第21話 騒音
【大サトー】 新生! 佐藤直史総合スレ part76 【復活】
192 名前:代打名無し@実況は野球ch板で
乱立やめえや
193 名前:代打名無し@実況は野球ch板で
最初の100レス、どこも混沌としてるな
194 名前:代打名無し@実況は野球ch板で
相変わらず怪物で草生えるwww
195 名前:代打名無し@実況は野球ch板で
誰や、大サトーはオワコン言うてたやつは
196 名前:代打名無し@実況は野球ch板で
ワイや
処分は粛々と受ける次第
197 名前:代打名無し@実況は野球ch板で
パトラッシュ、もう夜が明けるよ……
198 名前:代打名無し@実況は野球ch板で
いやもう、本当にどうにかしろや
他のピッチャーがノーノーした時こんなに盛り上がらんかったやろ
199 名前:代打名無し@実況は野球ch板で
39歳と11ヶ月でノーノーしてるのが驚異的すぎるんよ
200 名前:代打名無し@実況は野球ch板で
実質パーフェクトやろ
エラーの瞬間「ムラオカ」で埋まったのは本当に草
201 名前:代打名無し@実況は野球ch板で
守備走塁コーチしてる村岡さんになんてことを
202 名前:代打名無し@実況は野球ch板で
そのうちまたサーバーがダウンするぞw
今はもうそんなことはないはずなんだけど
203 名前:代打名無し@実況は野球ch板で
なんかそのうち問題は起きそうではある
204 名前:代打名無し@実況は野球ch板で
まだ相手がフェニックスやからいいけど
これがライガース相手ならひどいことになるで
205 名前:代打名無し@実況は野球ch板で
白石、打率ぴったり四割で草
出塁率六割オーバーってなんやねんこれ
206 名前:代打名無し@実況は野球ch板で
それでもまだ期待値的には勝負した方がマシという
207 名前:代打名無し@実況は野球ch板で
白石、ほんまに走らんようになったな
208 名前:代打名無し@実況は野球ch板で
歩かせてもいいような気はする
なお盗塁三つだけど全て成功
盗塁率の記録でも狙ってるんちゃうか?
209 名前:代打名無し@実況は野球ch板で
盗塁は得点への貢献度がさほどないし、あと怪我の可能性が上がる
210 名前:代打名無し@実況は野球ch板で
10試合で盗塁3つは普通にいいペースやろ
210 名前:代打名無し@実況は野球ch板で
トリプルスリーは狙っていると思われるwww
211 名前:代打名無し@実況は野球ch板で
NPB時代から21年連続ホームラン王の白石だけど、実は盗塁もやばい
14年連続含む17回の盗塁王も取ってる
212 名前:代打名無し@実況は野球ch板で
一人だけ性能がおかしいんよw
大サトーのバッター版と考えると分かるw
213 名前:代打名無し@実況は野球ch板で
勝利への貢献度はどっちの方が高いんや?
214 名前:代打名無し@実況は野球ch板で
そりゃショート守ってる白石の方が高い
でもWARなんていまだに統一されてないもんだしな
野球は勝負どころで勝てばそれでいいスポーツ
215 名前:代打名無し@実況は野球ch板で
単純に優勝をかけた大一番とかなら、圧倒的に大サトーの方が上
216 名前:代打名無し@実況は野球ch板で
二度と現れるはずもないレジェンド、さらば大サトー!
ひょっこり戻ってきて記録更新w
217 名前:代打名無し@実況は野球ch板で
言うてもノーヒットノーランの最年長記録は破ってないんか
山本昌www
218 名前:代打名無し@実況は野球ch板で
無事是名馬だから
219 名前:代打名無し@実況は野球ch板で
なんかでも来年もやったら普通に更新しそうではある
220 名前:代打名無し@実況は野球ch板で
球種が減ってるのは確かやからな
カーブとストレート、あとチェンジアップの割合が多い
もう変化球投手じゃないっぽい
221 名前:代打名無し@実況は野球ch板で
球速144が最高?
なんで抑えられるん?
222 名前:代打名無し@実況は野球ch板で
サウスポーでもないしなあ
三振もかなり奪ってたし
223 名前:代打名無し@実況は野球ch板で
ストレート勝負多いよな
40歳にして本格派として開眼www
224 名前:代打名無し@実況は野球ch板で
まだ39歳か
四月生まれか
本当にこれ、最年長記録の更新はありうるぞ
225 名前:代打名無し@実況は野球ch板で
とりあえず沢村賞を狙ってくれ
上杉ももうさすがに衰えたしいけるいける
226 名前:代打名無し@実況は野球ch板で
上杉の最後に取ったのは39歳のシーズンでこれが最年長記録だから
確かに今年取ったら記録更新か
227 名前:代打名無し@実況は野球ch板で
何度も言われてることやけど、高卒時点でプロ入りしていたら
228 名前:代打名無し@実況は野球ch板で
大卒200勝投手と言うか大卒して社会人になってクラブチームからプロ
さらに実働七年で200勝しているのがおかしすぎる
229 名前:代打名無し@実況は野球ch板で
さすがに今から大卒記録更新は無理か?
230 名前:代打名無し@実況は野球ch板で
無理やろ
小サトーがもう260勝してまだまだあっちでバリバリ投げてるし
231 名前:代打名無し@実況は野球ch板で
小サトーも戻ってきてレックスの黄金期再来を求む
何度もやってきたことをまたやった程度で、どうしてここまで騒がれるのか。
直史の認識はこれまでになくズレていた。
ノーヒットノーランは、珍しいことではない。
そう思っているので、世間の動向には全くもって無関心である。
だが朝目覚めて、ホテルに設置されたテレビをつければ、朝のニュースでトップで報道されていたりする。
(日本は平和だなあ)
平和ではあるがそれ以上に、衝撃的な出来事であったのだ。
念入りにマッサージをしてもらい、酸素カプセルにも入り、ゆっくりと風呂にも入った。
やや思い体を引きずって、ホテルに隣接したジムに移動する。
本日は完全にノースローであるが、やはり少しは投げないと調子が悪い。
そういうタイプの肉体が直史であるのだ。
今日はベンチメンバーの登録にもない。
先発は青砥であり、ここで勝てば勢いに乗れるかもしれない。
直史はマスコミ対策と他の選手の邪魔にならないよう、室内練習場を使用している。
キャッチボールをメインに少しだけ投げて、20球前後全力ではない程度に投げる。
スタメンのキャッチャーに定着しかけている迫水は、今日は他のピッチャーと組んでボールを受けている。
対して直史は、ベンチには入っているものの、このところ二番手扱いで、なかなか試合に出られないベテランと組んでいる。
迫水が試合に出られるのは、やはりその打撃が大きい。
キャッチャーの専門性が高くなり、打てるキャッチャーは本当に少なくなってきた現代であるが、迫水は今のところ、打撃の面では合格点をもらっている。
打率もそれなりに高いのだが、出塁率が高い。
またヒットの割合に、長打も多いのだ。
このあたりは社会人まで野球をして、プロ入りした執念が実っていると言えようか。
直史としてはまだまだ、リードに物足りないものを感じてはいる。
ただ今のNPBに直史の期待に応えられるようなキャッチャーは、ほんの数人しかいないであろうことも分かっているのだ。
迫水とは試合中のコミュニケーションの中で、成長を促していけばいい。
だが直史自身には、そんな時間的な余裕がない。
レックスは守備の配置に調整が入っている。
これまで10年以上、不動のショートであった緒方をセカンドにコンバートし、若手をショートに配置させるというものだ。
これはさすがに緒方も守備負担が厳しくなってきたということもあるし、それでも打撃がそれなりに打てるので、そちらで貢献してほしいという意味もある。
セカンドは一番守備において、判断の場面が多いとも言われる。
それをベテランの緒方にさせるというのは、ある程度は理に適った起用とも言えるだろう。
小柄であるため足腰への負担が小さく、ショートを守っていた緒方。
それでもさすがに、守備範囲は狭まってきている。
しかしそんな緒方にセカンドを守らせるのも、慣れるのに時間がかかるのでは、と思わないでもない。
ただ緒方も今年で38歳になるので、新しいショートの育成は確かに重要なのだ。
そして二軍キャンプで結果を残した左右田が一軍入りし、今日はスタメンで出場することとなっている。
投げる青砥としては頭が痛いだろうな、と直史は少しだけ心配していた。
同じ社会人チームから、二人のルーキーがスタメンということになる。
確かに社会人出身となれば、二人とも即戦力であるとは期待されるだろう。
それでも大卒から社会人の迫水と違って、左右田は高卒から社会人。
しかもショートを守るなら、もう少し育成してからでもいいのでは、と直史などは思う。
だがそういった時期尚早の面も含めて、これが今のレックスなのだろう。
若手が多く、チーム内での競争が激しい。
プロの世界というのは、それが当たり前であるのだ。
むしろ他のチームの選手との方が、同じチームの同じようなポジションの選手より、仲がいいとさえ言われたりする。
一通りの調整を終えた直史は、チームの他のポジションも見ていく。
特に見ていくのは、バッティング練習だ。
現在のレックスは、かなり守備力を重視している。
それでエラーがそこそこ出ているのだから、起用方が間違っているのではないかと思うのだが。
一軍の控えの中には、かなり打力のある選手もいるのだ。
守備がまずいと言われているが、それを考慮したとしても、打線に厚みを持たせた方がいいのではないか。
直史自身としては、エラーの出ない守備力を期待するが、他のピッチャーはそうではないだろう。
ここまでの九試合、レックスは四点以上取っていれば、試合には勝てている。
逆に三点までで勝てた試合は、直史の投げたものしかない。
野球は点を取らなければ勝てないスポーツだ。
そしておおよその場合、点の取り合いで勝敗が決まる。
他のチームの動向を見れば、今のところライガースが頭一つ抜けている。
だが多くても10試合しか経過していない段階では、ペナントレースの予想などは難しい。
主力の離脱などで、一気に情勢は変化していくはずだ。
ただそれでも直史は、ライガースの状態だけは、しっかりと確認しているのであった。
ノーヒットノーランを達成された翌日のチームなど、お通夜状態か逆に開き直っているか、そのどちらかであろう。
だが少なくともレックス側は、直史の行ったことの影響が大きかった。
マスコミの騒々しい取材が続いている。
もっともローテーションの直史は、今日はベンチにも入らないので、取材をしようと思えばクラブハウスに行かなければいけないのだが。
オープン戦でフルイニングを投げきった時に比べても、体調は悪くない直史である。
結果としてはあの時よりも、ピッチングの内容は良かったのだが。
単純に試合で投げるのを、体が思い出してきている。
それでも以前のように、自由自在に投げるというわけにはいかない。
試合を重ねるたびに、疲労は蓄積していく気がする。
おそらく夏場に少し、投球間隔を空けなければいけなくなるかもしれない。
肉体年齢を誤魔化すのは、もう無理がある。
老いとまでは言わないが、衰えを感じる。
対して大介は、ほぼ全盛期並の数字を残している。
もっとも走塁に関してだけは、かなり成功率を重視しているようだが。
お互いに支配的なプレイヤーではなくなりつつある。
だがそれは自然の摂理であるのだ。
不変にして不滅のものなどないのだから。
(記録映像の中にだけ残っていくものなのかな)
だが野球などのスポーツは、やはりライブ感が重要となる。
スポーツは基本的に、同時代の人間のためのものなのだ。
そのあたり同じく肉体を使うバレエなどとは、やはり違う価値があるのであろう。
直史がシーズン早々に、いきなり傑出したパフォーマンスを見せたことは、この年のプロ野球が熱くなることを予感させた。
大介は大介でホームランを量産し始めたのだが、パフォーマンスの種類が違う。
積み重ねていくタイプのホームラン記録などは、シーズンの終盤にかけて盛り上がっていく。
だが直史のピッチングは、その一試合で完結する舞台と言ってもいい。
主演、佐藤直史。助演、その他全部。
極端な話をしてしまえば、そんなものである。
こんな試合をしてしまったのが、周囲に与えた影響は大きかった。
まず対戦相手のフェニックスは、上手く開き直れたらしい。
ほとんどパーフェクトのノーヒットノーランをされたのは、生き恥のようなものである。
そもそも今年もスタートダッシュには失敗していたので、士気は低くなっていた。
だがそのマイナスに、マイナスをかけたらプラスになることもあるらしい。
前日に直史の行ったピッチングは、むしろ味方の青砥にプレッシャーを与えてしまったのかもしれない。
青砥もいいかげんに長いピッチャーであり、リリーフでも敗戦処理などから、なかなか厳しい道を歩いて、ローテーションをつかんだピッチャーだ。
その青砥が、熱を持ってしまっている。
気合が入っていればいいピッチングが出来るわけではない、というのが野球である。
初回に三失点して、いきなり交代させられるかと思った。
ただその後は、なんとかランナーを出しつつも、点を取られることなく抑えていく。
六回までを投げて、その初回の三失点のみ。
ただし打線の方は、そこまでに二点しか取れていない。
昨日の直史の援護で取った点数を、少し都合してほしいものである。
負け投手の状態のまま、青砥はリリーフにマウンドを託した。
六回三失点というのはクオリティスタートである、文句が出るような内容ではない。
だがこの時点ではレックスの打線が二点しか取れていない。
フェニックスもここから、リリーフ陣がマウンドに登る。
レックスとフェニックスの戦力構成は、似た部分がある。
それはリリーフ陣の厚みが、かなりのものであるということだ。
試合の終盤までに、リードして迎える状況というのが少ない。
なので宝の持ち腐れとなっているのだが、この状況では有利である。
2-3で一点リードされている。
昨日は一人もリリーフ陣を使っていないので、レックスはビハインド展開ながら、勝ちパターンのリリーフ陣を使ってもいい。
ただ明日の試合は、上谷が先発なので、それほど余裕もないだろう。
先を見据えていくなら、やはり勝ちパターンのリリーフはリードしている状況で使いたい。
せめて同点であれば、話は違ったのだろうが。
貧打のフェニックス相手であったので、二点以内に抑えておけばよかったのか。
それならばせめて、負け星はつかなかった。
だがこれを理由にマイナス査定がくだったら嫌だな、とも考える青砥である。
勝ちパターンではないが、敗戦処理でもないリリーフ陣が、自分の場所をつかむために頑張ってほしい。
そう、かつていた星のように。
しかしその想定は甘い。
一点までに抑えていれば、勝ちパターンのリリーフで、勝ち星が増えていたと考えるべきであろう。
あるいは自前のバッティングで、どうにか一点を取っておくべきであったか。
期待というのは常に裏切られると考えておいた方がいい。
世の中というのはそういうものであるのだ。
リリーフ陣も打ち込まれて、最終的なスコアは6-4。
味方の打線も3イニングで二点を追加してくれた。
結果論だが勝ちパターンのリリーフ陣を使えば、勝っていたかもしれない。
だがその点、レックスの首脳陣の選択は、かなり教条的になっていた。
10試合を消化して、貯金が一つも出来てこない。
ただ重要なのは、終盤にどれだけ勝っているかだ。
少なくともこの試合、レックスは新戦力がそれなりに機能していた。
セカンド緒方というのは、その視野の広さから、現状ではいいのではないかと思われる。
ショート左右田というのも、目だったミスはないどころか、その守備範囲は広いとさえ思わせた。
シーズンは長いのだ。
序盤で五割勝っていれば、終盤に勝負にいける。
それが育成中のチームの特徴であって、特に二軍の調子も良ければ、シーズン中にどんどんと試していけるのだ。
去年までの、戦力が全く足りていないレックスに比べれば、今年は若手の成長が見られる。
ファンとしてはその新生レックスに、レジェンドが戻ってきたというのが、楽しみなシーズンとなっているのだ。
ただ緒方に青砥と、ベテランは疲労している。
ポジションチェンジに、クオリティスタートでの敗北。
もちろんそういったピッチングをしていても、負ける時はある。
どちらかというと青砥としては、ベンチの采配に文句がある。
フェニックス打線を考えれば、あそこは勝ちパターンの継投をしてほしかった。
もちろん勝ち星はつかないが、負けもつかない方が、先発としては嬉しいのだ。
青砥は現在、プロ通算成績で、勝ち星が負け星を、少し上回っている。
ホールドは100を超えていて、セーブもそれなりにあるという、まさに便利屋的な使われ方をしてきた。
しかしローテーションのピッチャーとしては、今のレックスには必要な戦力である。
通算200勝などは全く見えないが、それでも100勝には到達している。
引退後の人生設計が、それなりに見えてきてはいるのだ。
フェニックスとの第三戦先発は、この間の登板を雨で飛ばされた上谷である。
リリーフ陣を継投させてもよかったのだろうが、青砥の試合である程度使ってしまっている。
なのでここでは上谷が投げて、どうにか貯金を作ってほしいという状況だ。
ただ上谷は貯金を作っていけるピッチャーではない。
首脳陣も最終的に、やや負けが先行するぐらいでも、許容範囲だと思っている。
ペナントレースの開幕直前、首脳陣は今年の勝ち星がどれだけ取れるか、ある程度は計算していた。
オープン戦での実績などから、直史は15勝ぐらいは勝ってくれるのではと思っていたのだ。
他には三島とオーガスが足して25勝、青砥と上谷は足して15勝。
もちろんこれだけでは、クライマックスシリーズに進むのには絶対に足りない。
新しい戦力が、下から上がってくる必要がある。
そしてそれは、決して難しいものではない、とも思っている。
今のローテ陣は、あまり強力なものでもない。
それに年々、先発ピッチャーに勝ち負けが付くことは、少なくなってきている。
直史が平然と20勝してしまうのが異常なのだ。
この試合は珍しく、両チームの打撃戦となった。
そういう試合であると、継投のタイミングが、最終的な結果につながってくる。
前の試合でレックスは、勝ちパターンのリリーフを使っていない。
なので五回で一点リードという場面で、リリーフに継投に持っていく。
フェニックスもそれに続いたが、これはレックスの有利に働いた。
リリーフが開始してからは、逆に今度は投手戦となっていく。
レックスの場合は二遊間が、上手く機能するか二試合目の実験だ。
本来の予定通り、やはり左右田もショートとしては深い位置にまで追いつく。
これを七巡目で取れたというのだから、直史はチームに復帰する以前に、レックスに貢献していてくれたことになる。
最終的には6-5でレックスが勝利。
常に一点以上のリードを守り、上谷に勝ち星がついた。
勝ち星の意味があまりなくなっているとは言いながら、勝ち投手になったら嬉しいのは、今でも変わらない。
開幕から11試合が終わり、直史は既に二勝。
だが勝ち星だけなら、既に二勝しているピッチャーは他にも数人いる。
今のプロ野球は基本的に系統が主流のため、先発に勝ち星がつくかどうかは、かなり本人以外の能力に依存する。
直史を除いては。
その数字を示すなら、防御率は0.5、WHIP0.33、奪三振20、イニング数18といったあたりが、リーグトップである。
またここまで、フォアボールは一つしか記録していない。
まだ二試合だけであるが、既に一試合はノーヒットノーランを達成しているので、今後も投球内容に期待は出来るであろう。
ピッチャーとしてはここまで、両リーグを通じても、最高の成績である。
これに匹敵する数字となると、やはり大介が挙げられる。
打率0.394、OPS1.55 5本塁打、9打点、20四球。
これだけ勝負を避けられていながらも、結果を残しているのが異常なのだ。
おそらく今年のシーズンMVPは、この両者の直接対決で決まるのではないか。
もしそうならば四割打てれば一流のバッターである大介の方が、不利になると思えるかもしれない。
だがそんなに甘いものではないことを、直史はちゃんと分かっているのであった。
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