第1話 暇つぶしとレベリング
(え?ここどこ?あ、なんか如何にも仙人とか神様って感じの人が来た)
『宮中よ、我が世界によく参った。我が加護を使ってお前の好きに生きるがよい。気が向いたら教会に来い。都合が合えば多少は話せるだろうからな…』
"ピロンッ、加護[創造神の関心]を取得しました"
(あれ?なんか取得した。そんなことよりもう少し状況説明を……)「あ、あの……」(視界が……暗……く……なって……)
(ここ……どこだ?真っ暗で何も見えない。でも何か聞こえ……)
『私の坊や、元気に産まれてきてねぇ〜』
(あのジジイが…)「イテッ!」
"ピロンッ、称号[最速で神罰を受けし者][神々の関心を集めし者]を取得しました"
(え?あれ神罰なの?そんな気軽に神罰って下るの?まぁジジイ呼びは…)「イテッ!」
(良くなかったな……気軽に神罰使うなぁ、あのおっさん。)「イテッ!」
"ピロンッ、称号[創造神の神罰
(好きで神罰受けてる訳じゃないのに何か変な称号付けられたんだけど…)
1週間後……
(あぁ暇だ〜最初のうちは外の音とかに耳をすませて聞いてたり寝たりで時間過ぎてったけど、流石に暇すぎる。もう気が狂いそうだ。転生者あるあるの赤子の頃から特訓して……を前倒しして今からやるか。肉体に関しては……産まれてからだな。となると魔力かぁ〜あんのかなぁ〜まぁ信じてやるっきゃねぇか……)
(前世とは違う何かがあるようなないような?命名[魔力]!よく分からんけどこれを魔力と仮定して特訓だーー!!)"シーーーン"(寂しい……)
胎内で特訓を始めてから1週間程が経った頃……
"ピロンッ、[魔力操作Lv1]を取得しました"
(よっしゃーー!!思ったより早かったなぁ〜まぁ
[魔力操作Lv1]取得から2週間後……
"ピロンッ、[魔力操作Lv2]を取得しました"
(よし、レベル上がった!この調子なら
[魔力操作Lv2]取得から3週間後……
"ピロンッ、[魔力操作Lv3]を取得しました"
(やっとか…前回より長かったけどレベル上がってるしな、まぁ
[魔力操作Lv3]取得から1ヶ月後……
"ピロンッ[魔力操作Lv4]を取得しました"
(結構時間かかったけど、まだ大丈夫だよね。うん…今のままだと制限時間ギリギリ特訓時間増やした方が良いかなぁ……)
[魔力操作Lv4]取得から1ヶ月後……
"ピロンッ、[魔力操作Lv5]を取得しました"
(やぁ〜特訓する時間増やして良かったわ。これなら何とかなりそうだよ。あと、寝てても体内を魔力動かし続けられるようになったのが大きかったなぁ〜。)
前々から成功を目指していた寝ながらの魔力操作の特訓を遂に成し遂げたのだった。寝ている時間すら勿体ないと考えている彼はもはや狂気の沙汰である。
だが、この技術によってレベルアップまでの時間は確実に短くなっていた……
:
"ピロンッ、[魔力操作Lv7]を取得しました"
:
"ピロンッ、[魔力操作Lv8]を取得しました"
:
"ピロンッ、[魔力操作Lv9]を取得しました"
:
"ピロンッ、[魔力操作Lv10]を取得しました"
"[魔力操作Lv10]取得により、派生
(よっしゃーーーー!!やっとだ、やっとだよ。長い道のりだった……マジでこれしかやってなかったのにギリギリだった。まぁ何はともあれ間に合ったことだし後はのんびり
(まぁとりあえず
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