活を与えればそれで十分なのか?
生活に邁進して小説を置き去りにしたひとへ、心に火を戻すためによかったら読んで欲しい。