第1.2話 「目覚め2」

「本当だ…」

前の世界ではあり得なかった…自分から話さなくても人間をやめている。

「もしかして、前の世界では人間…とかだった?」

まあ、合っているのでとりあえず頷く。

「そうね…まあ、ここに来たから人間じゃなくなったのではなく、自分が人間を辞めさせてあげたんだけどね。それで良かった?」

そこから5分ほど少しわからない話を聞いた。その話の一番重要だったのは、この家に住んでも良いが、人と話すときは狐らしく話してというものだった。

少し意味がわからないが、それをこなして暮らしていこうと思う。


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「どうだ、うまくできているか?」

「まあまあ順調に行っているようです」

「このまま続くと…まただな」

「そうですね。親方様…」


第3話に続く


あとがき

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