第1.1話 「目覚め1」
「……ここはどこだ?」
目を覚ますとそこは「縺ゥ縺薙°」だった。この前同じような事があった。まあ、そのことについてはまた今度話そう。
周りを見渡すと少しだけ家がある。ただ、今はあれだ…腹が減りすぎて倒れそうだ。そう思い、また倒れて眠ってしまった。
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「大丈夫ですか?」
その一言で僕は目を覚ました。だが、僕はまだ夢の中なのかと思ってしまった。助けてくれた人には獣みたいな耳と尻尾が生えていたのだ。
「あなた誰ですか…?」
「私は琴音です。」
「いや、その耳や尻尾は?」
「ああ、私は狐なんです」
少し意味がわかったようなわからなかったような感じだ。
「ここはどこですか?」
「そうね…あなたに分かりやすく話すと、異世界?みたいな感じよ」
そうか…とあっさり受け入れれる自分が不思議に思える。前の世界でもあったことを話してみる。
「自分も琴音さんみたいに人間をやめることはできますか?」
「何言ってるの?もうなってるわよ?」
頭を触ってみる。耳があった。意味不明な位置に。
第2話に続く
あとがき
新シリーズ始まりましたー。…え?馬鹿2人は?って?。正直面倒になったので、この作中のどこかに出してあげよっかなーとも考えてます(2人とも可愛いは可愛いから)。馬鹿シリーズも気が向いたら出そうと思ってるので待っててねー。
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