編集済
イベントから読ませて頂きました。イベント趣旨で感想も書かせて頂きますが、参考になる点だけ拾って頂ければ幸いです。
ミステリーというか、駆け引きのゲームの小説は見たこと無かったので斬新でした。とても面白いテーマだと思います。
否定的な意見で申し訳ないんですが、一方でミステリーの要素としては個人的に物足りなく感じました。トリックや心理駆け引きがミステリーのほぼ全てだと思うので、ここまで自分が想像する以上のものが出てこなかった印象でした。今後の展開で出てくるとしても、全ての戦いで挑戦者が全力であって欲しいと思いました。
参考までにですが、リバーシの方のお話を読んで考えた例です。
もし今後のネタバレになりそうなものがあれば、申し訳ないですがコメント削除してください。
リバーシのルールですが、「賞金5000万」「場所代合計−8000万」「負けたら死」で、実質4000万の参加費で「1000万〜5000万の賞金+50%で死」。これは参加厳しいす。
私のイメージですが、この手の組織はお金ではなく人が蹴落とし合う様や堕ちていく様を見るのが目的なので、最初はゼロサムゲーム、勝つためのオプションを得るとマイナス金額、のようなイメージです。
不幸に足を踏み入れるかどうか?の絶妙な金額設定が求められると思います。
> 持ち時間は1手につき2分。それ以降は、1分につき、1000万の負債
このルールが生きていないのが気になりました。今後のネタ温存、というのもあるかもですが、心理戦のルールに意味の無いものはないです。あらゆるルールの穴をついて相手に勝つ、のが求められる戦いだと思います。例えば
・高性能コンピュータに制限時間内で最善手を計算させる
・相手に暴力を振るって動けない状態にし、時間制限で借金漬けにする
なども、このゲームの提示されたルールに則った戦略だと思います。命と大金のかかった戦いにしては行儀が良い印象でした。
ミステリーのトリックを考えるのはホントに大変だと思いますが、これからも執筆頑張ってください。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
的確なご意見、とても参考になります!
まず、ルールですが、本当に難しいですよね。この手のゲームによくある「暴力禁止」を盛り込むのを忘れておりました。
負債と賞金、生と死、このバランスを上手く取り入れ、さらに参加者がそのルールに翻弄されていく…そんな物語を目指していきたいです><
次に、どうしても私の物語に出てくる登場人物はいつも無個性で無機質。どうやったら個性的で、勢いのある人物が書けるのか…。命がかかっているのだから、もっと荒々しくてもいいのかなぁ。それが書ければ、いいのですが、そこまでのスキルがなく…特にこのようなゲームでは、どのようにしたら、人の暗部に迫る心情が描けるか。自分でもずっと課題に感じております><
もっといろいろな作品を読んで、これからも研鑽させていただきます!
本当にありがとうございました!
これは、なんといえばいいんだろう。
今までに、出会ったことのないタイプの小説です。
カイジとライアーゲームを掛け合わせて、それを小説にしたというか、
命がけなのに、ゲーム中の駆け引きや、負けた時の感情などを
あえて淡々と表現をして、ライトに仕上げているのは「狙い」でしょうか。
物語はサクッと読めてよいのですが、最後のネタ明かしというか、
読み終わって「なるほど!」って思わせる部分が、
そう少し思わせてもらえたら、もっと良かったと思います。
読んでいて、本名と相性に、作者の小さな拘りを感じて、
個人的にこういう拘りは大好きなので、これからも頑張ってください!
作者からの返信
コメントありがとうございます!
登場人物の心情をもっと、豊かに表現できるといいのですが、、まだまだ勉強中です(>人<;)
オチとか、あまり考えずに書き始めてしまったので、率直な意見をいただけてありがたいです!
がんばります!