PV:0の効用
創作エッセイ?の方が、ほっといてもじわじわPVが伸びているので言うのですが、PV:
これまた、何言ってんだお前、読まれない小説なんかに意味ないだろ、と言われそうですけれども。
でも、考えようによっては、たとえばこれで創作論以外の私のブツにガンガン★とかついてしまった日には(ないとは思いますが)、私が「私のシュミは
この雑文も、本体が本当にPV:0のうちに急いで上げないと嘘になってしまう!
そりゃもちろん、いたらいたらでそれはもう嬉しいですよ! どこから読まれるかわからないので何度でも言います! ホント~に、
昔、サービス終了したYahoo!ブログにコンタクトとって下さった方がいらっしゃったんですが、その方は歴史と銃器と装備に詳しくて、文章も面白くてその上BLもOKというマジで稀有な女性で、私もその方の小説を読みにお邪魔していたのに、いつの間にかその方のブログも閉鎖されていましたからね…。
いつかまたネットの海で巡り合うことを願って、ユーザー名変えずにこちらはカクヨムやっております。
話がズレました。PV:0がいいと思えるのはなんでかって話でした。
小説を書くときって、書くことに没頭している反面、頭のどこかで「この表現は自分の求めている効果に本当に適しているだろうか?」とか、「こういうことを書くと誰かを傷つけたりはしないだろうか?」と考えていると思います。というかそもそも、それがないと自分の文章の推敲ができない。
正直、後者については「キャラクターが何を言おうと、キャラクター=作者ではないんだし、誰に見せるわけでもないなら、小説は何書いたっていいんだよ」と思っていたりもするのですが。
とはいえ私にも、多少の倫理観や羞恥心というものはあるわけでして。
で、ですね。
折も折、ちょっと道に外れた表現に挑戦してみようと思い書き始めてみたはいいけれど、昨今のポリコレ風潮の中、これは…というものがあり、どうにも筆が進まない時がある。
コッチ方面は自分には向いていないんじゃないか、でも書いてみたいしな、何事も経験っていうし、などと悩みつつ、ひょっとしたら、進まない原因として「これを読んだ他の人から何て言われるか」を気にして書けないというのもあるんじゃないか、と思い至りまして。
でも、でもですね、そこで、PV:0なんですよ。
つまり、私が何を書こうが誰も気にしない!
これほどお気楽な環境はないのではないかと。
そう思うと肩の荷が下りたというか、ブレーキの利きが甘くなったというか(笑)。
書く上で、“冷静な他人の目”というのは常に持っていたいものの、それが行きすぎると話が進まないのに加え、狂った方向に突き抜けたくても突破できなくなる。
だったら、誰も見ていない、PV:0の今が絶好のチャンスなんですよ!
なにしろ私の第一の想定読者は“私”なんです。というより、いつの日か、この膨大なネットの海で、砂に埋もれていたブツを偶然発見した、私と似た感性の“誰か”が、
「こんなもの書いてる人がいたんだ…。こんなの好きなの自分だけかと思ってたよ…」
と、ちょっと触発されてくれれば嬉しいな、てなもので。
この、偶然、というのも結構重要で。
★やレビューはさておいて、何の気なしに惹かれるものがあって手に取って読んでみて、「え、意外といいじゃん!」となった時、誰に、何に頼るでもなくそれを発見した自分の直感というか幸運というか、にちょっぴり感動したりしませんか?
こちとらもう一般受けは完全に諦めておりますんでね、逆に言うと、そんな人間が、★もレビューもついていない、フォロワー数も0な、様子からするとSNSで宣伝とかもしてないんだろうな、普通だったら心が折れてアカウント閉鎖か放置しそうな好みのブツをたまたま見つけたときは、それこそ海岸を散歩していてうっかりダイヤの原石拾った、みたいなものです。「これがわかるの自分だけかも?!」と錯覚してみたり。
…まあ、錯覚は錯覚なんですけどね。
なんかこういう書き方すると、私がフォローしている作品の作者様を貶めていると思われないか心配になってきました…。ちゃんと、その後フォロワーさん増えたりしていますので…。
でもなんかちょっと悔しい。フォロワー数0のときフォローすると、「自分が一番に発見したんだもん!」という気持ち、ありませんか? アイドル好きな人が同じような心境になるとどこかで聞いたことがあるのですが。「メジャーデビュー前から応援してたんだもんね!」みたいな。その子が皆に好かれていくともちろん「良さをわかってくれた! 同志が増えた~!」と嬉しいものの、「この子は私だけが大事にしていた秘密の宝物でもあったのに…」という複雑な気持ち。
フォローや♥ポチはする(し、書けるならレビューも書く)のですが、ちょいと内容があまりに私好みだと「ヘタに何かすると運営にバレて消されるのでは…」という恐れのあまり、フォロー以外何もできないときもあります(笑)。
あ、完全にストーカーみたいな読み手の目線になってました。応援、じゃなかった、★やレビューされたい書き手の気持ちとは反対ですね。
しかし私自身はこんなヘタレですので、好きなものはひっそり
こんな風に考えている人間もいるので、PV:0で悩み、書くのやめようかなと思っている方がいるなら、言いたい。
PV:0の今こそ、誰も見ていないスキに悪事を働くチャンス――いえいえ、これまで胸の奥で温めすぎていて腐りそうな、闇深いアイデアを自由に試すいい機会。
雉も鳴かずば撃たれまい。
※こちらをフォローして下さっている方々に、この場を借りてお礼申し上げます。
フォロー、♥、レビュー、コメント、リアクションを頂いた際は必ずその方のページを拝見しています。作品を覗いたりもしていますので、PVは少し増えていると思います。
コメントももちろん拝読していますし、できる限り全て返信したいのですが、感想文苦手な人間なので、「これにお礼♡か👍返せればいいんだけど…」と照れるのが精一杯、な場合があり、申し訳なく思っています。「返信を書く」以外の方法実装されないでしょうか。テレパシーが使えるなら直接お礼を伝えたいくらいなのですが…。
とはいうものの、フォロワー数を増やすためにフォロー返しをしたり、本当にいいと思っていないのに、お返しに♥ポチする、ということはかえって失礼にあたるのでしたくないと思っています。「PV増えているから、読んではいるけれど、たまたま、シュミではなかったのだな…」くらいなものだと思っていただければ幸いです。
もし今後新たな境地に至って、こちらで騒いでいるようなジャンルの作品を書かれることがあった場合は、タグ付けしておいて頂ければ検索でひっかけて読みに行きますので…! よろしくお願いいたします。
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