好きでやるならとことん!
創作の墓場から掘り出したモノのせいで、
『ヴィジュアルで見る アメリカ海軍特殊部隊ネイビー・シールズ入隊マニュアル』(ドン・マン著/原書房)
を衝動買いしてしまい、頭を抱えています。…とうとうやっちまったか。
何でこれ買ったかというとですねえ…昔の
…ってことは資料もないのに書いてたんかいってことになるんですけど。マジ記憶がなさすぎて、当時の自分がどこからSEALの素材を持ってきたのか心当たりが無い。お前は何を書いているんだ。
てゆうか私、今も昔も別に特殊部隊が好きなわけじゃないんですけど…。
どっちかというと、グライダー好きの少年が空を飛ぶことに憧れて戦闘機パイロットになっていくような、“ふつうの人”が軍隊で戦争する/せざるを得ない話の方が好き。BLじゃなくて。
実際、訓練の写真とか見てもあんまワクワクドキドキしないんですけどォ…。
それより、SEALの精神的な規律が非常に崇高で…読んでて泣けてくる。こんなに真面目に励んでる人たちをオカズにBLなんて書いてる場合か?! とさえ思えてくる…。いや、何も不真面目な話を書こうと思ってるわけじゃないんですけど。昔も今も。
ミリタリーとBL。
いつからこの2つが結びついたか定かな記憶がないんですが…ミリタリーに目覚めたのが小学5年か6年で、BLなるものがあるのを知ったのが中学2年(まさに!)くらいでしたから、これは明らかにミリタリーの方が早いし年季も長い。
BLを知ったきっかけも、少年ジャンプ作品の二次創作からだったんですよねえ…。
あ、それでなぜか、原作と全然カンケーないのに
考えてみればそれで旧日本軍から親独に鞍替えしたのかも…SSの制服がカッコ良すぎて。
人生初バイト代つぎこんで、古本屋で『GRAPHIC ACTION』まとめ買いしました。古本屋のオヤジに「お嬢ちゃんに買えるの? 高いよ」みたいなこと言われたりして。
しかし、その時の私は全財産(10万までなら)突っ込む気でいました。結局そこまで高くはなかったので、ムカつきながらも、オヤジから値段聞いて「買います」と即答しました。客を外見で判断しちゃいけねえよ。
でもどうやって53冊持って帰ったのか覚えてない。分割して数日かけて運んだんだったかな…
そのうち、「搭乗員の笑顔が可愛いから」とかいう理由で独軍戦闘車両写真集を買ったり、メッサーシュミットBf109のプラモデルを作って掃除のために床に置いておいたところうっかりピトー管を蹴って壊したりいろいろしましたけど…やっぱり特殊部隊にハマったことはありませんでしたね。正規軍ではない、という意味でなら「武装SSが好き♥」ですが。
制服がカッコいいから、で始まったミリタリー趣味ですが、初期の反戦教育の影響はやはり大きくて。たとえパーティーグッズであろうと、
さらに、正直、「ナチっぽいもの」にイラっとすることもあります。
ちゃんと時代考証しているか、あるいは完全にポルノみたいに突き抜けていれば気にならないものの、「ナンチャッテ」が嫌。「どっちかにしろよ!」と言いたくなる(笑)。
ナチスドイツに限らず、テキトーにお茶を濁すのは、実際にやっている人たちに対して失礼なんじゃないかな、という謎の意識が常にある。
ミリタリー好きが高じて、BLでも軍人モノを漁っていた時期がありまして(あ、今でも)。
その中に、あったんですよねえ…国産物の漫画でSEALが。
でも、なんというか…ナヨナヨしすぎてて、どうしても…どーーしてもSEALとは思えなくて。結果的に売りました。
その時すでに、SEALの訓練が過酷すぎて吐き気を催すほどだというのは知っていたものですから。選抜体力テストだけで腕立て2分で100回とか、懸垂25回とか、マジで人間じゃないだろ。
いやお前の書いてるものだって十分に各分野に失礼だろ! と言われる可能性があるのは承知してるんですけど…。
でもって、ミリタリー好きの男子にはBL需要が無いし、BL好きの女子にはガチのミリタリー要素はお呼びでないこともわかっちゃいるんだけど…やめられない。だってどっちも好きだから。
そして、やるからにはトコトンやりたい(破産しない程度に・笑)。無事書き終えられるかもわからない状態でも。少なくとも、その分野のキャラクターならトーゼン知っているはず・できるはずの最低限の知識さえ調べずに書き出すようなことはしたくない(だから当時のお前は何を見て書いてたの…?)。これのどこがSEALs? とか思いたくないし、思われたくない。たとえそれが、やっぱりあんまり興味が持てない米海軍特殊部隊だったとしても。
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