応援コメント

第22話」への応援コメント


  • 奇抜なガジェットが世界史を塗り替えていく展開――明日乃さんの作品の真骨頂という感じがしますね。まあ、これだけとんでもないアプリが出たら、そりゃ世の中大激震だろうなとも思いますが w。

    ヴァイオリンリサイタルの描写ですが、おそらくご存知とは思いますけれど、作中のように弦が切れた場合に備えて、普通は舞台袖に控えの楽器を用意してあります。弦が切れることは確かに縁起が悪いんですが、「プロであれば」そ知らぬ顔で楽器を交換し(あるいは延々と客を待たせて弦を交換し)、直前の箇所なり楽章の切れ目から難なく弾いて見せて拍手喝采を浴びる、というのが常道です。たまにある、という程度には起こることなんで、客のはしゃぎぶりもさることながら、ここまで動揺する「一流」演奏家の記述には、うるさ方から疑問符がつくことも考えられます(たぶん湾多ぐらいなものでしょうが)。

    案としては
    1.楽器を交換したものの、動揺したままなのを隠し切れない姿を露呈して、演奏はさんざんになった、という形。最低限の文の追加で済みますが、舞台裏にパトリックがいたのでしょうから一応鉢合わせしていたはずで、そのへん、つながりを一工夫する必要があるかもです。
    2.例の「悪魔のトリル」が終わったあたりだと、(プロなら)第一弦抜きでも何とか曲にできると思うんで――このへん、専門外なんでちゃんと調べてませんが――そのまま演奏を続行しようとした、けれども、うまくいかなかった、という形。これもそれほど説明の行は必要ないかと思いますけれど、曲の終わりかけのあたりなんで、残り時間はあんまりないのが、記述と整合するかどうか。

    毎度の重箱的な突っ込みで失礼します。でも、さりげなくこういうディテールを隙のない形にすると、作品の株が一層上がるという面も確かにありますので。
    商業作品でも雑に書いている例が多いですから、このままでもさほど問題はないとは思います。改めて完成版を作る時のご参考になりましたら。

    作者からの返信

    コメント、ありがとうございます。

    指摘を受けて、クラッシックでは楽器を交換することを思い出しました。
    ロックやフォークでは元が切れたまま曲の最後まで演奏するので、その感覚で書いてしまいました。
    長く待たせることもあるというのは初めて知り、驚きです。

    で、そうですね。少し手を加えなければなりませんね。
    コンテストの締め切りのこともあるので、最後まで書きあげてから修正したいと思います。

    ご指摘ならびにアドバイス、ありがとうございます。

  •  こういう変化も起こるんですねぇ。予想外でした。

    作者からの返信

    コメント、ありがとうございます。
    予想外のバトルとその結末、楽しんでいただけたら幸いです。