創作と、おアシの話(夏だけに)
外に出るのも危険な暑さだというので、ひとり部屋にこもってSpotify(無料プラン)聴きながら、職場に届いた大量の無差別営業FAXの裏(白紙)にクルトガの0.3シャープ(B)でちくちく文字を書き連ねつつ思うのは、(私に限っていえば)小説書くのは金のかからないシュミだなー、ということ。
過去に数回、同人誌即売会に参加したことはあるけれど、サークル参加したことはないし、コピー誌以外作ったこともないし、そもそも「趣味で小説を書いている」ことをホントに身近な友人数人にしか言っていないので、リアルな他作家さんとの交流も無いんですよね…。なので、交際費も発生しない。
ミリタリーなんか書いていたら資料とか金がかかるだろうって?
どこかで耳にした話だと、本好きほど新刊で本買わないそうで。理由は、大量に買うから、いちいち新刊買ってたらおサイフが
商業作家さんに知られたらブッ飛ばされそうですが、そういえば私も、学術書以外で新刊買うことほとんど無い…。
学術書(専門書のコーナーにある本)を正札で買うのは、買う人が限られるだろうからここで買っておかないと、早々に絶版になるかもしれず、同じ理由で古本屋にも出回りにくいだろうし、あとは純粋に、こんなピンポイントで必要とする本を出してくれてありがとう!という感謝の気持ち。Amazonで買うことももちろんありますが、新刊書店が潰れるのは困るので、数千円なら行きつけの新刊書店で買う!
反対に、流行りのマンガや文庫になっているような小説は、出版社が多部数刷っても売れると判断している=一般大衆ウケすると思われている、のだろうから、私が買わなくても、いつか誰かが買ったものがBOOK OFFに並ぶだろうと思って、その時がくるのをじっと待つ(笑)。
まあ現実には、「私が買おうと思う」ような小説(マンガも然り!)はなかなか古本屋には出てこず、この間見たら、新刊書店の棚からも、その作家さんのだけ消えてましたからね…。
「私が新刊で買わなかったがために(売れないと判断されて)消えたのか」と心苦しくなったのですが、考えてみれば、相方にさえ「あなたはあんまり小説読まないよね」と言われるような私が買おうと思うような小説であれば、おそらくその他大勢の人から熱狂的に支持されるような種類のものではないでしょうし、よって、私ひとりが新刊で購入したところで
あと、奇妙なジンクスとして、「私が推したり、交流したりしようとする作家さんがwebから(も)消える」という現象を何度も経験してきたので、web上で応援コメント書くのが怖くもあるんですよね…。これだけ媒体が乱立している中ですから、単に発表の場を変えたか、私生活が忙しくなったなど創作活動を中断せざるを得ない事情ができたかなのでしょうが、コメントを送るどころかフォローしようと思った矢先に消えるってどうなの…(怖)。こればっかりは、「…もしかして私(無意識に)何かした?!」と思いました。
オカルトなんぞを書いていると、時には嫌でも“呪い”の効力について考える機会が訪れます。
(オカルト好きに刺さればいいんですが。あえて注釈しません)犬神筋とか、それこそ邪眼とか、そのスジの人間が恨み妬みを抱くと、頼んでもいないのに相手に不幸がふりかかる、なんてことがあるといいますからね。ただでさえ私好みの話を描いている方なんて貴重なのに…。
実際に、「パワハラ上司にブードゥーの呪いをかけるのは効果的かどうか」について研究したカナダとアメリカの研究者にイグノーベル賞が贈られているので、興味のある方は調べてみては。
カクヨムの中でも、作品以外、近況ノートを一切書かれていない作家さんをよく見かけます。匿名のネット社会だけに、お金もかからずお手軽な反面、その人が“創作活動をやめた”のか、それとも“存在すること自体をやめた”のかわからないんですよね…。
うーん、他にSNSとかやってないんだし、生存確認の意味でも近況ノートくらいあげた方がいいのかなあ? 書いてないのは図書館で借りてきたり古本屋で買ってきたりした本を読むのに忙しいからで、創作活動をやめたわけではないんだって。
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