応援コメント

黒ずくめの一人と一羽」への応援コメント

  • 最近では野良犬を見ることはほとんどなくなりましたが、今から30年ほど前、所用で歩いて30分ほどかかるお宅に、夜、お邪魔することになりました。

    自宅を出てからしばらくして、一匹の野良犬と出会いました。彼は私を見て吠えるでもなく、警戒心をあらわにすることもなく、かといってじゃれついてくるような親密さを見せることもなく、てくてく歩く私の後を、少し距離を取っててくてくと歩いてくるようになりました。

    知人の家までの道のりのうち、20分は一人の男と、一匹の野良犬の散歩となりました。当方としても、何とも形容しがたい連帯感を彼に感じていました。知人の家近くで、「ほなね」と声をかけると、その言葉を理解したかのように彼はまた一人で去っていきました。

    とある夜の、一人と一匹のお散歩の話でした。

    カラスとの一瞬の気持ちの交流、その話を聞いて、上記の出来事を思い出した次第です。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!

    こういうことありますよね。なんとなく通じているような気がするんです。