あ、そろそろ終盤に差し掛かってますかね? みたいことを聞こうかと思ったら、<了>が出てきてちょっとのけぞりました 笑。うーん、話としてはここで終えるのもありかな、とは思いますが……単純に、もっと読みたかったですね。この構成だと、むしろサイズダウンして、これの五割か七割程度の中編にした方が収まりがいいように感じられました。
とまれ、話がすいすい進んでいく流れの良さ、読みやすさ、そして起伏あるストーリー、総じて好感の持てる作品でした。閻魔大王というのが、もう少しラノベっぽくスタイリッシュにならんものかなと思わんでもないですが w、これは好みの問題でしょうかね。一方で、これまでの作品に続き、人と神との関わりをテーマに書き続けていらっしゃるのが、私自身は興味深く感じました。
ネタ的にはとんでもない着想で、いったいどんなたたみ方をするのかと思っていましたけれど、気がついたら畳まれていた、という感じでしたね。これまたしてやられたというか、腕を上げられたと申し上げるべきか。
惜しい点はいろいろとありますけれど、なんと言うか、明日乃節みたいなスタイルがだんだん出来てきつつあるように思われます ^^。過去作を一度じっくり改訂してほしいとも思う一方で、この明日乃さんの新しいところをどんどん見ていきたいと言う気も。次回の構想はもう固まっておいででしょうか? また読ませてください。連載完結、お疲れ様でした。
作者からの返信
コメント、ありがとうございます。
腰砕けさせてしまったようで、申し訳ありません。
大無や沙也加の家族にまつわるあれこれや、中国の特殊機関がシヴァを使って……といった物語を組み込む予定だったのですが、家庭菜園に予想以上の時間をとられ、……また、筆が当初のプロットから勝手にはなれていってしまったものですから、後半は閻魔様とシヴァ神の力を使って着地しました。(笑)
次作は、鬼婆伝説にまつわる血生臭い物語か、日本の衰退した未来のSF物語か……、幅広く検討中です。
執筆お疲れさまでした。
とても読みやすく話の展開もスピード感があってドキドキしながら読ませていただきました。面白かったです。
ありがとうございました。
作者からの返信
コメント、ありがとうございます。
IT用語がわかりにくいのではないかと案じ、少し多めに説明を入れました。それがくどくなかったかと案じていたのですが、読みやすかった言っていただき、胸をなでおろしています。
今後もご贔屓に、よろしくお願いします。
完結お疲れ様でした。
新しいジャンルに挑戦されて、意欲的に取り組まれたなあって。
野心的な切り口が興味深く、面白かったです。
作者からの返信
コメント、ありがとうございます。
怖いとか、楽しいとかだけで終わるゲームにはしたくなかったので、ゲームと人生を重ねてみました。
世の中には『人生ゲーム』という商品があるので、安直かな、と恥じるところがあったのですが、調べてみると、彼のマリア・テレサが人生をゲームに例えているではありませんか!
それで現代社会をゲームのステージにしてみました。
バタバタと書いたので、筆の足りなかったところが多々あると思います。そうした中、最後まで読んでいただき、ありがとうございます。