第10話 『ダス・スター 最後の対決❗』最終回
料理は、もう、感動的に美味しかった。
『ガマダンプラールのジャヤコガニュアン風ステーキ』とは、まさしく、天国の味であった。
とろりととろける、しかも、噛み応えのある不思議なステーキ。
『これは、火星に起源があると申します。』
ハニー・バーが誘惑するように、言った。
しかし、ノウメンマンは考えた。
あまり、考えるのは得意ではない。
しかし、考えたのだ。
『このままでは、料理に呑まれてしまう。まずい。闘わなくては。』
その様子に気づいた部隊長は、言った。
『まず、食事は済ませましょう。』
当然の、意見である。
だが、ノウメンマンは、もはや、これまで、と、立ち上がり、言った。
『ハニー・バーさん。あなたは、間違っている。人の寿命を勝手に縮めるなんて、正しくない。正しくない行為はやめましょう。』
しかし、この、表現は、ハニー・バーを怒らせたらしい。
『ばーさん? ばーさん? 許せないわ。いくら、あなたでも。あたくしの、息子でも。』
『は?』
『あなたは、わたしの息子なのです。惑星『青春共和国』首相は、それを知りながら、闘わせようとしてきた。しかし、もう、許せない。』
ハニー・バーは、ナプキンを投げ捨て、ドレスを剥ぎ取った。
そこには、体操服姿の、ハニー・バーがあった。
『ハニーバーパンチ👊😠』
鋭いパンチが空を舞った。
しかし、ノウメンマンは、すんでのところでかわしたが、部隊長は、ステーキをくわえたまま、あっさりと、床に沈んだ。
ハニー・バーは、間髪をいれず、次の攻撃に出た。
『ハニーバークランチー‼️』
上向きになった、ハニー・バーの、くの字に曲がった足が飛んできた。
『ぐわ!』
ノウメンマンは、まともに喰らった。
『む。やむなし。ノウメンマンフラーシュ❗』
『おぎょわ!』
『ノウメンマンゴールデンファイア〰️〰️❗』
ついに、ノウメンマンは、最終兵器を繰り出したのだ。
すべてを、焼き尽くす、地獄の業火である。
ハニーバーは、炎上した。
ごあ〰️〰️〰️〰️〰️〰️〰️〰️〰️〰️〰️🔥
『ふふふふふふふふ。』
ああ、しかし、ハニー・バーは、倒れなかったのだ。
燃えながら、近づいてきた。
『おろかな、息子よ。ひとりでは、行かせぬ。そなた、チキンカレーを食べたでしょ。』
『たしかに、頂きました。』
『あの、カレーの湯気にこそ、新物質が大量に含まれていたのです。あのカレーは、あちこちに配りましたから、もはや、手遅れ。惑星『青春共和国』は、やっと、普通になるのです。さあ、わたしの赤ちゃん。いっしょに、天国に参りましょう。』
ハニー・バーは、燃えながら、ノウメンマンをい抱きしめ、床に空いた穴から、奈落の底に、転落していったのである。
😱😱😱😱😱😱😱😱😱
惑星『青春共和国』は、かなりな数の新しいそう斎場と、病院を、建設する必要に迫られた。
首相は退陣し、政府は解散して、選挙からやり直しになった。
しかし、それは、人類の、あるべき姿なのである。
じゃー、じゃー、じゃー、ん。
出演
ノウメンマン…………やましん
ハニー・バー…………幸子さん
首相……………………カージンゴ
国防大臣………………ごき少佐
ひまわり地獄…………はとさぶろ
サトイモーラ…………さといもら
部隊長…………………わんじろ
ロボット事務員………ねこママ
にせぱんだまん………ぱっちゃくん
その他、やましん劇団
監督…………くまさん
助監督………小さいぱっちゃくん
ライブラリー………こんちゃん
編集…………やましん
録音…………やましん
監修…………もうくん
宣伝…………ねずくん
作曲…………やましん
指揮…………やましん
管弦楽………やましんちフィルハーモニー
総支配人………びーちゃん
YM;-)s
END
🐨🐻🐼🐶🐹🐦🐧🐝
🤯
『ゆくぞ、正義のノウメンマン』 やましん(テンパー) @yamashin-2
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