音楽ランキング SSランク編 大滝詠一
大滝詠一 100 SSランク
死ぬまでに聴かないと損する度 100 SSランク
【解説】
これまで当ランキングでは、100点の最高ランクは『Sランク+』としていたのだが、後によくよく考えてみたらそれ『SSランク(ダブルSランク)』でよくね?いや、最高は別にSランク+でも何ら問題はなかったのだが、最低の方が『-Sランク+』というマイナスなのかプラスなのかよく分かりにくいものとなってしまっていたため、今後は最高は『SSランク』、最低は『-SSランク』で統一していきたいと思う。(時間に余裕があれば少しずつ以前の表記も直していければ)
音楽ランキングのSSランク編、あまりにも大事すぎる方を書いていなかったため、今回筆を執ることにした。(書いていなかったというのは忘れていたということではなく、2年ほど前からずっと書かなければと思いながら今回のタイミングになってしまったのだ)
その100点以外ありえない、絶対に書かなければならない方とは、タイトルにもある通り、音楽史に偉大な足跡を残された『大滝詠一』氏のことである。
筆者と大滝詠一との初めての出逢い、それはまだ子供のときに観たドラマのテーマソングに使われた、『幸せな結末』という曲だった。(髪をほどいた~というヤーツ)
その時は大滝詠一がどれほど凄いミュージシャンなのかは全く知らなかったのだが、子供心にも『これなんか、すごいお洒落な曲だなぁ。なんかいいなぁ』という感想は持っていた。アホといえばアホな子供だったのだが、アホはアホなりに鼻水を垂らしながらもキチンと(?)、大滝詠一の音楽の洒脱さや上品さ、『気品』のようなものをその時から既に感じていたのだった。
そこから時は経っていき、その間に触れた『大滝詠一風味』といえば、ケミストリーが歌っていた『恋するカレン』のカバーぐらいで、大滝詠一の音楽にそれほど興味を持つこともなく、日常の忙しさに追われる日々が続いた。
再会は、幸せな結末を初めて聴いた時より自分がずっと大人になって、大滝詠一のアルバムではなく、昔の様々な名曲が集められたコンピレーションアルバムを買った時のことだった。
そのアルバムの中の、『雨のウェンズデイ』という曲がドライブ中に流れ、筆者はそのあまりのお洒落さと醸し出される気品を感じながら、車内で『音を楽しむ』という感覚を味わったのである。
そこから雨のウェンズデイをカラオケで歌っている内にどんどん好きになり、何故その才能の素晴らしさや魅力に今まで気付かなかったのか分からないぐらい、今では100点以外はとても付けられないと思うほど、大滝詠一の音楽(ナイアガラサウンド)を好きになった次第だ。日本が世界に誇れる数少ない『本物の音楽』だと思っている。
筆者が大好きで尊敬しているミュージシャンの一人に、『高橋ひろ』というミュージシャンがいるのだが(幽遊白書のテーマソング『アンバランスなキスを交わして~』でお馴染み)、大滝詠一の音楽はそれにとても似ているというか、年代を考えるとそれは全く逆であり、高橋ひろ氏が大滝氏の音楽が大好きで、その音楽性を参考にして音楽を創っていたのではないかなぁと今では思ったりしている。(高橋ひろ氏については、音楽ランキングのまた別のところで書く予定)
えっ?
どちらも100点だけど、大滝詠一とあの『中島みゆき』と、どっちが天才でどっちが上かって?
それはもう比較のしようがない。
両者とも天才で両者とも確固たる『自分の世界』というものを持っている方なので、それぞれに違ったベクトルの『満点の良さ』があり、どちらが上でどちらが優れているとかはないのだ。そんなことは決めようがない。どちらも天元突破グレンラガンしている天上人なので。(まあ、誰もどっちが上かとか聞いてないのに、自分が言いたかったから勝手に語り出しただけなのだが)(?)
出逢いから現在に至るまでは大体このようなところなのだが、大滝詠一がかつてどのグループに所属していて、そこからどのような流れでソロになって音楽を紡いできたのかなど、そういう部分は既に他でいくらでも書かれていると思うので、ここで改めて書くことはない。
筆者が書いていきたいのは、そういうただの『情報の羅列』ではなく、できるだけ自身の経験に基づいた『生の声』というものを書いていきたいと思っているからだ。けしてめんどくさいとかそういうことではないので。(?)
まとめると、大滝詠一の音楽は永遠に色褪せることなく、百年後の世の中でも『変わらない輝き』を放っているだろうということ。
何かとくだらない音楽が持て囃され、すぐに消費されては飽きられ、捨てられる世の中だが、本当によくできた音楽というものはけして色褪せない、時代を超えて人々の心に届くものだから。
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