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2023年5月23日 14:15
最近では野良犬を見ることはほとんどなくなりましたが、今から30年ほど前、所用で歩いて30分ほどかかるお宅に、夜、お邪魔することになりました。自宅を出てからしばらくして、一匹の野良犬と出会いました。彼は私を見て吠えるでもなく、警戒心をあらわにすることもなく、かといってじゃれついてくるような親密さを見せることもなく、てくてく歩く私の後を、少し距離を取っててくてくと歩いてくるようになりました。知人の家までの道のりのうち、20分は一人の男と、一匹の野良犬の散歩となりました。当方としても、何とも形容しがたい連帯感を彼に感じていました。知人の家近くで、「ほなね」と声をかけると、その言葉を理解したかのように彼はまた一人で去っていきました。とある夜の、一人と一匹のお散歩の話でした。カラスとの一瞬の気持ちの交流、その話を聞いて、上記の出来事を思い出した次第です。
作者からの返信
コメントありがとうございます!こういうことありますよね。なんとなく通じているような気がするんです。
最近では野良犬を見ることはほとんどなくなりましたが、今から30年ほど前、所用で歩いて30分ほどかかるお宅に、夜、お邪魔することになりました。
自宅を出てからしばらくして、一匹の野良犬と出会いました。彼は私を見て吠えるでもなく、警戒心をあらわにすることもなく、かといってじゃれついてくるような親密さを見せることもなく、てくてく歩く私の後を、少し距離を取っててくてくと歩いてくるようになりました。
知人の家までの道のりのうち、20分は一人の男と、一匹の野良犬の散歩となりました。当方としても、何とも形容しがたい連帯感を彼に感じていました。知人の家近くで、「ほなね」と声をかけると、その言葉を理解したかのように彼はまた一人で去っていきました。
とある夜の、一人と一匹のお散歩の話でした。
カラスとの一瞬の気持ちの交流、その話を聞いて、上記の出来事を思い出した次第です。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
こういうことありますよね。なんとなく通じているような気がするんです。