第2話 いざ外界へ!
(そういえば異世界ものでは定番のアレを試してなかったな。よし、いくぞ!ステータスオープン!!)
"ブオンッ"
(お、出てきた出てきた!どれどれ〜)
名前 未定
種族 人間
年齢 0歳
〈
〈称号〉 [サネリア公爵家長女][最速で神罰を受けし者][神々の関心を集めし者][創造神の神罰収集家]
〈加護〉 [創造神の関心]
(え?ちょっと待ってちょっと待って!気になるところはいっぱいあるけど、は?長女!?性別変わるとか聞いてないんですけど!はぁこれが現実か……受け入れるしかないのかよ。気になるのは他にものはいっぱいあるし、とりあえずは続き見るか。)
〈スキル〉
[魔力操作Lv10] Lv upまでの必要熟練度は……
魔力の操作を補助し魔法の展開を速くする。魔法の中にはこのスキルの保持を前提としたものも存在する。パッシブ
[並列思考Lv3] Lv upまでの必要熟練度は……
素の思考領域✕
[魔力感知]
周囲の魔力を感知することが出来るようになる。また、その副次効果として魔力の反射、透過を観測することで周囲の情報を得ることができる。アクティブ
〈称号〉
[公爵家長女]
アレクシス王国の国王の弟の家の長女。
[最速で神罰を受けし者]
過去最速で神罰を受けるというある意味での偉業を成し遂げた者に与えられる称号
[神々の関心を集めし者]
多くの神から注目、観察されている者に与えられる称号
[創造神の神罰収集家]
創造神から3回以上神罰を受けた者に与えられる称号
〈加護〉
[創造神の関心]
(神様たちに観察されてるとかストーk……これ以上はダメな気がする。並列思考の効果ってそういう計算式なのか、それで寝てる間とか今とかも魔力操作の特訓を維持できていると……あ、魔力感知の副次効果とかちょうどいま必要だったやつじゃん!これで言葉を覚えといて
(ふ〜眼を逸らしてたけど現実見るか……俺って王家の一員っぽいな……ま、まぁ強くなるための環境を整えるのに絶好の立場だと思うことにするか……)
(
(うわ!!顔近っ!!)
『パパでちゅよ〜元気に産まれてきてね〜』
(成人男性の赤ちゃん口調……イタイな。まぁそれだけ俺が産まれてくるのを楽しみにしてくれてるってのは嬉しいな。それより父親めっちゃイケメンやん!俺も将来イケメンに……あぁ俺女の子になるだったな……まぁ美形であることには変わらないわけだし!うん、前世の冴えないおっさんっぷりからすれば最高だよ最高!)
(母親の顔は〜めっちゃ可愛い……タイプだわ。母親じゃなかったら告ってたかもしれないわ)
:
:
:
『もうすぐ私の坊やに会えるのね?』『えぇもうすぐですよ、奥様。落ち着きのない旦那様は執務室に閉じ込めて仕事をしてますので、どうか落ち着いて出産に臨んでくださいね。』
(お、ついにか。ようやく母さん、父さんに会えるのかぁ。覗いてはいたけど実際に会うとなると緊張するなぁ。何事もなく産まれれるといいけど……)
:
:
:
(おぉ産道通る感覚ってこんな感じなんだ〜もうすぐ出れそう!母さん頑張って!!お、出れたーー!)
「おんぎゃーーバブバブバブバブ〜バブバブ〜〜!!」(ヒャッホー、これからやれる事が増えるぜーー!!)
『奥様、可愛い女の子ですよ。お疲れ様です。』
『この子が私たちの……ありがとう本当にありがとう……産まれてきてくれてありがとう……』
「バブバブバブバブバブ、バブバブバブバブ〜」(母さんお疲れ様、ゆっくり休んでね)
"ドタドタドタッ" "バタンッ"
『オリビア、産まれたのか!!おぉ可愛いなぁ〜お前は僕たちの新しい家族になるんだぞ〜』
「バブバブ、バブバブ、バブバブバブバブ〜」(母さん、父さん、これからよろしくね)
『オリビア、オリビア!!この子よろしくって言ったぞ!!よろしくって!!』
「バブ、バブバブバブ〜バブバブ〜」(お、父さん勘がいいなぁ〜)
『レイクスさん、そんなこと赤ん坊が言う訳ないじゃないですか〜』
『いや、絶対言ったね!間違いない!僕たちの子供は天才なんだよ。流石僕たちの子供だ。』
「バブバブ〜」(照れるぜ〜)
『は〜まぁそういうことでいいですよ。私たちの子供ですからね〜きっと男の子にモテモテの美人さんになりますね〜』
『モテモテ!僕の子は誰にもやりたくない!ずっと一緒に暮らすんだ!』
「バブ〜バブブ〜」(うわ〜重い……)
『大きくなってもそんなにベタベタしてたらこの子に嫌われますよ!"パパなんて嫌い!近くに来ないで!"って言われちゃいますよ。』
『う、うそ……だろ!?そんなぁ……』
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