文字数制限ありの短編ながら、きちんとホラーになっていました。
ラストの「今日も私は鎌を研ぐ」辺りの言葉選びはかなり好きです。
分からない、という方がいるとのことですが、それは単に似た体験がないからではないかな、と思いました。
一度でも務めていれば解りそうな感覚なので。
長編バージョンもあるとのことですが、個人的にはこの短編バージョンがいいですね。
剣でも槍でもなく「鎌」というのも、不気味さ、怖さを際立たせているな、と思いました。
ついで話ですが「あなたのためならば」とは全く違う切り口だったことに驚きました。
簡単ですが、以上です。
作者からの返信
misaki21 様
感想ありがとうございます。
なるほど、似た体験がないから。その通りかもしれません。
パワハラにもいろんな種類がありますしね。
長編バージョンもそれはそれで色んな「あれやこれ」が詰め込まれていますが、私も短いバージョンの方が気に入っています。
鎌と聞いて「死神」を連想する人が多い中、私は「人が死神なのよ」というひねくれた使い方をしたのですが、それがmisaki21様にハマって嬉しいです。
1話と比べると、また違ったテイストの怖い話となっています。
こちらも褒めていただけて大変嬉しく思います。
作品の内容よりも、何か気迫と言うかMURASAKIさんの、前向きな決意の様な物を感じました。
だから、読んでて刺さりました!
もちろん良い意味でです!
作者からの返信
pusuga 様
読んでいただき、ありがとうございました。
前向きに取っていただけて、この作品の彼女も喜んでいると思います。
自分が手綱を握っていることで、周りの雑音を楽しんでいるようでもあり、強かな一面を受け取っていただけて嬉しいです。